シンデレラ👠@Volksoper
今日のウィーンは日中気温14度とかでした😇☔️
昨日は半袖Tシャツやったのに
今日はウルトラライトダウンを着たわよ😇
寒かった…………
さて、そろそろ入試前シーズンということで
日本からやって来る人がとても多い気がします!
今日も初めてお会いする、ピアノ科入試を受けられる方とお茶🍰をして
その足でStaatsoper へ〜!!!
…………の予定やってんけど
2時間前に行ったら、すでに最後尾は屋外( ; ; )
サムソンとデリラ、ガランチャがデリラということで超人気みたいです( ; ; )
他の公演日は、週末の祝日なので、唯一平日の今日を狙ったんやけど………( ; ; )
きっと車椅子席もいっぱいでてるやろうし、2時間並んだのに微妙な場所だと嫌やなぁ……と考え
今日はおとなしく撤収…!!!
実はこの前日、コンツェルトハウスであった
コンセルトヘボウの
ガッティ指揮、トリフォノフのプロコ3番ピアコン とマーラータイタンという激アツ公演
当日学生券買いに行ったんやけど
まーじで人気公演で
Abendkassa 開く前から並んだのに
まさかの残券5枚!!!で売り切れて買えませんでした( ; ; )
並んだのに聴けなかったってなると
逃した魚はでかかったというか、めーちゃめちゃ悔しくて………
で、今日、ガランチャで同じ想いはもうしたくないということもありさっさと諦めたけど
代わりに、なんとなーく観れたらいいなぁーん とゆるゆる思ってた
Volksoper のバレエ、シンデレラを観に行きましたですよ✨
題して
プロコリベンジ🍊🍊🍊
12月末にくるみわり人形を観て以来ずっと
私の中で地味にバレエがアツく!
バレエもっと観た〜いって常々思っていたものの
ここのシンデレラはこんな感じやって………
Cendrillon (Aschenputtel) – Trailer #2 | Volksoper Wien/Wiener Staatsballett
んむ。。。
私の知ってる
チュチュ💕トゥシューズ💕ティアラ💕白タイツ王子💕
………の世界とは随分かけ離れてるけど大丈夫か??
コンテンポラリー演出はいっかいも観たことないし
若干の恐怖というか、心の距離感があったわけです。
が、 が、 が!!!
これがもーーーーーーーーー
良かったなんてもんじゃないぐらい良かったーーーーーーーーーーーーーーーー
なにがどう良かったのか書かないとブログにならないので今めっちゃ考えてるんやけど・・・
どこをとってもそれぞれ良いから
いちいちあれがいいとかこれがいいとかってのが浮き彫りになってこなくて
総合芸術として全体的に良い・・・ッ!
技術の上手い下手は全然わからんなりにも、ダンサーはそれぞれすごいひきつけてくると思ったし
帰りに演奏終わったオケの日本人の方が「あのダンサー上手だよぉ~ちゃんと演技ができてる!」とお話ししているのを盗み聞きもしたし
で、演奏もめちゃ良かったと思うし
不安やった演出や振付も、攻めはしてるものの決してクラシックの枠をはみでてはいないし
うん、プロコの音楽にとても尊敬を感じる振付やった!!!←うまいこと言えました
何度鳥肌がたったかわかりません!
約2時間弱、全く退屈しなかった!!!
あとスーツにネクタイでバレエ踊るの、いい。←これはただのフェチ
で、調べてみたら
この公演の振付担当してた、ティエリー・マランダンさんという方
マランダン・バレエ・ビアリッツというバレエ団の芸術監督で
コンテンポラリー振付師としてすげえ人らしい。
なるほど、ウィーンフォルクスオーパーのシンデレラがこれってわけじゃなく
このマランダン氏のシンデレラがこれやったってわけか。
ちょうど今週、ケーブルテレビ局のクラシカジャパンでもマランダンのシンデレラが放送されてたみたいで
ホームページ内にあった番組説明がコチラ↓
ワクワクが止まらないファンタスティックなステージ!マランダン・バレエ・ビアリッツによる愉悦と幸福の「シンデレラ」
フランスとスペインの大西洋側の国境近くの高級リゾート地ビアリッツを本拠地とするマランダン・バレエ・ビアリッツは、パリ・オペラ座やナンシー国立バレエのダンサー出身の振付家ティエリー・マランダンが芸術監督を務め、クラシックバレエとコンテンポラリーダンスを結びつける初の国立振付センターを作ろうというフランス文化・通信省の要請によって、1998年に文化・通産省とビアリッツ市、バスク政府の共同でマランダンが創立した国立振付センターを兼ねるバレエカンパニーです。
この番組は、2014年ヴェルサイユ宮殿の王室オペラ劇場で上演された『シンデレラ(サンドリオン)』。何といってもエウスカディ(バスク)交響楽団が演奏するプロコフィエフの音楽が素晴らしく、洒脱でスマート、そしてアイロニカルな小気味よさとともに、何と楽しいこと!マランダンが音楽と戯れるように振り付けた舞台は、音楽に勝るとも劣らず、実にファンタスティックで鮮やか、愉悦に満ちています。
白い床と、たくさんの靴が散りばめられたブルーの壁というステージの中で、クラシックバレエの確かな技術に裏付けられたダンサーたちは、自由でなめらかでシャープな踊りを披露。ソロやデュエットのみならず、コール・ド・バレエの動きとフォーメーションの面白さは必見です。
舞踏会で初めて会うシンデレラと王子が、戸惑いながらも惹かれ、どんどん伸びやかになるワルツの神秘的な美しさ。シンデレラが去った後の王子のおかしいくらいのソワソワ感。一方のシンデレラは、一度夢をみてしまったからこその別れの切なさが音楽からも踊りからも沁みだし、観ている私たちの心を打ちます。もちろんハッピーエンドで、最後のシーンまでお見逃しなく。
次はどんなシーンが出てくるのだろう?と始終ワクワクせずにはいられない、愉悦と幸福の『シンデレラ』です。
でした(^_^) (丸投げ)
あとはもう、プロコが天才すぎて(T_T)うづぐじい~~~(T_T)
でも、この振付のために、プロコフィエフが曲書いたの?どっちが先??って錯覚してしまうぐらい
波数というかムードみたいなものがマッチしててすごかったです。
マランダン・・・好きだ・・・っ!!!
完全に新しい世界が開けた日でした\(^o^)/うれしい\(^o^)/
こういう出会いが留学の醍醐味だなぁ。
ただまたYoutubeを観漁ることになりそう・・・(~_~;)