すったもんだ日記帳 Yuriko Hara’s Blog

Pianist 原 由莉子 のmusikalischな日々

通訳初体験!

6月!

卒試&入試 真っ最中シーズンです!!!

 

 

ということで、友達の卒業試験を聴きに行きまくる日々♫

ウィーンで出会い、一緒に頑張った仲間の渾身の演奏を聴かせてもらっては

胸がいっぱいになっておる(/ _ ; )✨✨

 

普段よく遊んでても、演奏聴かせてもらうのは初めてって子もいて

どんな音楽してるのか、新しい一面を見ることができたり。

 

いいリサイタルやと、あぁ〜私も弾きた〜い!!!頑張ろう!!!!ってなる✨✨✨

 

いい作品・いい演奏にいっぱい出会えた、大変刺激的な日々でした。

 

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↑Vokalbegleitung の時の。

 

 

 

変わって、入試!

 

なんとなんと、日本におられる本ブログの読者の方が、この度ウィーンの音大のピアノ科を受験されるということでご依頼をいただきまして…

 

人生初のレッスン通訳をさせていただきました…!ʕʘ‿ʘʔ

 

 

 

まず!全くお会いしたことのない方が、このブログを通して私なんかを頼ってくださる、ということに感激(ToT)✨

 

 

反面、私の3歳児ドイツ語レベルで、お受けしてもいいのか………?という不安もありました。

 

 

ドイツ語を聞いて、自分の頭・感覚として理解はできていても

それを瞬時に日本語にして口から出すっていうのは

また全然違う作業なのではないか?

その独→日→口 回路、私に備わってるのか???

 

と、初めてのことに戦々恐々としつつも……

 

大学の校舎で初めてお会いし、レッスンへGo!

 

 

一曲ずつ頭から弾いては先生が止め、ワンポイントアドバイスっていう、30分程度のVorspiel やったけど

 

大学に入ってからの曲の取り組み方の話とか

楽譜の版の話とか

試験本番の心構えとか

 

かっこつけていたのか←、予想外にいろんな話をしてきやがったっっ😂

 

 

となると

 

 

先生の喋りを途中でさえぎって自分が喋りだすのが難しい!!!!

 

というまさかの難点でした。

 

 

区切りのいいとこで一旦なにか言っとかないと

彼女も私もわけわからんくなるし

 

 

先生と重ねて喋る時に、自分の声のボリュームが正解かどうかもわからんし……

 

 

という、やってみて初めて気づいた通訳の難しさ😳

 

 

 

 

一番心配していた、レッスンでの指摘を日本語で即座に口に出す、っていうことに関しては

思っていたよりできた\(^o^)/ (と思う……多分……)

 

 

それでも慣れるまでは、気を抜くと

 

「zu kurz にならないように!

そこはもっとZeit nehmen して!

……あれ?」

 

 

と、ルー語を言っていたけどな😂😂😂

 

 

全然通訳になってないし!!

一番重要なところドイツ語のままやし!!!

 

 

 

あ、やべっ、と思って集中したら切り替えできたけど

めっちゃごめんなさいでした(笑)

 

 

 

と、こんな感じ↑ではあるものの

ピアノのレッスンの通訳なら、これからもお手伝いができそう(*⁰▿⁰*)

 

私自身もすごく楽しかったし、もっとやってみたいと思った!!

 

 

「今この場にいる人たちの意思疎通をコントロールできるのは私一人しかいない」

 

っていう全能感もいい(笑)

 

 

 

ブログきっかけで、初めての経験をさせてもらえて嬉しかったです😊

どうもありがとうございました!!!