女帝君臨!(アルゲリッチ来校、の巻)
月曜日、学校からのメールで
「明日、生ける伝説の女性ピアニスト、マルタ・アルゲリッチが学校に来ます!」
という連絡がっっっ!!!!
Rachmaninoff - Piano Concerto No. 3 (Martha Argerich)
いやーーー、「明日アルゲリッチが来ます」っていうメールをもらう日が人生でやってくるとは思わなんだ(笑)
「マスタークラスではなく、ゆるい講演会的な時間なので、みんな来いよなっ!」
みたいな感じだったので
翌日、学校へ行きました。
先週試験をした、ピアノ科校舎の中のリストザールが会場やったのですが
開始15分前ぐらいに行ったらすでに「このホール、こんなに人はいるんや(爆)」っていう混み具合!
椅子を追加で出したりしても立ち見がいるほどで、まさにピアノ科全員集合!な光景。
開始時刻の15時を回り、会場の期待は膨らむ一方!^^
この日の前日、コンツェルトハウスで
うちの学校のZilberstein先生がアルゲリッチとピアノデュオの演奏会をされていたので
ジルバーシュタイン先生と、あとピアノ科主任のヒンターフーバーが、どうやらアルゲリッチお迎え係らしく
その二人をのぞいて、先生たちもお揃いでなかなかすごい光景でした!
が、しかし、なかなか現れない。
15時30分ぐらいになって
なんとなく会場全体が「まだかな~~~?」の雰囲気になってきたころ
ピアノ科Sekretärin(事務をしてくれる方)のケレメンさんが
血相を変えてホールへ走ってはいってきて
ピアノ伴奏科の主任教授ハドゥラ先生になにやらひそひそと話している・・・
不穏な空気に気づいて集合する教授陣。
これは・・・・やばいやつでは・・・・(O_O)
しばし、シーンとなるリストザール。
前へ立った先生が
「えー、みなさんようこそ。アルゲリッチさんはさきほどホテルのロビーにお見えになられたようですが、到着までもう少しかかりそうです。みなさん、待ちましょう。」
・・・・・まだ、ホテルだと?
てかこれ、ほんまに待ってたら来るんか??
「昨日のコンサートで疲れたから行きたくない~。や~めぴ。」とか言いだしてない???
でもまさかこの満席のリストザールをほったらかしてドタキャンなんてことは・・・
いや、なくはないぞ・・・なんてったって彼女は・・・・
女帝だもの!!!!!
ここでアホみたいわくわく待ってる私たちも
もうすでに女帝のしもべなのですよ!!!!!!!
帰りだす人もちらほら現れるが・・・
私的には、もうこうなったら来ても来んでも、どっちにしろおもろい!!!(ブログネタ的に)
とニヤニヤし始めてた。(笑)
だってもう 状況がおもしろすぎて!!
先生たちももう「無」でケータイさわりはじめちゃってるし~!!!
私だってさすがにこの無の時間過ごすぐらいならピアノ弾きたいよ~!!ソツシ3日前だよ~!!
そんなこんなでさらに15分が経過したころ
突如先生が「クリストファーからだ!!!」とケータイを見て騒ぎだし
また集合する教授陣。動きがあったようだぞ・・・
そして・・・
「あと10分で来ます!!!!!!」
リストザール \ おおおぉぉぉ~!!!(拍手)/
個人プレイのピアノ科が一つになった瞬間でした。
感動をありがとう、マルタ。
で!ついに!!!
15時55分(15時開始です)、若干疲労の色が見えるヒンターフーバー先生とジルバーシュタイン先生が入場、そのあとに続いて
アルゲリッチだぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~
わぁぁぁぁぁYoutubeとおんなじ~~~~~~~!!!
