ピアノ留学してきて一番驚いたコト
…って、なにを差し置いても
こっち人の、
一曲を仕上げるスピード と
沢山の曲をいっぺんに持てる力
です。
(じゃないですか!?!?留学生の皆さん!?)
とにかくみんな、譜読みと暗譜が鬼早い。
私なんぞはまず、初回のレッスンから暗譜で持っていくのが普通、という西洋システムに
かなりかなりかなり苦労しました(しています)(;ω;)
あと、常にリサイタルできる量のプログラムをキープしている。
だから「明日のコンサート、欠員が出たんやけど弾ける?」って打診がきても
わりとみんな対応できちゃう。
それ故に、ドタキャンする奴も多いんやけど(@_@)
気がつけば随分と遡ることになりますが……11月初旬に、門下内で非公開試演会&その三日後に公開試演会
があったのだけど!
今回、非公開の方では「自分のプログラムに加えてショパンエチュードを一曲弾くこと」ってルールがあったので
イタリアから帰ってきてから疲労困憊の身体に鞭打って
150年ぶりぐらいに革命のエチュードを譜読みしなおし
それが予想以上に大変で(笑)、曲の方は非公開のも公開のも、2回ともコンクールで使ってた曲をまたしても弾いたのですが
西洋人の皆さんは
その2回の本番は、当然違う、新しい曲を弾くわけよ。
私がこの1ヶ月弱、ほとんどコンクールのプログラムだけに縛られてた間に
この子たちはいったい何曲仕上げたのー!?!?(;o;)(;o;)(;o;)
そんな門下のみんなに触発されて
試演会のあとは「レッスンまで四日しかないけど、完全に新しい曲をやるわよ!私も勉強の回転を早くしなければ!!」
と、とあるソナタに手をつけたんやけど
とにかくレッスンに持ってけるようにするために
指が動いて、暗譜で止まらず弾けるようにする練習に、労力を費やしました……。
で、レッスンにて
なんっとか止まらないように、と一回通して弾いた後ーーー
先生「新しい曲見る時さぁ、
まず音符読んで〜、それができたら次フレージングとアゴーギグ考えて〜、それができたら次音色考えて〜、ってしてるやろ?」
ぎくぎくぎくーーーーーーっっっ:(;゙゚'ω゚'):
「楽譜を開いて初めて音を出す瞬間から
フレージングもバランスも音色もペダルも
全部考えて譜読みせなあかんよ。」
…………………(T_T)
ですよね………
忘れてた………完全に周りのペースに追いつきたくて
一番大切なこと忘れてた…………(T_T)
そして不思議なことに
今回のように機械的に暗譜だけしてきた曲は
レッスンでフレージングや時間・間の取り方を提案されても
その場で変化させることができないの…!( ;∀;)
ギチギチに固まってしまっているというか…。
だからこの日のレッスンは
こいつ話聞いてんのか…?
状態やった……( ; ; )
全然言われたことに対応できてないのが自分でわかるのがつらすぎて………( ; ; )
あぁ……この90分で先生新しい曲3曲は見れたやろな……ごめんなさいごめんなさいごめんなさい(ToT)
と、ひたすら反省した一日でした。かなーりショックだった。
でも、譜読みの瞬間から全てを考えて、ってのを徹底できるようになったら
一曲を仕上げるスピードは格段に上がって
西洋人のクオリティに近づけるんやろうな(>_<)
まだまだ修行が足りません…!
時間は有限!
ちゃんと頭使って、かしこく勉強しようと心に誓った日でした。
ヨーロッパのLCC、Wizz とEurowings
ヨーロッパ内の移動は陸続きなので
外国へも電車で行こうと思えばどこまでも行けますが
とにかく飛行機が安い!
電車よりも飛行機の方が安いことが多々あります!!!
こないだイタリア行きへ使ったのは
WizzというLCC航空会社で
片道50ユーロ\(^o^)/
この今回初めて乗ったWizzのヒコーキですが✈️
落ちたりしてないよな……?
