すったもんだ日記帳 Yuriko Hara’s Blog

Pianist 原 由莉子 のmusikalischな日々

女2人ブダペスト旅 其の三

ウィーンからブダペストへの旅、ラスト!

 

 

 

王宮から帰ってきて宿で休憩したのち

地下鉄に乗って移動します。

 

こんなに可愛い駅のホーム😍

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ブダペスト1番線は、世界で3番目に古い地下鉄で、世界遺産やって!

たしかにかなりレトロで不安だった←

 

 

Hősök Tere 駅を出ると目の前に

 

 

英雄広場

 

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ここまでドッカーンと抜けた広い広場は

今まで行ったところのどこにもない気がするな。

空が広い。

 

 

めっちゃ内股な私である
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英雄広場から奥の市民公園にはいり、まっすぐ歩くと左手にある黄色の建物が

 

 

 

ヨーロッパ最大の温泉施設

セーチェニ温泉です!!!

 

 

 

もうね、あれこれ言わないので、これを見てくださいな( ´_ゝ`)

 

 

 

 

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楽園かな?

 

 

 

 

男女混浴、水着着用です!

 

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ヨーロッパの温泉ってぬるめやから

真冬の露天風呂なんか入れるのか?と心配してたけど

浸かってる間は全然大丈夫だった!

 

まあ出はいりは、リアクション芸人の動きになる。

 

 

 

室内

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テルマエロマエ……!

 

 

熱いお風呂はないけど、ポカポカするぐらいのお風呂はいくつもあって

くーちゃんと、終始無言で湯に浸かっておりました(笑)

 

 

あとサウナもいっぱいあった!

 

ヨーロッパのサウナは全裸男女混浴が多い中

ここは水着やから堪能できた!!!!

めっちゃよかった〜〜〜\(^o^)/

 

 

2時間半ほど風呂とサウナを行き来しました!!!!!

 

 

 

すっかりふやけた後は

温泉の向かいにあるお城!!を散策。

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クリスマスマーケットがでてて、すごくいい雰囲気…♡

 

 

ホグワーツ……!
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お城の横にはスケートリンク
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なんかもう

だったんですけど〜〜〜〜♡♡♡♡♡

 

 

 

みんなが幸せそうで、私たちも幸せ…(*´꒳`*)

 

 

 

 

夜の英雄広場もなんとも幻想的な雰囲気✨
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アンドラーシ通りが大阪の御堂筋ぽい
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いや〜、ブダペスト好きや😭💕

 

 

 

イタリアよりドイツが好きな理由は

なんやかんやで言葉がわからんってのが大きい理由やろ、と自分でも思ってたけど

 

 

ハンガリー語の方がイタリア語よりも何倍もわからんのに

ブダペストはもうほんまに好きやった。

 

 

 

あと、結構いろんな人から

ブダペストは一歩でも路地入るとすっごい怖いよ!」と言ってもらってたけど

 

少なくとも今回うろついた場所では

「全くそんな気配ないよなぁ?」でした🙂

 

 

 

とはいえ、私ら2人が他の治安悪いところに慣れすぎてるだけかも← やし

日本人観光客はやっぱりいいカモになり得るので

絶対警戒するに越したことはないです⚠️

 

 

でも、住みやすそう〜!っていう印象!

ほどよく都会。物価も安いし。

 

 

 

夜は、宿にて

持ってきたパスタソース明太子のスパゲッティを食べた(笑)

全然食費のかからない2人(笑)

 

 

 

 

翌朝、帰りのバス乗り場へ向かう前に

ハンガリーの音大といえば、の

リスト音楽院

 

を見に行った✌︎

一応2人とも音大生なのでね✌︎

 


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リスト様!

リストが作った学校って……冷静に考えるとすげーな………

 

 

 

そして、学校の側面(そくめん?笑)には………


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私の!大好きな!作曲家(兼指揮者兼ピアニスト)の

 

エルネー・ドホナーニ氏のプレートがっっっ!!!!!∑(゚Д゚)

 

プレートどころか、通りの名前にもなっとるし!!!!!!!!!∑(゚Д゚)

 

リスト音楽院の院長・教授してたらしい。

 

 

 

いや……この旅でまさかドホナーニに出会えるとは思わんかった………感激である…………

 

 

最後の最後にちょびっとだけ本業にまつわる経験もできてよかった(*^ω^*)

 

 

 

そして来た時と同じバスで帰りました〜!