もっと人前に立つの慣れてる感じ、もしくはツンケンした感じかと思ったら、意外とひかえめというか
我々の鳴り止まない歓迎の拍手にも「いやもうそんなんいいのに・・・」って本当に困った感じで
なかなかステージへ行ってくれない、という方でした。
で、先生たちが、コート脱がせてあげたり、誘導したり、お水いるかきいたりいれたり
甲斐甲斐しく世話を焼いていてそれもまたおもしろかった。やっぱ女帝だ。
徹子の部屋形式でお話してくださるのを私らが客席から聞く、というスタイルで
子供のころのレッスンの話とかしてくれてたんやけど。
徹子役のヒンターフーバーが
「あ、質問なんですけどー」
と言い出し。
なんだよ急に!と思ったら
「長いこと同じ曲を弾いてて、退屈だなーって思うことないの?」
私「!!!!!!!!」
こっ!これはあれですよっ!!!
前日のレッスンであほな私がさんざん
「もういやだ~~~~どんだけこれ弾くねん~~~~飽きたわ~~~~~やる気ない~~~~~~~」
とわめいたからですよ!!!!!!
せんせいっっっ!!!!!!!ありがとうっっっ!!!!!!
これでいいアドヴァイスが飛び出したら、私のやる気も出るに違いな・・・
女帝「ないわ。」
なかったーーーーーーーーーーーーーーーー
椅子から転げ落ちましたwwwwwww
せんせい泣かないで!!!!!!
「いつもいつも新しいものがくるもの。退屈にはならない。」
私「頭まるめて出直してきま~っす」
でも女帝が楽しそうにお話してくれてよかった。
まじで、来たはいいものの機嫌悪くて
生徒からの質問コーナーに
「別に。」
とかやったらどうしようかと思った。
最後に、うちの学校のエースのアデーラがラ・ヴァルスを演奏し、
「ほかに弾きたい人は…それとも休憩にする…?」とかやってる間に
どこからともなく現れた10歳ぐらいの少年がぴょこぴょこってピアノの前で勝手にお辞儀www呆気にとられる、ほかに弾きたかったピアノ科の大学生www
ふつーにリストの軽やかさを弾き始めたりwwww
なんやったのやろうwwww
アルゲリッチ×ジルバーシュタインデュオも
マメールロワを弾いてくれた💓💓💓
「遅く来ても、終了予定時刻の16:30にはサッサと帰るんやろな。ケツに合わせて来てるんやろ。」
って思ってたけど
結局17:15ぐらいまでいてくれた!!やさしい!!!
で、そのあとヒンターフーバー先生とレッスンやったのですが
「いや〜、彼女、いっかい時間にはロビーへ降りてきててん。んで『ジャケットとってくる』って一回部屋戻ってん。ほなもう一生戻ってこんやん。ぼくとリリャ、一時間待機(爆)」
「やばwwww」
「んでさ、電話もでんしさ、リリャ、彼女の部屋見に行ってん、ほんだら
ドアに『起こさないでください』の札かけられとった(爆)」
「やばwwwwwwwww」
というエピソードもありました。やばwwww
今日のことは、私、アルゲリッチ伝説として
生涯いろんな人に話すぞ〜〜〜!!!!
最高の思い出になりました!!!!!
ありがとう!女帝!!!!!
これからも生ける伝説を作り続けてください!!!!
★公開卒業試験@Wien のお知らせ★
ここのところずっと
「そつしがーソツシガー」 とわめいていますが、
その例の卒業試験が
3月9日金曜日 16:00より
どなたでもご来場いただけるコンサートなので
もしお近くの方は応援に来てください ^^
チケットも予約もお金もいりません ^^ ふらっとどうぞ ^^
Landstrasse-Wien mitte の駅から徒歩7~8分の校舎です!
飽きてる~やる気ない~~~ とのたまっていましたが
「いよいよそんなこと言うてる場合ではない・・・!」
と
バシっと気合を入れて・・・・・
全く必要ないのに、自力で勝手にチラシをつくった!!!
気合いれるとこちがうーーー!!!!!!!!
でも、めちゃめちゃやる気はでた!!!!
形からはいる作戦成功!!!!
