スイス🇨🇭其の一 到着編
7月三週目。
【スイス】で行われた【第一回】チャイコフスキー国際コンクール を受けておりました。←笑うところ
前回のクロアチアと同じく、動画による予備審査を通過したコンペティター達が集まります。
これがまたもう、信じられないような山の中が開催場所で……
事前にGoogleマップで会場付近を検索したら
道路に野生の牛が写っているという本気の山っぷり……🐮
不安や………
でも宿泊・食事等は全部カバーしてくれるというので行ってきた!
まずはチューリッヒへ✈️
しかしさっそく大問題発生。
スマホのネットが繋がらない…。
空港から乗り継ぎに乗り継ぐこと4時間かかる村へ行くので、この先ネット環境は不可欠なんやが
手続きなしでデータローミングできるはずやのにできない……。
Wi-Fiのある空港から出られないじゃないか!!( ;∀;)
SIMカードのサイトを隅々まで読み漁っていると……衝撃の事実‼️
データローミングできる国一覧に、スイス無い!!!!!!!!
えーーーーーその発想はなかったーーーーーーーーーー(;o;)
陸続きですいすい行けちゃうから、繋がるもんやと思ってた……
(追記:スイス、EU非加盟国なんですね…)
すでに本来乗るはずの電車を一本逃してるけど、背に腹はかえられん。次の電車までに猛ダッシュでスイスのSIMカードを買う。ドイツ語が通じてよかった(;_;)
電車の切符とお昼のサンドイッチも買っ…………
え!?!?!?
高っっっ!!!!:(;゙゚'ω゚'):
物価高いって話としては知っていたけど、ほんまにたけぇ!!!
うっすーいハムとチーズしか入ってないサンドイッチが、7ユーロぐらいした……
空港から中央駅
中央駅からRotkreuz
RotkreuzからBrunnen
ネットとサンドイッチですでに疲れてたけど、中央駅をでてちょっとしたところから急にリゾート✨な人々&景色でワクワク!
車窓からの景色。美しすぎるやろぉぉぉ
Brunnen からバス。
このバスからの景色も終始最高でした。クロアチアとはまた違う、信じられないぐらいきれいな湖やった。
Erstfeld に到着。山が近い。
町をちょっと散策!
なんですかこの景色は(;_;)✨
ここ別にめっちゃ有名な観光地とかじゃなく乗り継ぎのただの駅で
ここも町の小学校の隣の橋から撮った写真やのにこれ。
こんなとこで生活してたら、怒りの感情とかなさそう…(笑)
Erstfeld からLavorgo
いよいよ山の奥へ奥へ入っていきます。
しゅごい………………
この最後の電車に乗ってる途中、あるエリアから突然!ドイツ語からイタリア語に言語が変わったの!∑(゚Д゚)
駅名やアナウンスや町の看板が全部!
それがめっちゃ面白かった……と同時に急にビビりだす……いよいよ何もわからない土地に来たぞ………
終着駅に到着。空港を出発してからすでに3時間半経過。ようやく最後のバスっっっ
これはもう、山の麓の鉄道駅から山の上へと運んでくれるだけのバス。
ガードレールないよ……?😨な道も含め、くねっくねの道をただひたすら登ること30分……
降ろされたのはこんなところ。
😇😇😇😇😇
しかし!バスには「こいつ明らかにピアニストや!」な男の子が乗っていたのである!!
よかった〜一緒に行けるわ〜〜〜
「ハロー!コンペティターだよね?」
「うん!君も?」
「うん!ここから会場までどうやって行くの?」
「知らない。」
😇😇😇😇😇😇😇😇
でもこの男の子がイタリア語話せたおかげで、なんかよくわからんけどなんとかなり←
オーガナイザーがバス停まで迎えに来てくれました\(^o^)/
一人じゃなくて本当によかった〜〜〜\(^o^)/
で、まずは宿へ連れてってくれました。
いやwwww道wwww
まぁ宿は普通のおうちで安心。
この彼と、もう一人やってくる女の子と3人でシェアです。
で、明日弾くコンクール会場へ移動。
こんな山の中に、立派なスタインウェイがどん!
会場の名は、Casa Mahlerヽ(〃v〃)ノ
その名の通り、グスタフ君に見守られて弾くスタイル😍
そしてこの村、普通の人が住んでるおうち以外の全ての建物に作曲家の名前がついているという、夢の国の村やったのです🙄✨✨✨
どっかのお金持ちが作った持ち村なのか……?
いちいちプレートを見て歩くのが楽しかった!
もっともっといろんな人の家があったよ
少し街歩き♫
ポスター
絵になる黒ネコ
ネコ推し?
同部屋になる女の子ともはじめまして!
「スザンナよ。スージーって呼んでね😉」
マンガみた〜い(*゚▽゚*)❤️❤️❤️
夜は、審査員の先生たちとコンペティターで、村にたった一つしかないレストランでお食事会。
しかし………
わかってたことやけど、私以外全員イタリア語話すわけです。私は一切イタリア語わかりません。
みんな気を遣って、たまに英語にしてくれるけど
英語になったところで、中一英語でさえ記憶のはるか彼方に置いてきてしまった私は一問一答しかできず、話が膨らまないからすぐイタリア語に戻る。
もう、地獄の時間だった………_| ̄|○
一刻も早くこの場から抜け出したいの一心………
とにかくいやでいやで仕方がなくて、ずっと一人でケータイ見てました。
こんな環境で、私ちゃんと弾けるのか?
いや、弾くとか以前の問題や、あと数日精神的にもつのか???
スージーはそれはもうめっちゃいい子で、マンツーマンやとまだ私も喋れるしってこともあって、部屋に帰った後のストレスはそんなになかったけど
それでもやっぱり隣に知らん子が寝てるってのは完全に気が落ち着くことはないし
うぅ……めちゃくちゃ……しんどい………(;_;)
しかもあんなに苦労してせっかくSIMカードいれたのに
山の中すぎてケータイ圏外……(爆)
スーパーやお店も一つもない(金銭のやりとりがある施設というものが、先ほどのレストランしかない)
明日弾く前にちゃんとご飯食べられるのかどうかもわからない。
絶望的。
帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい
ってひたすら泣くのを堪えておりました(;_;)
果たしてどうなる!!!?