帰りはほぼ時間通りに着いてよかったよかった。

 

 

 

………という、最っ高に気持ちのいいブダペスト旅でした*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

 

 

ゆっくり過ごせたからめっちゃくちゃ英気を養えたよ(^^)♫

とにかく(私は)ノンストレスやったのは、なによりもくーちゃんのおかげである♫♫

 

 

 

バス往復3000円で行ける国やし、行っても特にお金も使わんし

あったかい季節にもまた行ってみたいなぁ〜🌷

 

 

女2人ブダペスト旅 其の二

ウィーンからブダペストへ の旅2日目!

 

翌日はすっきり快晴&あったかい!☀️✨

超観光日和でした!!!

 

昨晩のくさり橋をバスで渡ってから

王宮の丘へと登ります٩( 'ω' )و

 

 

 

 

ケーブルカーのチケット売り場の長蛇の列に並んでたら勧誘された

 

・ケーブルカー上り下り往復料金と同額で上り下り

・各観光スポットにバス停あり

・好きなバス停で乗り降りできる(降りずにスルーでもいい)

・いつでも周遊してる車に乗れる

 

 

という、特に欠点が見当たらないキャッスルシャトルバス

というこれに乗って上まで登りましたよん。

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まずは、マーチャーシュ教会⛪️

 

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かわい〜(((o(*゚▽゚*)o)))♡

 


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「めっちゃブダペスト好き。早くももう一回来たい。」って言ってる二人(笑)

 

 

 

マーチャーシュ教会の内部を見学するのは

時間決まってる&お金かかる で

この後時間になって来てみたら、チケット売り場すっっっっごい並んでたので

びびってやめました(ToT)

 

ネットで検索したら、めっちゃキレイそうやったので

中見たい方は、早めに並ぶことをオススメします……!

 

 

 

漁夫の砦🎣

 

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からの絶景✨
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それにしてもいいお天気である(*^ω^*)

 

 

 

 

1827年創業の老舗カフェ、Ruszwurm で休憩🍰

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ちっちゃいお店で混んでるけど

お持ち帰りの人もいるから少し待ったら座れた!
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お目当ては、このケーキKrémes クレーメシュ
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カスタードクリームをパイ生地で挟んだもの♡

めっちゃ美味しかった〜♡

 

 

ブラブラと町歩きしまして

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ブダ城🏰


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この日の一番最初、丘の上に着いたのが11時ぐらいで

写真撮りまくってお茶もしてあてもなく歩いてってなゆっくりのペースで見て

終わったのが14時ぐらい。

 

 

 

マーチャーシュ教会の中とか、お城敷地内の国立美術館とかを見学したとしても

半日あれば見終われるのかな〜と思います!

 

 

 

ド観光地でめっちゃ人もたくさんいるのに

なんか静かというか……不思議な世界やった…(°_°)

でもすごい好き♡

 

 

 

一旦宿へ帰って休憩後

温泉へと向かいまーす!

女2人ブダペスト旅 其の一

ちゅーわけで!

 

くーちゃんとウィーンからブダペスト出発!

交通機関は、もちろんバス!!!

 

電車でもバスでも3時間弱で行けるというので、それなら安いバスで。

 

 

 

今回は、REGIO JETという会社のバスを使いました。

ウィーンブダペスト間が、このハイシーズンの週末で片道13ユーロ\(^o^)/

 

調べてみるとチェコの私鉄の会社だそうで、電車もあるみたい。

ウィーンからプラハやブルノへの路線が主なようです。

 

 

バスは、Hauptbahnhof のSüdtirolerplatzからでていて……

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格安やし、全然期待してなかったんだけど

乗ってみたら

 

 


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飛行機……?