もう前日ですけどね・・・←遅
チラシ効果だけでなく、レッスンも楽しくて
私が興味なく弾いてる箇所とか、魅力を忘れてスルーして弾いてるところを
先生が素敵に色づけしてくれるおかげで
「うわ、こんなキレイやったんやここ!」
ってところがいっぱい♡
先生のとおりに弾くとかじゃなく、「この曲スキ・・♡」って気持ちを再燃させてくれています\(^o^)/
そう!忘れかけてたけども!!
私は大好きな曲を弾くのよ!!!!!!
ベートーヴェンの代わりに、間に現代曲をはさむという、この前とはまた違ったイメージのプログラムになっております。
てか現代曲をソロのコンサートで弾くの、初めて!
(授業のおさらい会で武満を弾いたぐらいだ)(武満も現代曲の中ではもはや古典やし)
今回弾くのは、Jörg Widmann さんというクラリネット吹きのバリバリご存命、というかまだお若い方の2009年の作品【牧歌と深淵 ~シューベルトの回想~】なんですが
これはあれです、あの、私が人生で最高レベルに感動したアンスネスのリサイタルでやってた曲!!
アンスネスもシューベルトD946と合わせてるから・・・まあ・・・パクりっちゃあパク・・・・
いや!!!!!
「シューベルトを聴きに行ったら、たまたまそこで知った曲を気に入った」というだけ、ということにする!!!
D946を出版したブラームスのソナタをいれるってのは一応オリジナルだし!!(必死)
とにかく、この三曲を並べてみて、どんな世界が見えるのかすごくすごく楽しみです\(^o^)/
思えば大変なことだらけだった学校生活の最後の締めくくり……。
きっと私の人生において、すごく大切な本番になると思います。
頑張りますので応援してください!!!!!!!
あ…あと……3曲………
今度の金曜の試験で弾く3曲のうち
2曲は、先月京都で弾いたシューベルトとブラームスなんですよ。
よって、曲にたいして全然新鮮さが無くて激ツライ!!!!飽きている!!!!!!!!
頑張りたい気持ちは山々なんだが
完全に倦怠期……
陥ってる暇もなくあと三日なのに!!!
今日のレッスンでも弾く前に
「どーしよ、やる気ない、新鮮味がない、愛がない」
と散々喚き
それでも一回通して弾いてみて、先生の感想「うーん…なんか軽すぎる……」やったから
「だからーーーーー!!!気持ちないんやもーーーーーんんんんん!!!!!」
と散々喚いた( ;∀;)
困ったもんだ( ;∀;)
作曲家・曲への愛を取り戻すべく
偶然やってたシンフォニカーの、ブラームスのシンフォニー2番を聴きにMusikverein へ行ったりなどしました。
私、2番はどーうしても好きになれん、というか
どこに魅力があるのかわからない、どうやって聴けばいいのかわからない、と思ってたんやけど
この日はじめて
あ……なんか…いいかも……!もっといい演奏で聴きたいかも…………!(ごめんシンフォニカー)
と思いまして
帰ってきて、クライバー×ウィーンフィルの演奏(同じくMusikverein ✨)で聴いた!
Brahms: Symphony 2- Carlos Kleiber- 1991
よかった(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)
なんかヴァイオリンコンチェルトもそうやったけど
爆発しない美しさというか……でも言いたいことはたくさんある、上手く言えないんだけど………みたいな切なさ??なに????なにこれ?????
熱くて、痛くて、くすぐったくて、涙が出そう…!
(CCさくらちゃんのOP)(ハマりすぎ)
という感じ(ToT)良い(ToT)(ToT)(ToT)
ようやっと少し気付いたのかもしれない(ToT)(ToT)(ToT)
おもしろいことに、昔の私はFacebookにこんなことを書いていまして
あぁオトナになったな( ̄▽ ̄)♡と思うことにする!!!!!!
まだ3番はわからんから、ちょっとだけね
そんな切ない系じゃないしなぁ……………んぬぬぬ
なんやかんやいいつつ、本番はコンサート形式やから
きっとテンションも上がると、自分を信じてがんばる………!!!!!
あと3曲!!!
日本は日に日に春めいているんですか?
