リサイタル終了に至るまでのラムネすったもんだ@大阪
「もし留学するとしたらどこがいい〜?(^ω^)」
と、全く現実的になる前の段階の、妄想の時点でもすでに
「とりあえずドイツ語圏以外はありえないよなぁ………」
と考えてたぐらいには
フランスもののセンスと経験がない私です😭😭😭
だからといって全然勉強しないわけにもいかないしで、ラヴェルに手を出してみたもののやっぱりびえええええええ(´༎ຶོρ༎ຶོ`) どうやって弾けばええのかわからん(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
となっていたら
友達(在ウィーン)が、私の話をお友達(在パリ・私とは面識無)にしてくれて
という耳寄りな情報をパリよりゲット!!まさかの逆輸入!!!
さらに、その話を私の日本の大学時代の友達(在京都・以下:田中)にしたら
「その楽譜、送ってあげるわ!」と
なんと即日輸送!!!!!
ありがとうございますー上記三名には感謝してもしきれない(T_T)✨
私は素晴らしい友人に恵まれております(T_T)✨お母さん見てるー?
水曜夜に大阪の中央郵便局から送ってくれて、火曜にはポストに入ってたよーーーーー!
その週、木曜がこちらでは祝日だったから
そうじゃなければ月曜にはついてたかも。速!✈︎✈︎✈︎
意気揚々と開けた中身がこちら
懐かしきササヤ書店(大阪にある、おそらく世界的に見てもすごい品揃えのクラシック専門楽譜屋)の袋と、白いビニール袋。
ササヤ袋はもちろん楽譜、とお手紙❤️
もうひとつは、、、
フエラムネ
と
ね り け し
ね り け し !!!
絶妙にいらねえwwwww
フエラムネは食べたかったからよし←
しかしこの荷物を送るにあたって
田中は郵便局内で冷戦を繰り広げたという。
応対してくれた局員(以下:薄毛)が
「ラムネは税関で止められるんで送れないです。」
と。
田中「えっなんでですか?」
薄毛「特殊な化学料とか卵とか、そういうものがはいってる食品は送れないんですよー、オーストラリアには。」
田中「オーストリアです。えっでもヨーロッパにいる友達(私)、他の人からの日本食の小包受け取ってましたけどねぇ?」
薄毛「はぁ…そう言われましてもですねぇ…ここのマニュアルに書いてあるんで。ほら、このオーストラリアへのところに…」
田中「オーストリアです。でも卵って言っても……マヨネーズとか届いてましたよ?」
薄毛「いやーこちらでも、もし税関で止められた時、責任とれませんし………」
田中「いやいや!ほら!こんだけ届いてるんですよ!?!?!?」←私が前回受け取った日本からの大量の食材の写真を薄毛に見せる
薄毛「いや…でも…ラムネは……オーストラリアには………」
田中「マヨネーズいけたらラムネもいけるでしょーーーーーー!!!!ほんでオーストリア!!!!!!!!!!!」
と、テーブルの上のフエラムネとねりけしを挟み、他の局員さんにクスクス笑われながら押し問答を続けること約15分
ついに薄毛が根負けして、無事発送してくれました。
とはいったものの
「なぁ…ほんまにフエラムネのせいで税関で止められて楽譜届かんかったらどうしよう…」
と田中からの電話wwww
というわけで、ぜーったい大丈夫やろと思ってたけど
改めてここに記します。
フエラムネ(とねりけし)は
日本からヨーロッパへ送れます。
そんな田中の苦労の末届いた楽譜でも勉強したリサイタルが
金曜日、なんとか終わりました。
ウィーンでのワンマンリサイタルは初だったから、いろんな意味で準備が大変で
自分の中ではたくさん課題の残る出来だったけど
お客さんには喜んでもらえたし、ありがたいことに次の演奏機会も決まった( ^ω^ )
毎回リサイタルの度に言ってるような気もするけど
我ながらめっっっっちゃキレイなプログラムを組めてウキウキ(*゚∀゚*)していたので
もっと一つのコンサートとしてまとまりのあるものをお届けしたかったねんけどな〜反省。
でも、好きなピアノソロ曲30分超え部門暫定第一位なぐらい大〜好き!ながら、なかなか全部弾ける機会のないブラームスのソナタ3番を初めてまるごと弾けたのはやっぱり嬉しかった!
ほんっとに素晴らしくて大きな作品でした。一人でシンフォニーを弾いてる感、たまらない!
この日の経験を糧にしてまだまだ勉強です。
夏の一時帰国中の予定も少しずつ決まりつつあるので楽しみ(*´꒳`*)