 

各席モニター付きバスは初めて(@_@)

コーヒー、紅茶サービスもありました。すごいぞレギオジェット………

 

 

ただ、英語・ドイツ語版の映画は残念ながら少なくて

ひとつもわからんチェコ語ミニオン観てました。
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わからんかった。

 

 

 

このバスが遅れに遅れて

到着したのは予定より3時間遅い15時……_:(´ཀ`」 ∠):

 

バスは地下鉄緑色4番線の終点、Kelenföldに到着し
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ブダペスト地下鉄路線図!

 

 

市内中心部の宿まで移動。

 

 

 

今回の宿もAirbnbやったんやけど

初めて、家主に一切会わないパターンの部屋(家主がマンションの一室をゲストハウス用に借りてる)でした!

鍵は事前に知らされる暗証番号式、もちろんキレイなキッチン・トイレバス付きでサイコーだった(//∇//)

 

もうもはや旅はホテルじゃない方が好きかもしれん。

 

 

 

 

しっかし、バス遅延のせいで外はもう真っ暗、しかも雨模様……おまけにお腹すきすぎて

これから観光に出かけるのはもう不可能。

 

なので、ひとまず近所でご飯にすることに。

 

 

 

 

……の前に、ハンガリー国立歌劇場

が、とっても近所にあることがわかったので

お店を探しながら観に行った\(^o^)/

 

 

 

なんとあのマーラー音楽監督を務め

リヒャルトシュトラウスフルトヴェングラーカラヤンも客演指揮した

歴史あるハンガリー国立歌劇場がこちらです!!!

 

 

 

 

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/(^o^)\/(^o^)\/(^o^)\

めっちゃ工事中〜〜〜_(:3 」∠)_

 

 

別日に撮った正面(笑)
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そこまで隠さんでも!ってぐらいがっつりしっかり工事中でしたわ/(^o^)\

 

 

でも中は入れた!
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ウィーンのオーパーとかなり似てるような……(*⁰▿⁰*)♡

 

 

 

その後、何故かハンガリー全っっ然関係ないシーフードレストランで海鮮を堪能し(笑)

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ハンガリーといえばトカイワイン♡


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食べたら元気になったし、雨もあがったので

有名な旧市街の夜景を見に行くことに✨

 

 

バスで橋のふもとまで行って

ドナウ川にかかる、くさり橋を歩いて渡るよ!

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ドナウ〜
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橋の向こうは王宮🏰
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右手の建物は、国会議事堂
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渡りきった!
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ドナウ川沿いを散歩

なんてキレイなの………✨
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電球の色が全部黄色という、アジアとかアメリカではきっと見られない夜景で

すごーくロマンチックでした(*^ω^*)✨

 

 

 

 

こう見えてまだ19時台やったので(だって移動してきただけやからな😂)

帰りにスーパーで食材を買い込み

醤油とかみりんを詰替容器にいれて持参していたため、宿で鶏のからあげを揚げ(笑)

夜中までワインを飲みながらくーちゃんと語り明かしました🍾💕

なんて最高なんだ…………

ウィーンはらツアー

2018年もいよいよ終わりを迎えようとする頃

私にとって超ウルトラビッグなイベントがありました!

 

 

大好きな友達のくーちゃんがウィーンへ襲来\(^o^)/

 

 

 

 

くーちゃんは、高校・大学が同じで

今ドイツに留学中のピアニスト٩( 'ω' )و

 

教室や学食でいつも一緒にいた……わけでは全然ないんやけど

不思議と10年、ず〜っとず〜っと仲良くしてもらっています。

 

 

 

 

そんなくーちゃんが来てくれると言うので

一日はしっかりウィーンを紹介しなくては!!と

張り切ってはらツアーを敢行!

 

 

 

く「原が何回も行ってるとこやったら、私一人でも行けるし別にいいで?」

 

は「大丈夫、はらツアーは、はらが行きたいところにしか行かない。

 

 

ひどいwwwwwwwwwww

 

 

 

そんなはらツアーのテーマは

もう皆様御察しの通り

一日でウィーン世紀末芸術を堪能しよう

です。

 

 

 

 

ハプスブルク家

 

…………だけじゃないウィーンの魅力を知ってもらおうっていうコンセプト!