ウィーンは今週、この世の終わりのような寒さ&雪でした(T_T)
まあこれが普通で、これまでがあったかすぎたんやけどね。
明日からやっと最高気温が0度まで上がる(!)ので嬉しい限りです。
さて、書きたいことがめっちゃたまっている!!!
ひとまずは、昨日、卒試の1回目終わりましたあああああああ
一週間前に指定された30分分ちょこちょこしたプログラムを弾く、非公開の試験!
私はこれまで友達の試験に行きまくってて
↓去年の記事(笑)
だいたい
バッハとエチュードはあたる
そのあと古典
曲
コンチェルト一瞬
という構成にあてはめると
エチュードとバッハは全部弾いておくとして(それでもサラバンドとメヌエットはやってなかったw)
古典はベートーヴェンの前弾いた変奏曲とハイドンのソナタを用意してたんやけど
でもやっぱりベートーヴェンもウィーンの卒試としては聴かなあかんであろう
てことはコンチェルト2曲(皇帝とドホナーニの変奏曲)用意してるうち、あたるのはベートーヴェンやろう
しかも、皇帝2-3楽章はアタッカ(続きで始まる)やから
まあ1楽章があたるであろう
さらに1楽章最後まで弾くことは時間的にありえないやろう
曲は、全部で30分しかないのに一曲だけで15分とかかかる曲、さらに出だしゆっくりの曲とかはないやろう
そして、すでに自分で組んで提出してる一週間後の70分自由リサイタル形式プログラムがばんばんドイツウィーンロマン派プロやから
フランスロシア系があたるであろう
そしてフランス枠でだしてる【クープランの墓】を見たら、普通の先生たちは絶対トッカータ弾かせたがるであろう
という推理やったんやけど
完璧じゃないすか\(^o^)/
バッハのプレリュードを弾かないてのと
ハイドンの二楽章が当たるてのと
だいたい予想通りだぁ〜\(^o^)/
とはいえ、そこまで予想しつつもなにがおこるかわからんから
ちょっとずーつ全曲弾けるようにはしてたし
しんどかった・・・
実際、皇帝3楽章全部、というあてられかたしてる子もいるし
私はラッキーだったのやと思う!
というわけで、つい先週まで14曲(プラス例の必要ないベートーヴェン109)持ってたのが
昨日を終えてあと3曲になったーーーーーー感涙
気持ちの負担が減りすぎて、体重が減ったかのよう!←?
試験そのものは・・・
曲目発表された1週間前から怒涛のレッスンで疲れ果てる←
「ハイドンはリピート無しっていうわざわざ指定……ってことは、他のはリピートせなあかんの?」
「そやね」
「んじゃやっぱバッハって繰り返しの時、装飾いれなあかんよね?」
「本来そやね」
「………一緒に考えてください(ToT)」
から始まり
「なんかハイドンのアーティキレーション変じゃない!?僕の楽譜使い!!!」
と別の版のを借してもらったり
しかし先生、水木曜ウィーンにいなくて「試験当日の朝に帰ってきま~す、だから午前中のゲネは一人でやってね~あれすぐーて〜」やったから
急きょアシスタントのクリストフを呼び出して皇帝の伴奏との合わせしてもらったり
また旅先からも先生がオススメ録音を送ってくれて
「このテンポよくない?」
「いや私は速すぎると思うけど」とWhats up会議をし(笑)
…………いったいどんだけ心配させていたヤバイ出来だったのでしょうか・・・/(^o^)\
おんぶにだっこが過ぎる……/(^o^)\
前日ぐらいに、もうピアノのこと考えるの飽きたわぁ~~~ってなったけど←
もうまあまあいい年になってんのに
バッハ→古典→エチュード→曲→コンチェルトという
万国共通【THE試験】なプログラムを弾いてることが「私いったいなにやってるんやろ」って
おもしろありがたいということに気づき!!
てかもうこんなプログラム弾くこと人生であんまないし!!!