と思って、どんなLCCなのか色々調べてみた🔎結果
落ちた情報は幸いでてこなかったし
オプション料金をつけずに、最安で乗るためには
・2日前からできるオンラインチェックインをあらかじめしておかないと、空港で罰金
・チケットのPDFは紙に印刷したものを用意しないと、空港で罰金
ケータイ画面を見せるだけではだめ。
・手荷物は規定のサイズのもの一つ。キャリーとハンドバッグ、とかもだめ。
……などなど
調べといてヨカッターーーーー😭な情報がたくさん見つかりました…!
もちろんプラス料金を払えば
2日前より前に座席指定をしてオンラインチェックインができたり
荷物を増やせたりもできる!
こうやってLCC会社は成り立っているのだな…。
あと、やっぱり夜遅いとか朝早いとか
時間的に極端な便が多い気がします。
出発日当日、ウィーンの空港でのチェックイン場所は
ターミナル1Aという
歩いても歩いてもつかない、端に追いやられたターミナル…。
そこでなんとか罰金をとられることなく無事チェックインできて
「ガラガラやし保安検査もゆっくりでいいや〜」と
その何もないターミナルで、悠長に家で握って持ってきたおにぎりを食べてたんやけど
…………?このターミナル、出発ゲート的なのなくない?
てか保安検査の入り口なんかなくない???
とはたと気付いた。
もう一度案内板見たら
チェックインはターミナル1Aやけど
出発ゲートはいつもの大きいターミナル。
😨😨😨
いや〜走った。
なんなの〜チェックインカウンターだけのターミナルって〜〜〜(T_T)(T_T)(T_T)
やっとこさいつもの保安検査場に着いたと思ったら
お店が立ち並ぶエリアまでも伸びる
もんのすごい長蛇の列!!!!!!!!
「私あと15分でボーディングなんやけど!!」と職員に訴えるも
「10分あれば着くやろ。並んどき。」
😨😨😨😨😨
仕方なく並んだけど、なかなかベルトコンベアーのとこまで辿り着かない〜(;o;)
中の人がようやく列に気付いて(?)カウンターを増やしてくれ
私は若干順番抜かし気味に新しくあいたところへダッシュし
搭乗時間を若干過ぎて、なんとかゲートへ間に合いました(o_o)💦
飛行機自体はなんの問題もなく飛んだし着いた!
たしかにちょっと座席は狭いし、飲み物サービスとかもないけど
数時間なら余裕です!
ちなみに帰りは、Eurowings を使いました!
ここはもうLCC大手って感じで
普通の航空会社並に幅を利かせてる🙂
めっちゃ便数あるし!
席も、wizzより随分広かった気がします。
他にもeasy jet やRyanair などのヨーロッパ系LCC会社はたくさんあるけど
料金比較サイト見てると
ウィーンからミラノまで9.99ユーロとかでてくるから(もちろんヒコーキ!!!!)
さすがにそこまでくるとちょっと怖いな……😂使いたいけど。
けど地下鉄やバスみたいな感覚で
飛行機もチャチャっと使う時代になったのだな〜などと思いました✈️
モーツァルトのお墓と中央墓地
コンクール前、ピアノを弾く以外にこの度していたこと……それは………
ランニング!!!
いいですか、もう一度言いますよ
ランニングです!!!!!
走るのランに名詞化のイングのランニング!
この、放っておいたら永遠に家からでない私が!
普段いかに動く距離を最小限に留めるかに命をかけている私が!!
体育は2の私が!!!
マラソン大会では毎年
先にゴールした人たちにトラックの内側から「がんばれー(棒読み)」と声をかけられ
必死の形相をさらす羽目になる私が!!!!
自らの意志で走っておりました!!!!!!
体力勝負になることはわかってたから、体力をつけたいというのがもちろん大きな目的ではあったけど
体が脱力できて弾きやすくなったり
色々考えすぎてしまう頭をスッキリできたり
自分に課した課題を成し遂げてることが自信になったり
やってみたら思いがけずいいことだらけやった\(^o^)/
………と言っても家の周りを1.5〜2キロを五日間やっただけなので
大したことはないのですが_(:3 」∠)_
普段スポーツから縁遠い私にとっては
ほんまに大挑戦やったのよ……🏃♀️
で、ある日のコースを
なんとか走っていける距離の
ザンクトマルクス墓地へ設定!