 

 

なので

 

 

 

は「美術史美術館やシェーンブルン宮殿は、はらツアーには絶対組み込まれへんから、行きたかったら勝手に行ってな。」

 

 

ほんっっっとひどいwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

 

 

 

 

まぁ一応、美術史美術館もシェーンブルンも

一緒に高校の音楽科研修旅行で一回行ったことがあるからね。

まっっっったく覚えてないけどね!!!!

 

 

 

 

 

 

というわけで!

 

まずは

ベルヴェデーレ宮殿

 

 

 

クリムトの接吻

 

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からスタート。

 

 

 

町を歩けば

 

接吻接吻モーツァルト接吻モーツァルト接吻接吻モーツァルト接吻接吻接吻接…………

 

とそこかしこで目に入る、ウィーンで一番有名な絵ですが

 

やっぱり本物の作品の持つエネルギーはすごい!

 

 

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接吻を眺めるくーちゃん。

 

 

その後上宮の美術館をしっかり観てまわり

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メッサーシュミットの変顔と見つめ合うくーちゃん。

 

 

 

外へ出て下宮へ移動。

 

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当初の予定ではレオポルト美術館へ行こうかと思ってたんやけど

ちょうど下宮でエゴン・シーレをやってたので、それで済ます← ことに。

 

 

でもかなりいいコレクションで

急にめっちゃ喋り出す私。激アツ。(笑)

 

 

死と乙女とか見(せ)ました。

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いや〜暗いね〜なんて暗いんだ〜好きぃ〜

ちゃーんちゃちゃちゃちゃん!←シューベルト

 

 

 

で、お腹ペコペコやったので

ちょうど下宮からでたところのブロイ Salm Bräu

スペアリブ🍖とビール🍻で乾杯🎉

 

 

 

 

 

店の前からトラム71番でカールスプラッツへ移動し

オーパーなどを眺めつつ

 

私が今回のはらツアーで、くーちゃんに一番見て欲しかった 

 

ゼセッシオンへ!!!!

 

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ベートーヴェンフリースを見に行きました。

 

 

 

ベートーヴェンフリースとは……

 

ウィーン世紀末の芸術家たちのグループ【分離派】がゼセッシオンでの展覧会を開くにあたり

クリムトベートーヴェンの第九のストーリーになぞらえて制作した壁画

 

 

分離派ってのは

保守的な奴らから離れてやるぜ!っていう、1897年に発足した、攻めたほうの芸術家グループ。

 

 

前記事に書いたリヒャルトシュトラウスのメタモルも十分すごいけど

 

楽家だけじゃなくて画家も、芸術家としてベートーヴェンを(さっきのシューベルトも)リスペクトした作品を作るってのがすごい………

 

 

今から100年以上前でも、ベートーヴェン・第九は芸術家にとって特別な存在であったというのがわかって

今ここに生きていて、同じくベートーヴェンをリスペクトしながら芸術を学んでいることが

本当に尊くて有難いなと思える気持ちになる、大好きな作品なのです。

 

 

 

なにより、壁画やからウィーンででしか見られないしね…!!!!!!!(>_<)

 

 

写真撮れないから、我が家に飾ってるポストカードで一部紹介。

 

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実物は、決して派手な作品じゃないけど

ちゃんと第九!!!

私が第九が死ぬほど大好きってのも大きいけど、ほんまにほんまにほんまに何回見ても涙が出そうになる……いつまでも、何時間でも見ていられそう。

 

 

 

 

その後、ケルントナー通りを歩……こうとしたら

シュテファン寺院付近、シュニッツェル屋さんの老舗レストラン・フィグルミュラー前で

3時間前にまさかの銃撃事件があり

一人が亡くなったというニュースが😱😱😱

 

やけど、ぜんっっっぜん町はざわついてないし、警察も一人も見ないし

 

は「絶対この行き交う人たち、事件のこと知らんでな」

 

ってぐらい平和やったし

なにより

 

く「まぁ犯人は現場には戻らんやろ」

 

の一言で………

 

 

 

 

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事件現場付近からお届けしました。

 

 

 

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シュテファンひさびさに入ったけどやっぱりキレイ。

高校の時にここで演奏した時に

窓から陽が射して感動したのだけは、二人とも覚えてた!

 

 

 

そしてはらツアーラストを飾るのは

 

国立歌劇場で

Hänsel und Gretel 

の立ち見〜!