本番も、私が弾く直前に
「今日のスタインウェイ爆音やから、とにかくピアノに気を付けて!ウナコルダいつもより多めで!もちろんラフマとラヴェルは大丈夫~!」
と、今更!?だからゲネ来てよ!!!なアドヴァイスがメッセージで届き(笑)
・・・まさにあの手この手でとってもありがたかったヨ( ^)o(^ )💓
先生はとってもいい加減なマメ男なのです←相反しているけどそうなのです
↑の過去記事でも当時すでに書いてたように
先生たちもそこまでまじめに聴いてない←から
緊張なんかしたらあほらしいわって気持ちやったし
舞台出る直前も、ドア開けてくれるおじいちゃん教授(奥様日本人)が
「ガンバッテ~(^_^)」
と言ってくれ
「ありがと!がんばる!」・・・あっめっちゃタメ口wwwって内心わらいながら出た(笑)
ら、
数日後の入試を受けに来てる日本の友達がまさかの試験会場の客席にいて、「なんでおんねん!?ww」てなったり
なんやとにかくおもしろい試験でした\(^o^)/ おもしろい試験って…!\(^o^)/
自分の番が終わって、次の子聴こうと客席はいったら、二人一斉に
先生「( ̄+ー ̄)👍」←ほんとにこの顔
クリストフ「Super toll!🤝」
てな感じだったのが何より嬉しかった(ToT)✨✨3人で頑張った感が(ToT)✨✨
ちなみにおじいちゃん教授は
「オメデト〜(^_^)」
も言ってくれた(笑)
…………と、こんなに長々書いてるとまるで全部無事終わったようやけど
まだ終わってないし、てか次回の方が重要やし
そっちの曲はまだ全然練習できてないし
頑張らなければいけないいいい
何って頑張る気力・踏ん張る力があんま残ってないところがあと一週間の何よりの課題ですが
これまでに、いろんな有名な演奏家さんたちが乗り越えてこられたエグい卒業試験を
自分なんかが受けれているということに喜びを感じて
もう半分ヤケクソですが頑張りたいと思います、、、!
試験期間を助けてくれたものの話とか
ブラームスがアツすぎる第二章の話 とか
ちょっと私太りすぎてやばい話とか
無借金証明書の申請が通ってない疑惑の話←とかあるけど
それはまたおいおい〜!
頭の隅に引っかかる………
前回の滞在許可証更新の記事で
「無借金証明書や親のサインいりの経済負担証明書が要るとかどこにも書いてないのにーーー
ピギャァァァ」
と言いましたが
書いてました!:(;゙゚'ω゚'):
↑Unterlagen のところ
前は絶対になかったから、やっぱどんどん厳しくなってるんやわ。
今回の更新は、自分の去年のブログを見て準備したんやけど(笑)
やはりめんどくさがらずに最新情報を探さないとだめですね(>_<)
ちなみに、親のサインの経済負担証明書を作成できたので
それ持ってMAへ行こうかと思ったんだけど
私が現在求められてる書類は【無借金証明書】だけなのに
変にこれでいいのかわからん経済負担証明を提出して、不備を責められたらまた手間がかかるので
おとなしく無借金証明書が届くのを待ってから、それ持って行くことにしました(>_<)
それでも帰国までにカードを受け取るのはおそらくもう不可能なので
「申請済みですよ」の書類とか、なんか仮のものを発行してもらったり
最悪、私がウィーンを去ってから届くであろう「Einladung」の紙(滞在許可証できたから取りに来てねの紙)を、日本に送ってもらうかPDFで送るかなんかして
シェンゲン入国しなきゃだめっぽい………。
あぁ、ピアノに集中したいのに
この常に頭の隅にビザが引っかかってる感じ、すごくいやだー(ToT)
でも、もう一つ頭の隅に引っかかっていたことが
なくなりました!!