ここにはあの
モーツァルトのお墓があります……!
中央墓地にもモーツァルトのお墓がありますが、あれは実はモニュメントだけで
実際眠っているのはザンクトマルクス墓地の方らしい。
…それも眉唾やけど😅
S1、7のSt. Marx 駅から徒歩で7〜8分のFriedhof Sanktmarxです。
トラム71も通っているから、中央墓地へ行く途中にも寄れるね💡
結構遅くなってから行ったので写真が暗いけど
正面から入ってまっすぐ坂道を登り
左手にあった、モーツァルトのお墓。
しっかりお参りしてきました。
ちなみに11月1日のAllerheiligen には
今年も中央墓地へ⭐️
華やかでとってもキレイだった〜
マエストロたちの魂来てたかなぁ〜
雑!南イタリア観光編
大量写真消化回です!!!\(^o^)/
まずは、魅惑のコラートグルメ(笑)
コンクール提携レストランはなかなか素敵で
こんなお洒落なものを食べられるなんて〜❤️と感動やった!
美味しかったしコスパもよかった(*^o^*)
普段、肉と芋しかない国に住んでいるため
ここぞとばかりに海の幸を堪能🐟🦐🐙
じゃが芋の上にタコがのってるんやけど
これ絶品やった!
コラート中心部の街並みはこんなん
おっきな教会
あまりにもやることがなさすぎて行った
おそらく町唯一の博物館
意外にちゃんとしていて
コラートイチ知的レベルの高い空間やと思う(笑)
けど内容は全くわからず…………
なにも読めないから10分で終わったけど
入場無料やし是非行ってみてください。(誰が)
そしてそしてウィーンへ帰る日は
バーリも観光しました\(^o^)/
めちゃくちゃ天気が悪い!
サンタさんの起源?ニコラウスさんが祀られた
聖ニコラ聖堂が有名!
わざと梁が歪んでた…なんでやろ
こちらはバーリ大聖堂
お城!
旧市街の街並み
バーリから電車で
トゥルッリという白いおうちが有名!
お土産!かわいい!
こんなとこ、なかなかわざわざ行かないし存在を知ることだってないかもしれないのに
ついでに〜っつって行けてよかった(*^o^*)♡
人生の経験値を稼いでいる…♡
ただ、一時間に一本しかないコラートからバーリへ向かうバスが来なかったり(あるいは5分以上早く発車した)
アルベロベッロへ行く電車が遅れに遅れた上、結局途中で動かなくなってこの先はバスに乗れと言われたり
帰りも電車は動かず………など
最後の最後まで、イタリアのゆるさの洗礼を
がっつり受けました_(:3 」∠)_
疲れた………本当に疲れた……………
まぁこれも人生の経験値を稼いでいるということで_(:3 」∠)_
とりあえず、大好きなウィーンで修行修行修行の日々に戻っております!
イタリアでコンクール 其の四 コンクールを終えて……
音楽コンクールの翌朝、ピアノコンクールの本選でした。
さすがに本番続きと異国ホテル暮らしでの疲れが溜まってきてたけど
気持ち的には前の2回の本番よりも断然前向き(^O^)⭐️
カジュアルな緊張感を持って、手的にも精神的にもコントロールして弾けたと思います。
40分のリサイタル審査やったけど
あっという間の楽しい時間やった!!!
ただ、演奏順は前から2番目やし
もちろん他のみんなも上手いし………
ここまで自分を高めて弾けたただけでも充分かな😊😊😊うんうん😊😊😊
…………と思いながらも
結果発表に出かける前に
部屋の荷物を片付け始めてたんやけど
壁にかけてあるドレスをしまおうとして
「……いや、今このドレスを畳んでトランクにいれてしまったら、もう週末のガラコンサートで着ることは絶対になくなる気がする……
まだ着る……私はまだもう一度ドレスを着るぞぅ…………」
と、願掛けで吊るしたままにしておいたりするぐらいには
入賞に執着したりもしてました……。
もーーーー!ほんまに心が疲弊するーーーーーー( ;∀;)!!!
こんなにメンタルが荒れるしんどいことを、よく自ら好き好んでやってるなと
今書きながら思い出して呆れた←
そして結果発表………
1位なしの
第3位!!!
