WIEN1900 展 @Wien Leopoldmuseum
というわけで、日本で暮らし始めて早2ヶ月が過ぎたわけですが
今ではもうウィーンがとっても遠い所に感じて寂しい今日この頃。
できることなら戻りたいわ( ; ; )
寒さに耐えてクリスマスマーケットで飲むグリューワインが懐かしい( ; ; )
だけど、ありがたい事に日本でも少しずつ演奏の機会をいただいているので、泣いてる暇はありません。ガシガシ練習しなければ。
今日は帰国前に行った、大好きな大好きなレオポルト美術館の記事を❤️
もうMuseumsquartier が懐かしい( ; ; )←早速泣いてる
レオポルト美術館は、シーレやクリムトの膨大なコレクションが展示されてる美術館です。
世紀末ウィーン好きの聖地!
私もこれまでに幾度となく行ったけど、今回の、その名も【WIEN1900】展はなおさら良かったのである✨
まずはユーゲントシュティールの家具の展示
椅子の背にひっそりある装飾
当時のCafé Museum
画家ごとに部屋が分かれていてそれぞれの作品が展示されています
その中に
シェーンベルクさん登場…!!
作曲家として有名なシェーンベルクやんな???
新ウィーン楽派の十二音技法でおなじみのシェーンベルクやんな???
絵の一枚や二枚ぐらい描けても不思議はないけど
クリムトやシーレと並んで一部屋持てるぐらいなの!?
……とおそるおそる鑑賞………
上手いがな!!!!!!!
えーーー普通に画家じゃん!!!!!!!!!!
そうか…シェーンベルクはウィーンでは画家扱いなのか……え、すごくない???
衝撃の事実に大興奮でした。
シェーンベルク作の ツェムリンスキー
ちょっと悪意ある…?笑
写真だと写りきってないけど、なんとも味のある暗い作品だった
シェーンベルク作のトランプ💕
これ商品化したらいいのに(((o(*゚▽゚*)o)))
私なら買う!
この絵も大好き
シェーンベルク作の ココシュカの思い出
せいきまつぅぅぅ〜って感じ(*´◒`*)
ちなみにココシュカさんの画風は
こんな
なんですがね。笑
ちょっともうシェーンベルクのコレクションにテンションが上がりすぎて満腹やったんですが
次へ進むわよ!
シーレのお部屋へ!
この絵についてのお話を聞くウィーンのティーンエイジャーたち……日本じゃありえないフリーな教育よな……
この絵もとても気に入った!
今まで見たことあるんかな?
あってもおかしくないけど、今回初めて琴線に触れたのでした。
これは何回も記事にも載せたことある、前からずっと好きなやつ。
これも恐らく初めて琴線に触れた、幸せな男女のはずなのにそこはかとなく暗い絵(好き)
これは普通に幸せなやつ。自画像と恋人のヴァリーちゃん。
古い家シリーズ
その後クリムトの部屋へ
確か火事で燃えてしまったからレプリカやと思うけど
ゼセッシオンの展覧会のポスターシリーズ
モーザーのゼセッシオンポスター
どこか椎名林檎を思わせるおしゃれモダンなデザインが好き❤️
こちらも、おっ!と目を引いたサロメの絵
実はこの8日後に、国立歌劇場で初めてサロメ聴くのですが
それはそれはもう、魂が震える感動体験をしまして、、、サロメが一番好きなオペラになってしまったぐらい!😭😭😭😭😭
そんなこと、この写真を撮った時には知る由もなかったのに、ちゃんと絵に反応してたとは
今となっては不思議な偶然だなぁ。
この二枚はベートーヴェンの田園を表現した作品だそうで
壁一面やったので、全くアングルに収まりきってないけど
世紀末ウィーンの主な芸術家達集合の展示
ふつうに、ツェムリンスキー氏が登場するウィーン……すごいよ………
アルマも、芸術家の一員としてしっかり登場してました
展示室にある機械で聴ける音楽もベルクとか。
そしてこんな曲知らんし……爆
全然音楽に関連した展覧会ではないのに
音楽家たちがひょっこり出てくるの、すこぶる感動なんやけど…………感涙
それだけこの時代の芸術家たちは、ジャンルの垣根を超えて交流し、お互いに影響しあってたってことやね。
ゼセッシオン設立メンバー❤️
………に混じる嬉しそうすぎる私
あ〜まだまだ伝えきれてないよ〜〜〜
実は、途中でランチの約束のため、早足で見て一度退館したんやけど
あまりの充実っぷりに心残り爆発で、再入場したほど🤣
(特に何の手続きもせずに退館したけど、その日のチケットの半券を見せたらあっさり再入場できました❤️)
ウィーンモダンの展示をここまで堪能できるのは、世界中でこのレオポルト美術館しかないよ!!!
大満足でしたヽ(〃v〃)ノ