弾かなあかんと思ってた曲が、かんんんなり減った\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
曲減って喜んでるってどうなん、って話やけど(笑)
卒試の合間にもう一つ試験があって
それのプログラムは、卒試のために用意した大量のプログラムでまかなえるから受けとけ〜〜〜と思っていたら
これが予想以上に大変で(ToT)(ToT)(ToT)
まかなえたとはいえ、30分にしぼられた中には入ってない曲もいっぱいあるから
結局あんまりしぼられず大量の曲を抱えたままやったし
まかなえず、その試験のためだけに、ベートーヴェンのop.109のソナタを数年ぶりに引っ張り出してきたりせなあかんかったし…………
今まで、どんなにえぐいスケジュールでも
やばいやばいと言いながらがむしゃらに取り組む気にはなったけど(結果はさておき)
今回ばかりはさすがに不安でがむしゃらにさえなれず
というか物理的に全然練習時間が足らず
あくまでも卒試の方が大事やし、でも共倒れになったら最悪やし
「しんどすぎるから受けるのやめるか迷ってる(´・_・`)」
って今日レッスンで先生に言ったら
「は!?弾かんでいいよ!!!( ゚д゚)」
私は卒試がその試験の代わりになることが判明っっっ!!!!!!/(^o^)\
せんせーーーーーーーー/(^o^)\/(^o^)\/(^o^)\
早く言ってーーーーーーーーーー(笑)
「卒試はまーじで曲大量でやばいから、先生たちとも『両方やらすのはさすがにかわいそうやんな』って話しててん。」
早く言ってーーーーーーーーーーーーーーー(笑)(笑)
いやはや、だいぶつらかったのでめっちゃ楽になった!
先生たちの優しさ会議もおもろいけど!!!
あーあんま時間割いて練習してなくてよかった!!!←最低
それどころかいくつか109音源聴きながら
「ァァァ、やっぱりなんっってキレイなんやろう.°(ಗдಗ。)°.✨✨✨この世のものとは思えない.°(ಗдಗ。)°.✨✨✨ベートーヴェンありがとう.°(ಗдಗ。)°.✨✨✨✨✨」
ってストレス解消にさえなってた←
この期に及んで、10時間ぐらい無駄にしたけど(少なっ)
まあ弾いてたんやから無駄ではないし
何はともあれよかったです😊😊😊
とはいえ、いずれにせよ卒試は大変………。
毎日のようにレッスンしていただいているし( ; ; )( ; ; )💓
先生のためにも( ; ; )頑張ります!!!
でもせっかく、自分じゃ絶対選ばないようないろんな曲を弾けるんやから
たのしんでやろーっと🌟←曲が減った心の余裕により生まれたGedanke(笑)
無借金証明書の申請
卒試を一週間前に控え、審査員に選択された課題が発表になりましたあああ〜
いろんな時代・カテゴリーに沿って3〜4時間分の曲を用意しておいて
そこから30分ぶんのプログラムが試験一週間前に指定されるのです。
そして30分プログラムを弾いたさらに一週間後に
あらかじめ自分で決めておいた70分のリサイタルプログラムを弾く(30分とは曲目かぶらない)という
こんなしんどいこと今まで生きてきてやったことないし、やろうとしたこともないし、できる気がしないよっていう試験………(ToT)
それでも、これまでできるだけみんなのDiplomを聴講に行って研究した甲斐あって、概ね予想通りの指定やったので
さっき先生の家にレッスン行ってきて「そんな酷いプログラムじゃなかったよね(^^)よかったよかった(^^)」と話したけど
レッスンはバッハとハイドンだけで2時間かかって終わった_:(´ཀ`」 ∠):
(あと残りラヴェルとラフマとベートーヴェンコンチェルトがあります)(リサイタルの方もあります)
予想通りのプログラムとはいえ、やっぱりちゃんと発表されるまでは「できるだけ全曲をまんべんなく最低限テンポでアンプで弾けるようにしとかねば(´⊙ω⊙`)」いう感じの練習やったから
今からちゃんと頭使って本気だしてやりまっすっっっ(ToT)(ToT)(ToT)
ブログを書くのが唯一の息抜きだわ(ToT)(ToT)(ToT)
で、滞在許可証更新のつづきです!