 

開演2時間前から並んだよ。

 

 

私がヘングレ大大大好きなのも、もう毎年書きすぎて飽きてるから割愛しますが←

 

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今年もやっぱり最高だったな……

なんてハッピーな気持ちになれるオペラなのかしら…………

 

 

 

 

 

これにて

くーちゃんの希望をガン無視した

はらによるはらのための、ウィーンはらツアーは終了/(^o^)\

 

くーちゃん、ついてきてくれてありがとうwwwwwwwwwwww

 

 

翌日から、ハンガリーブダペスト

女二人旅に発ちます!!!!!

ペトレンコを聴いた

ウィーンフィル定期\\\\٩( 'ω' )و ////

 

三年ぐらい前?、ペトレンコ氏ウィーンフィルデビューを聴きに行って

なぁぁぁんてステキなの😍とすっかりファンになって以来の拝聴でした!

 

 

この日のプログラム

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一曲目は現代曲やったけど

どちらかというとスターウォーズ系の楽しいいい曲でした🌟

 

ウィーンフィルを筆頭に他のオケも

現代曲をやる率がほんっとに高い!

これもこちらに住んで、日本との違いをめちゃめちゃ感じるところ。

 

 

 

そしてそして!!!!

何よりこの日の演奏会で私が静かに感動に打ち震えたのが

 

リヒャルトのメタモルフォーゼンです(;ω;)✨✨✨✨✨✨✨

 

 

 

Metamorphosen (変容) っていうタイトルは聴いたことあったものの

 

私、勝手に頭の中で【死と変容】やと変換していて

 

曲始まって、あれ?(´⊙ω⊙`)←

 

 

ちなみに、【死と変容】はドイツ語で Tod und Verklärung なので

日本語では 【死と浄化】と訳すべきだわ!!!

 

 

で、もう一回プログラムを見直したら

〜23人のソロ弦楽器奏者のための習作〜とか

めちゃくちゃカッコいい題ついてるし

もうそれだけで私のタイプ(//∇//)

 

普通に、弦楽のための、とかじゃなく

あくまで ソロ×23人 と書くところがツボ。

 

 

しかしなによりも、曲が好きすぎたのです………昇天した…………

 

 

まずハーモニーとか転調の仕方とか、めちゃくちゃ好きなやつやったんやけど

 

私の大好きな、ウィーン世紀末の絵画(分離派のあれ)を彷彿とさせるような

 

どうやっても救いようのない、堕ちていく、無くなっていく、頽廃的なムードがずっと漂っている。

どんなに美しいメロディー・音が鳴っていても

すごく悲しくて、死を感じさせるのね。

 

なんて暗い曲なんやろう………なんなのこの曲は……………

 

と考えながら、立ち見席で震えておりました。

 

 

 

 

で、あまりにも曲が気に入ったから

帰宅後即YouTubeで聴きつつ(どんだけ)(しかも二回) 

メタモルフォーゼンをググってみた!

 

 

 

 

らですよ!!!!!(@_@)

 

 

 

もー本当にびっくりしたんやけど!!!!!!!(@_@)

 

 

 

 

 

以下Wikipedia より抜粋↓

 

ナチスドイツ崩壊直前の4月12日に完成された。

第二次大戦によってドイツの町並みや農村の風景などが破壊されて行き、自作の初演が行われた多くの劇場や音楽会堂も次々と瓦礫と化していく中で、ドイツの歴史や古くからの文化、伝統の喪失に対する悲しみや、崩壊していく祖国への惜別の思いを込めつつ敢えて筆を進めたという。そして45年2月にベルリンの国立歌劇場やドレスデンの国立歌劇場を始め、3月にはウィーンの国立歌劇場が破壊されたという悲報に接し、「取りかえしのつかない消失についてのなげき」を表すために作曲されたもので、戦争に対する抵抗の音楽となっている。

 

 

 

えーーーーっっっ!!!)^o^(

 

これもー

ピタリ賞やんかーーーっっっ!!!)^o^(

 

 

 

さらにさらに…………

 

 

