すったもんだ日記帳 Yuriko Hara’s Blog

Pianist 原 由莉子 のmusikalischな日々

母校の楽友協会コンサート

愛する母校(高校)が、ウィーン研修旅行へやって来て

Musikverein でコンサート!

 

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こんんんなスペシャルな席を用意してくださいました( ;∀;)✨✨

まず楽友で椅子に座ることに慣れてないから震えた( ;∀;)✨✨✨

 

 

2年前の前回も行ったよ!

 

 

klavier888y.hatenadiary.com

 

 

 

 プログラムは

 

ピアノ科+声楽科 による合唱

ピアノ科以外の楽器 で小編成オケ

合唱+オケ

 

で約45分間のパフォーマンス。

 

 

特筆すべきは合唱(;_;)✨

めちゃくちゃ上手…!ほんとうに上手!!

 

 

日本でもプロのオケや指揮者と何度も共演している、テクニックも確かのめっちゃ自慢の合唱なのですが

このステージのために、それはもう命をかけて練習してきた高校生の気持ちと

素晴らしい邦人作曲家の作品・日本語の詞が、胸に響いて涙腺が崩壊しました。

 

合唱曲って、地球上で日本の作品が最強やと思うのは私だけ?

 

 

 転換中に

「やばい、けっ、汚れた心に染み渡る……(;o;)」ってグズグズ泣いてたら

前の席の保護者の方にめっちゃ笑われて恥ずかしかった(笑)

 

今日の曲とも私自身とも関係ないけど

そんな誇りの合唱が、関西フィルさんの定期にて大島ミチルさんの新作を藤岡さんと初演した密着ドキュメンタリーがあるので

自慢のために貼りま~す^^

 

 

 

 

オケのラデツキー行進曲では、客席いっぱいのウィーンの聴衆の皆様がニューイヤーコンサートさながらに手拍子もしてくれて👏

 

すごくハッピーな時間!

 

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そうそう、合唱を指揮された大好きな歌の先生は、袴姿で演奏という見事なエンターティナーっぷり💓

 

私も、舞台映えや舞台上での所作、人前で美しくあること、気高くあること、オーラを磨くことみたいなことは

この高校でやたらと学んだ気がします。

楽家としてとっても大事なこと!

 

が、ウィーンに来てからというもの、どんどんだらしなくなってきたので、また学び直したい(爆)

 

 

 

終演後は楽屋へ突撃し、先生方と久しぶりのおしゃべりに花が咲いたのですが

 

今ウィーンに留学中の我々OG数名を見た先生

 

「こうして見ると、各学年の怖い人ばっかりやんか」

 

「なんでよぉぉぉおおお失礼なあぁあぁぁぁあ」

↑この抗議のうるささがすべてを物語っている

 

 

 と、ウィーン支部の圧のすごさもおもしろかったです。

でも私は怖くないですよ。

 

 

 

最近自分のピアノの方向性に悩んで

悩んだ結果、私にとってすごくすごく大きな決断をしたのですが・・・

 

まだ少し不安が残っていた心に純情な気持ちを思い出させてくれ、勇気をくれた最高の演奏でした。

私も頑張ろう・・・!