次これ持ってきてね の欄に書かれていたのが
Auszug aus einem staatlich anerkannten Kreditverbandes von Ihnen und gegebenenfalls Einzahlungsbeleg Kreditraten
ハァ?
なんぞや???
3回目のビザにして、初めて言われたやつどす。
適当に訳すと
国からちゃんと認められてるクレジットの書類
と、必要ならば 支払いの証明。
結局、なんぞや?????(-_-)
銀行で発行したKontoauszug はちゃんとだしたのにいいい(>_<)
途方に暮れつつ、友達に訊いてみると。。。
「もしかしたら、経済費用負担証明書かも」
なんぞや?????
どうやら、「こいつの口座に入ってるお金は、親である私が振り込んだもので、怪しい大金ではないですよ」っていう、親のサイン付きの誓約書のようなもので
ここ最近新規申請する人たちはみんな求められているらしい。
そんなこと、申請方法のどこにも書いてないぞおおおおおお(ToT)
とりあえず、その書類は、友達に教えてもらうことにする。
そのとき、言われた手数料120ユーロを振り込むために銀行にいたので
一応銀行の人にもきいてみることに。
「これ何?普通のKontoauszug じゃダメやってんけど。なんか他に証明書あるの?」
そしたら、きいたオニーチャンも「???」やったんやけど
偉そうなおばさんにききにいってくれ、戻ってきたら
「ここ、KSV1870ってとこに行ったら発行される書類だって!(^^)」
と、その場でググってホームページを見せてくれたっ!!
「13時までやってるみたい!住所書くね。」とふせんメモまでくれたっっ!!!
(前にも書いたけど、銀行の人はたいがい超優しい気がする)
思わぬ展開に思考停止のワタクシ。
またわざわざなんか申請………?
なに、KSV1870って………………
でもとりあえず、そこに行ってみてきいてみよう……後回しにするよりマシだ……と思い
つべこべ言わずに教えてくれた住所 へと向かうことに。
Wagenseilgasse 7 1120 。最寄りはMeidling。またほんで遠いな!
んで、S bahnに乗りながらKSVを調べてみたら
日本人の方のブログがたくさんでてきて、一体何を求められていたのかようやく判明したのです!!!!!
それは
無借金証明書!!!!!!!
ははぁーーーーーなるほど!!!!!
要は、親の証明しかり
私のお金は怪しくないですよ ってのが欲しいわけか!!!!
そうこうしてる間にMeidling駅へ到着。
ショッピングモールがない方の出口をでて
大きめの道路を渡ったらわりとすぐでした。
キレイなオフィスみたいなとこの窓口で
「これもらえるんですか…?」と紙を見せたら
「OK〜!」
とすぐに申請用紙をだしてきた!!!!やっぱそうなのか!!!
これ一枚ぴゃぴゃっと書いて、パスポート見せたらその日は終わり。
二週間ほどで郵送で送られてくるそうです。
30ユーロぐらいかかるゥ〜(ToT)
無料にしようと思ったら、2ヶ月かかるからそれは意味ないし………
前はお金払ったら即日発行されたそうですが
2017年夏からなくなったよ! と貼り紙がありました。ご注意を。
とにかく私は一刻も早く書類揃えて受理されたいので
月曜日に親のサイン持ってまたMAに行って
それでダメなら、二週間待って無借金証明持っていこうと思います。
もし親のサインだけで受理されたら、30ユーロは無駄になるけど
もうそんなこと言ってられないし(ToT)
ビザ更新編、まだまだ続く………
また!滞在許可証更新……。
日本の方が気温が低いじゃねーかという、あったかい今年のウィーンでしたが
おとといから雪が積もり、常に何かが降ってる状態の日々が続いています☃️
来週は毎日、最高気温がマイナスの日々……最高気温マイナス7度って……どんなんやったっけ………😨
そんなまだまだ季節は春にはなりませんが
今年もやってまいりました、ビザの更新………。
私のビザは3月いっぱいが有効期限だったのだけど
ちょうどまた日本に帰って、ビザが切れたあとにオーストリアへ入国しなくちゃいけなくなるため
早めに発行してもらうべく準備をしました。
今回の問題点は!!