をいただくことができましたヽ(;▽;)ノ✨
思い返せば、子供の頃からずっとずっとずーーーっと
コンクールに向けてはそれなりに頑張りはするものの
いつも心のどこかで
「私が頑張ったところで優勝するわけがない。」
と思っていたので
運良くファイナル等に残ることができた時でも
「まさか予選通ると思ってなかったから、次の曲、全っっ然練習してない……」
とか
「もう予選通れただけでも充分うれしー!\(^o^)/」
と浮かれて演奏に身が入らないとか
まさに!まさしく!
ショートプログラム好発進でも、フリープログラムで大コケ
のパターンがとても多い人間でした。
そしてその結果を受けてさらに負のループ。
自己肯定がめちゃくちゃ下手くそなまま、大人になってしまいました。
でも今回は
もういい加減やめよう!!
本選の曲までまじめに練習しよう!!!!
と強く心に決め、3週間、自分なりに本当に集中して準備しました。
本選の曲を練習しながら
「でも予選で落ちたらこの曲は弾くことがない……この努力と時間は全部無駄……あぁ、予選の曲したい…………」
と思ったこと、数億回(ToT)(ToT)(ToT)
そういう邪念が消えて純粋に音楽づくりだけに集中できている時間は、すごく楽しくて充実していたから
悪いことばっかりというわけじゃなかったけど
す〜ぐ邪念沸き戻ってきては発狂してた(ToT)(ToT)(ToT)
まぁそんなんで、私の中では結構覚悟して取り組んだ今回のコンクールだったので
この結果でピアニストとして食っていけるわけでもなければ
情熱大陸に出れるわけでもなく
まずそもそもピアノコンクール1位とれてないけど←
どうやらこんな私でも死に物狂いで頑張れば
少しは認めてもらえることもあるらしい……!
と思えたので
20余年陥っていた負のループから、もしかしたら少しだけ抜け出せるかもしれない兆しが見えたことが
自分的には何よりも良かったです(*'ω'*)
この気持ちをプラスにして、また次のステップへ進めたらいいなと思います。
長々とアツクルシク語ってしまった……(´ω`)💦
で、週末は入賞者ガラコンサートで
念願叶ってもう一度ドレスを着ることができましたヽ(〃v〃)ノ
もうはっきり言って一刻も早く帰りたかったし
「まだ弾くんかよーーー別の譜読みせなやばいねんけどーーーーーー」って感じやったし
実際練習室借りて譜読みしてたし(笑)
今度こそ本番へ向けてテンションを上げるのが大変やった😂(そしてあんま上がらんかった)
でも、今回出会ったほかの日本人お2人と私が、揃いも揃って関西出身❤️
会場の楽屋で
ぎゃはははははははwwwwwwww
ぎょえーーーーーwwwwwwwwww
ひぃーーーーーーーーーwwwwwwwwwwwwwwww
と騒ぎまくり
あの、さんざん「イタリア人うるせぇなーーー(-_-)(-_-)」と文句を言っていた、煩いイタリア人という人種に
「うるせぇ!!!(-_-)(-_-)(-_-)」
と3回ぐらい叱られたのが、とてもいい思い出(//∇//)
関西人は地球基準で見てもうるさいらしい(笑)
コンサート前のえっらい早い時間に呼び出されて撮られた写真←
演奏中
受賞中
この審査員の先生の見た目が好きでした
ピアノへの気持ち・姿勢がまた一つ変化した経験でした!
これからもまだまだ頑張りますので
皆様、今後とも応援よろしくお願いいたします(*^o^*)♫
イタリアでコンクール 其の三 イタリアのゆるさに救われる…?
予選2日間が終わって(なんとか拾っていただいた( ; ; ))
翌日は、音楽コンクールのピアノセクションを受験しました。
前日予選を終えたピアノコンクールは
2ラウンド制・課題曲あり・ご褒美多め
やけど
この日の音楽コンクールは
1ラウンド制で点数制審査・フリープログラム・ご褒美少なめ
みたいな感じで
同じ審査員、同じ会場やけど
全く別物のコンクールなのです。
音楽コンクールの30分フリープログラムは、予選曲と本選曲のハイブリッドで受けたから
落ち着かなかった2日前の予選のリベンジと
翌日の本選のリハーサル
どちらにもなってよかった( ; ; )
この日はちゃんと舞台練習させてもらえて!