曲の終末9小節には“In Memorium”と書き込まれて、そこからベートーヴェン交響曲【英雄】の第二楽章 葬送行進曲の冒頭が低弦によって演奏されるのであるが、これによってこの曲がドイツの死を悼む音楽であることが明かされるという。

 

 

 

( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)

 

 

それは……さすがに気づかなかった………

というか、はじめから葬送のテーマがメタモルフォーゼしていってたらしいです。

 

なにその伏線の回収………

 

ドイツをベートーヴェンで表すってのがまずツボすぎるし………

 

やっぱりこのウィーン世紀末時代の、ベートーヴェンへのリスペクトはほんまにすごいんやな………。

 

 

 

と、このウィキ読んで、号泣してしまったヽ(;▽;)ノ

めっちゃいい!めっちゃいい曲!!!!好き!!!!!

 

 

てか

会場で、曲の背景を一切知らないで聴いてる私に

ちゃんと、只事ではない死の影を感じさせる演奏をしてくれたペトレンコ氏がすごすぎる!!!!

 

 

こんなん、後からなんぼでも書けるから信じてもらえないかもしれんけど、本当の話です(笑)

 

 

 

 

いやー、曲としては地味やし、絶対演奏難しいし、なかなか聴けないと思うので

ウィーンフィルソリスト達でこんなに素晴らしいものが聴けて、本当に良かった(>_<)

 

せっかく曲のエピソードを知ることができたし

知った上でまたどこかで聴きたい…メタモルフォーゼン………

 

こうやって、知ってることが増えていくのが

楽しくて仕方がないわ……!✨

 

 

 

 

 

ちなみにメインのブラ4も素晴らしかった。

 

この解釈が正しいかどうかはわからないけど

ブラ4って、こんなに静かな曲やったのかって思いました。

音量があっても、どこかに精神的な静けさがずっとちゃんとある。

 

 

 

すごく知的で上品で、大好きなタイプの演奏でした(*´꒳`*)

うん、知的で上品な演奏が好きだ……!

 

 

 

ペトレンコ氏を初めて聴いた時のプログラムは

メンデルスゾーンスコットランドやったんやけど

ななななななんていい曲なのメンデルスゾーン!!!!!!!

 

やったし

 

今回、リヒャルト・ブラームス が最高やったから

 

シューベルトとかブルックナーとかも聴いてみたいな〜〜〜

 

うわ、シューベルトのB-Dur(大好き)とか最高そうだな〜〜〜

だれかえらい人プログラミングして〜〜〜

 

 

 

 

ソコロフを聴いた

お久しぶりです〜 🐥

 

あっという間にクリスマスが終わってしまった(>_<)

 

 

最近はというと、ドイツに留学中の大好きな友達がウィーンに来てくれ(;ω;)♡

二人でハンガリーへ旅行し♡

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(↑また書くよ)

 

 

クリスマスイブにウィーンへ帰ってきて

夜は日本の大学時代の仲間たち集合でパーティー

 

豆腐、えのき、油揚げ入り、しめはおうどん

という、大☆贅☆沢 な、ちゃんとした日本のお鍋 に

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オバラーのチョコムーストルテをホールで(//∇//)♡
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あとは、ビールやらワインやらマッコリやら焼酎やらリキュールやらで夜中まで……🍾

 

 

 

でしたっ🎄🎁🎅🎂⭐️

 

 

 

 

 

さて!時は12月初旬に遡りまして

今更ながらグリゴリーソコロフのリサイタル@コンツェルトハウス の感想をば。

 

 

 

私、あんまりピアノソロを聴きにいかないので

有名なピアニストの名前も絶望的に知らないのがコンプレックスで……。

 

 

なので、お恥ずかしながら、最近までソコロフさんのお名前も知らなかったわけです。

YouTubeで一曲をとにかくいろんな人のを聴き比べする時に知って、何曲か聴いてみたけど

テンポ設定とかが実はあんまり好みじゃなかったし……←

 

 

 

 

しかしまぁ、私の周りの方たち

それはそれはも〜〜〜〜〜あちこちで、老若男女問わずみんなが口を揃えて

ソコロフソコロフ言うわけ!!!(°_°)

 

ウィーンにいる人だけじゃなく、他の国の留学生とか、SNSとか

なんかとにかく、みんなソコロフが大好きらしい。

 

 

 

アンスネスの時もそうやったけど

やっぱりこんなにもみんなが口で好き好き言う演奏家

一度生で聴いておきたい。

 

有名なピアニストやから聴く、よりも

クチコミの方が断然信憑性があるというか…!