去年もこの時期に行き、冬ゼメスターの在籍証明書を提出したら
「夏ゼメのを出せ」と言われ
急いで学費を振り込み、新しいBestätigung を発行して受理される
…ということがあったけど
今回は、私来週で学校を卒業してしまう(予定)(希望)ので、夏ゼメから学生でいられるかすらまだわからんのです。学生ビザを申請するのに。だからBestätigung もないわけで…。
うむ……鬼門。果たしてどうなる!!
さらに、えっ!?な出来事。
去年は、私の住む3区では、3区にあるMA35の分室で延長手続きが済んだのですが
何時に役所が開くのかを見るためにHPを見たら………
は!?20区!?😨😨😨😨😨
20区まで行かなあかんの!?!?!?
新規申請の時とほぼ同じ場所じゃないか!!!!!!!!遠っ!!!!!!!!
と、さっそく出鼻をくじかれるう〜〜〜〜
始まる前から波瀾万丈な予感ですが
とりあえず早起きして行ってきました。゚(゚´Д`゚)゚。
新しい場所は、ほんとに新規申請の近所で
2番のトラムで Dresdner Straße (Hellwagstraße) で降り
目の前のBIPAとBILLAの真裏にあります。
カメ🐢
着いたら、Anmeldungで発券し、番号を呼ばれたら窓口で書類を全部出します。
はじめにFormular、そのあとPass やFoto、Kontoauszug ………と順番に言われるものを出し
Alle Kopie ( Pass 、Meldezettel 、保険、成績証明、在学証明、Mietvertrag )を出す感じだった!
「Pass のこのページをコピーして待ってて」と新しい番号をくれたので
部屋の中にあるコピー機でコピーして、同じ場所で待ってました。
次に呼ばれるときは部屋の中でマンツーマン。
何回やっても怖い(´・_・`)
またしても順番に書類を見せていって
「家賃いくら?」とか「e karteだして」とか訊かれる感じやけど
「これ2017冬ゼメスターの証明書じゃない。なんで?夏ゼメは?」
はいやっぱキター\(^o^)/
「実は春から新しいStudium にはいるから、まだ証明書が発行されてないの。でもこの期間日本にいるから、早めにビザ欲しいの。」
と説明………
「ちょっと外で待ってて」
と部屋から出され、どこかへ行く係のおばちゃん。
そして戻ってきたら「Passt! (^^)」
いけたーーーーーーーー(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)✨✨✨✨✨✨
言ってみるもんですな!(ToT)(ToT)(ToT)
ここでもし無理と言われたら、学校に言って仮の書類を出してもらうとかせなあかんのかな……それとも先生に言った方がいいかな………とか困り果てていたので
鬼門を突破できて一安心!!!\(^o^)/
そして、そのほかの書類は完璧!銀行の残高も十分すぎるぐらい十分!!!
ヨユーだぜええええええ\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
………………と思っていたら
紙ペラを一枚渡され
振り込み額(120ユーロ)と、次くるTermin と、必要書類の追加が…………。
しかも!!!
次くる指定の日が、4月!!!!
いやいや、
「さっき言ったけど、私4月ウィーンにいないんだけど。」
「振り込みして、用意でき次第、日本へ飛ぶ前に来たらいいわよ」
ほ ん ま か !?!?!?!?!?
「この日の前に来てもいいの?」
「うん」
「日本飛ぶ前に?」
「うん…💢」
「じゃあ3月に来たらいいの?」
「うん💢💢」
「わかった。………ほんとにすぐ来ていいn」
「そのとーり!!!!💢💢💢」
この辺で、おばちゃんがキレて次の番号を押したらしく
次の人が入室して来た(´⊙ω⊙`)
えーーーーーーなんか納得いかねーーーーーーーーー
最後にもう一回
「じゃあ3月にくるね!!!!」
っつって出てきたけど(笑)
そして、もらった紙にあった
追加の必要書類が?????でした。
続く!