審査は時間通り開始した!
よかったよかった\(^o^)/
深呼吸してから舞台へのぼってお辞儀
椅子の高さを調節して、鍵盤の上に手……
審査員「ちょっと待って。」
なにぃー(ToT)
二階席にいる、演奏の録音録画をしてくれるおっちゃんのスタンバイができてなかったらしく(-_-)
一階席の審査員とあーやこーや話してる間
私はピアノの前に座って待つ始末。
おとといは早く始められて
今度は待つんかよ!!!!!
一秒ごとに、自分の集中力メーターがさがっていくのがわかるぅ〜〜〜(ToT)
結局1分はゆうに超える舞台上での無の時間の後
審査員「はいどーぞー(^^)」
弾きにくっっっ(-_-)(-_-)(-_-)
まぁ、予選で弾いたハイドンのソナタとスクリャービンのエチュードは
(落ち着きすぎなぐらい)落ち着いて弾けました。
しかし、集中力メーターがもう下に振り切れてたため
初出しシューマンの途中で盛大な記憶障害が発生
まる一小節、無調の現代音楽になった_(:3 」∠)_
こんなところまで来てミスるって………もうだめだ………明日の本選もう弾きたくない…………
と、弾き終わったあとは昼からホテルの部屋でふて寝してました。
ふて寝といえば!←
この町には、シエスタがありました!
シエスタって私この度初めて知ったんやけど
一斉昼寝休憩文化のことです。
なので14時頃から暗くなり始める時間まで
町全体がシャッター街と化し
人っ子ひとりいなくなり、閑散としている(°_°)
全員家で寝ているのだ!!!!
かといって、午前中が活発かといったらそうでもなく、開いてる店は少ないし
ランチ営業してるレストランすらも、探さないとなかなかないぐらい。しかも13時オープン。
で、19時ぐらいからようやく人が外に出てき始め
20時からレストランが開き
21時頃「この町、こんなに人間おったんや(°_°)(°_°)」というぐらい、老若男女(赤ちゃんや幼児も!)が町を行き交い、若者は騒ぎだし
その騒ぎは夜中2時頃まで続きます。
これが毎日です。
だから、21時頃、コンクールから割り当ててもらった練習室でピアノ弾いてても
ピアノがうるさくて迷惑どころか
外から聞こえる嬌声と爆竹とズンジャカズンジャカ♫ で
練習にならんという事案が発生してましたヽ(;▽;)ノ
信じられん………
常に、自分の常識は世界の常識ではない、と思うよう心掛けて生きているけど
ここまで完全に生活時間帯がズレている世界があったとは……………
コラートに着いた時はそんな光景を見て
「治安悪いな…」と思ったけど
これは治安が悪いのではなく
ただ煩い人種たちなのだとわかりました。
昼
夜
照明があったかい!
おもしろい町やなぁ。
さて、話が逸れましたが
夕方、恐る恐る結果を見に行ったら
びっくりなことに
なんと1位…!\(^o^)/
よかった………(T-T)
かなり自暴自棄になっていたので、本当にホッとしました。
そして思った………
あんなに盛大な記憶障害あったのに、1位もらえるってことは
ここの審査員はアンプぐらいで減点とか無いんやわ………
そう、なぜなら、
🇮🇹ここはイタリアだから!🇮🇹
ずっとイタリアのゆるさにヤラレっぱなしで
ほんまにゆるい国嫌い……ゆるい人種きらい……まじで根本的に肌に合わない………
と嘆いておりましたが
今日の失敗だけきちんとなおして
明日のピアノコンクール本選はのびのび弾こ〜っと٩( 'ω' )و
どうせゆるいし〜٩( 'ω' )و
審査員も「またお前か」って感じやろ〜し〜٩( 'ω' )و
と自分に都合良く、調子に乗り出してきました(^o^)
あと、部屋のガスとWi-Fi接続もなおしてもらったし
美味しいイタリアグルメ&コーヒーにも舌鼓をうち
ずっと雨だったのがやっといいお天気になったり
ここにきてやっっっっとご機嫌になることができました(^o^)単純(^o^)
イタリアでコンクール 其の二 イタリアのゆるさにヤラレル!