 

 

 

と思って、コンツェルトハウスに行ってきました。

 

 

Großersaal やし、当日券でええやろ〜と思ってカッサに行ったら

まさかの

 

Ausverkauf!!! (売り切れ)

 

 

さ、早速、ソコロフ人気を目の当たりにしてしまったぞ………。

 

 

でも、そんなに人気なのなら、より一層聴きたくなったではないか…!

諦めきれん!!!!!!

 

 

こうなったら、ホール前をうろうろして、チケット持ってる人から個人的に買うことに。

 

 

 

あまりにも高いいい席(70ユーロとか)やとさすがに予算外やし

 

安い!買う!(°▽°)……と思ったら秒の差で他の人の「買います!」に負けたり……

 

 

 

結局、「3人で座るはずやったけど、1人風邪ひいて来れないのよ」っていうマダムから

元々42ユーロの席を35ユーロで譲ってもらえた(*^ω^*)

ラッキーでしたーーー!

 

とは言ってもそれでウィーンフィル立ち見7回聴けるーーーー😭←貧乏性

 

 

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こんな席!照明もこれ。暗い。

 

 

舞台上にも椅子出しまくってるし、これで満席とかほんまにすごいなソコロフ……。

 

 

プログラムはこんな。

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し…シブい………( ̄(工) ̄)

 

 

 

このプログラム見ただけで

「きっとすごい世界が繰り広げられて、わけわからんところへ連れていかれるんやろうな………しんどいな←」

とびびってたのですが

 

 

実際の演奏は、人間のあったかさがいっぱい詰まったような世界の音でした……(T ^ T)

 

 

いや、すごい世界ではあるし、天国的な瞬間もたくさんあったんやんけど

 

 

遠い天国・大げさな天国ではなくて

私たちのすぐそばにあるような天国というか……。

 

交感神経

ではなく

副交感神経を刺激される

 

興奮!!釘付け!!!!一音も聞き逃さまい!!!!!!

ではなく

あぁ〜このまま寝たいなぁ〜☺️

 

と、こういう形の感動もあるのか!

と新しい発見でした。

 

 

 

 

個人的に一番良かったのは、二曲目のバガテル!!!

ほんまに素晴らしかった(;o;)✨

 

ピアノ弾きにとって、ベートーヴェン後期といったら

ソナタ最後三曲(109,110,111)と決めつけがち??やけど

 

ソナタを書き上げた後のベートーヴェンが、バガテル(=取るに足らないもの)と名付けて書いた小品集にこそ

彼の本当の人間らしさ、本音がいっぱい詰まってるような気がして

ひとりの人生を見たような演奏やった(;o;)✨

 

 

 

 

 

若干縁起が悪いけど

ソコロフさんがピアノを弾いてる姿を見てると

大きなのっぽの古時計🕛の歌を思い出したよ…

 

ピアノが大好きで、ずっとピアノと寄り添ってきて、ピアノで語ってくれる、そんなピアニストでした。

 

 

 

あと、技術面?具体的なことで言うと

音が全然減衰しない!!!

 

ピアノといえば、一回鍵盤を叩いたら、あとは音は小さくなっていくだけやのに

ほんまにあれピアノか!?ってぐらい、音が伸びる伸びる!!

一体どうなっているんや…………

 

 

 

 

 

アンコールは驚きの6曲!!!!😳

 

みんな延々と拍手するから

「もー帰らせてあげりーよ😭おじいちゃんしんどいよ😭」

と思いながら拍手していた← のですが

 

あとでネットで調べたら、ソコロフはアンコールが多くて有名らしい!

 

そういうところにも、ピアノ愛を感じる……☺️

 

 

やっぱりライブで聴かないとわからんことがたくさんあるなーと改めて感じました。

 

 

また一つ、新しい貴重な経験が増えて

聴けてよかったです。