ブラームスファンの聖地 ペルチャッハへ
突然ですが!というかもう何度も書いていますが!
私はブラームスが大好きです\(^o^)/
一番好きな作曲家は誰ですか?と訊かれたら、とりあえずブラームスと答えています。
ブラームスファンなら、必ず一度は耳にするペルチャッハという地名。
ウィーンの南西に位置する、ヴェルター湖という湖に面した町で
ここでブラームスは、ヴァイオリン協奏曲やシンフォニー2番を書きました。
ちなみにマーラーはヴェルター湖のほとりに作曲小屋を建て、シンフォニー5〜8番や歌曲を書いたという………
いや、ね、
なんつーパワースポット!!!
名曲生まれすぎやろ!!!!!
もー日本にいる時から、ブラームスヴァイオリン協奏曲・2番と来たら
【ニ長調】で【ペルチャッハ】で【湖のほとり】で【夏の休暇】で…ってのが曲目解説の定番中の定番やから
その単語達はもう幾度となく目にしてきたわけ。
他に解説のネタ無いんかい!!!(いや無いか。やっぱ避けては通れないか。)
そんなわけで、ペルチャッハというと私の中では
もうヴァルハラ(ワーグナーのニーベルングの指環の城)みたいな存在になっていて
ペルチャッハってほんまにあるん? ないやろ。ないない。
という感覚にさえなっていた。(爆)
しかし、オーストリアにブラームスの名を冠したコンクールがあり
その開催地がなんとペルチャッハではないか!!!
え?ペルチャッハ行けるの?
あの!伝説の地!ペルチャッハに行けるの!?!?!?
行くう!!!!!!\(//∇//)\
……と、また毎度のごとくコンクールにかこつけて、聖地ペルチャッハへ行ってきました✨✨✨
ウィーンから電車で4〜5時間ぐらい。
ブラームスもウィーンからこの道を通ってペルチャッハへ向かってたんかなぁとか思うと
胸が踊りました…!
町自体はほんとに小さくてこじんまりとしてたけど
のんびり休暇を過ごすために来てる人はたくさんいた!
ひとりで湖を眺めながら聴いたクライバーのブラ2は忘れられない・・・♡
ダブル虹も出てたし
コンクール終了後にコンテスタント達で丘の上の教会で見た満天の星空も
とってもステキな思い出です✨
流れ星がビュンビュン飛ぶの!(*´꒳`*)
肝心のコンクールの方は、自分にプレッシャーを与えすぎてしまい、思うような結果が出せなくてそれはそれはもうすごく悲しかったけど
生まれて初めて、本気で自分を見つめ直すいい機会になりました。
ほんとにどうしようかなというぐらい落ち込んで悩んだけど
今はもう幸せな気持ちでピアノに向かえています(*^ω^*)
パリもそうやったけど
何かしら新しい感情が生まれたり
アイデンティティを見つめ直したり
曲がったり歪んだりしていた気持ちを真っ直ぐに戻すことができたり
と、どこかに行って、気持ちの整理をする時間ってめっちゃいいね!
ブラームスゆかりの地で自分ととことん向き合えた、すごく大事な思い出になりました。
コンクールもまた頑張る……!