なんとかホテルでゆっくり休むことができた波乱の一日目を終え
翌日は9時からいよいよコンクールの受付でした!
……の前に、朝食会場で救世主オタクくんに会うと
「ハラ殿〜!\(^o^)/」
どのwwwwwwwwwwww
「どのは…あんまり言わないかな……」
「???
じゃあ………ハラセンパ〜イ!\(^o^)/」
…………まあいいかwwwwwwwwww
彼が日本へ行った時に食べたラーメンがいかに美味しかったかなどの話をしつつ
一緒に会場へ〜!
ここでも英語が微妙な(私と)コンクール主催者への質問をイタリア語でしてくれて
その回答を英語と日本語になおしてくれたり
受付が終わって参加者解散したあと
「スーパーへ行きたい」と言う私のために
町の人に近くのスーパーを訊いて連れてってくれたりと
それはもう……めちゃくちゃ役に立った……(^-^)←言い方が悪い
でも他の人たちとも
最初は英語で話してても、ドイツ語圏に留学してる子たちなことがわかってドイツ語になったり
アジア人に英語で話しかけたら日本語で返ってきたので
「あ、日本人だったんですねすみません!」
「いえ、東京に留学してるんです」
という新しいパターンがあったり(笑)
なかなかおもしろかったです\(^o^)/
が、3人以上で集まって喋るとなると、もちろん英会話になるので
途端に私はついていけず、ニコニコしていることしかできなくなるのである…。
こんなポスターも街中に貼られてました!
うれしい!
審査はアルファベット順。
ハラ殿……ハラセンパイ……のHは、地味にかなり早めで
その日の夕方さっそく出番。
17時から3人、舞台でリハーサル
17時半からその3人の審査、やったので
16:50ぐらいには着替え終えて会場外のドア付近にて座って待ってたら
会場のドアが開いて、でてきた審査員
「おまえ〜〜か?」
「ちがう、ハラです」
「あれ………。ま、ええか。カモン!」
:(;゙゚'ω゚'):???
そしてその審査員……イタリア語で他の審査員に何か言ったのち…………
「どうぞ!( ◠‿◠ )」
えーーーーーーーーーーーー:(;゙゚'ω゚')::(;゙゚'ω゚')::(;゙゚'ω゚')::(;゙゚'ω゚'):
「わたしのぷらくてぃすは?:(;゙゚'ω゚'):」
「No. Your time( ◠‿◠ )」
なんでーーーーーーーーーーー:(;゙゚'ω゚')::(;゙゚'ω゚')::(;゙゚'ω゚')::(;゙゚'ω゚'):
どうやら、私の前の人が棄権だかその瞬間におらんかやったらしく
「ハラならおるけど?ハラでいい?じゃあ次ハラで!」
と、繰り上げ。
いやいやいや、繰り上げは仕方ないとしても
それで練習なしはひどい!!!(ToT)(ToT)(ToT)
けど今審査員に「練習さしてくれよ!」とゴネて
10分公開リハーサルしたあとに弾いたところで
事態が良くなるとも思えず………
結局予定より40分早い出番に………(ToT)
舞台練習ではこことここ、確認しーとこー
ってとこ決めてたから、ほんまにショックやった(ToT)
そんなこんなで全く落ち着かないままの演奏でした(ToT)(ToT)(ToT)
でも、これがイタリア!!!!!!!
……というか、イタリアだけに限らず、全然よくあることやと思う。
し、全然大したことではないと思う。
のに、こんな些細なトラブルに動揺してしまうところが
ほんまにまだまだメンタル弱いなぁ…(ToT)
強靭な精神力で弾きたい(ToT)
と落ち込んだ上に
せっかく簡易キッチン付きのホテルの部屋にしたのにガスがつかんかったり
部屋のWi-Fiのネットが繋がらんかったり
蚊?にめっちゃかまれて顔と足と手がボコボコになったり
外交に疲れてきたり(笑)
………で、結構どんより☔️した気持ちになっておりました(´-ω-`)