波乱万丈あって、やっとのことでコンサート開演。
嬉しい!ここに座れているだけで嬉しい!!!
※お詫び※
ご想像に難くないと思いますが今回いつにも増してめっちゃくちゃ暑苦しくなりました
自分でもびっくりするぐらい長い、そしてウザい……
最後にもう一回お店へ行くので
興味ない方は3000字分← 飛ばしてくださいまし🙇♂️
前半はブラームスのピアノコンチェルト1番。
もう、アンスネスとブロムシュテット、並んで出てきただけで泣いた( ;∀;)♡
好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き( ;∀;)♡
最初のブィーン(ドコドコドコドコ) だけで
音…!(°_°)
ってなりました。世界もってかれたー!!!!
ほんでアンスネスのピアノの響きが…!
今まで
ピアノコンチェルトって、ピアノとオケはあくまで別物で
2種類のサウンド とか
ピアノとオケの掛け合い とか
オケの中でピアニストのキラキラした音が鳴っている
ってところが美しくて楽しいものやと思ってたんやけど
この日の演奏は、ピアノがもう一つのオケで
大きいオケが鳴ってるみたいやった。
ピアノが入ることによって、オケそのもののサウンドが豊かになる……!
ピアノがソロで弾いてるところも
「ん?ここってチェロバス弾いてる??」って本気で思うとこが何箇所もあるぐらい
低音?倍音?の響きがすごくて(´;ω;`)✨
ピアノとオケがあまりにも溶け合っている、混ざり合っている。
その満足感たるや!!!
私のピアノコンチェルトの概念が変わりました。
でもブラームスはこの響きが頭の中で鳴っていて、それを目指して書いてたんやろうなぁ。
まるでピアノ入りの交響曲。
だから、どうしてもマイナスイメージな言い方になってしまうけど
アンスネスの、いわゆるピアニストとしての存在感が、全然無いの。
(もちろんある箇所もあるよ!そのバランスもまた見事!)
アンスネスのピアノ
ではなく
ブラームスの音
が客席に届く。
これってものすごいことじゃない?
私はそういう演奏が大好きです。
奏者が見えなくなる演奏が好き。
ほんであとは純粋にアンスネスのピアノの音がでかい。
それも、曲が後にいけばいくほど、でかい。
三楽章に入ったら
まだそんなに大きい音残ってたの!?
ってびっくり仰天。
この点はさすがにピアニストとしての存在感。
ブロムシュテットさんも何もしないのに究極に美しいし
オケのみんながマエストロを大好きなことも伝わって、それがまた感動を誘う………
あそこには、あの舞台の上には
今、神様が3人いる……
なんて尊い時間なんやろう…
なんて神聖な舞台なんやろう……
私もあっち側へ行きたい……
いやそんなおこがましいことは言えない……
行きたいとは言わない、少しでもいいから近づきたい……………
三楽章のコーダのくっっっっそキレイなホルン(ファラレファラー↑ファ ソーファミミーラー)
(今思い出してもき、きれいすぎるーーーーーーーなんでこんなきれいなのこの曲ーーーーーーーーーーーー意味わからんぐらいきれいすぎるーーーーーーーーーーーーーー)
のあたりから↑みたいなことが頭を巡って
涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙
この音楽を聴けてる幸せと
曲そのものの美しさと
大好きな人たちの輝かしさと
彼らと自分との大きすぎるギャップの違いの悲しさとで
感情ぐっちゃぐちゃ( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)
一つだけ言えるのは
本当にこの演奏を聴けてよかった!
神様たちがおててをつないでいる!!!♡
はいアリガトウ!!!!!!!!!!
もうピアコンだけで放心・飽和状態やったから
これまともに聴けんのかな、って思ってたけど
そんな心配、何処吹く風、安定の
涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙
でした。
ブロムシュテットさんは、すごい。
出てくる音に愛がある。
一楽章提示部でリピートしたことがはっきりわかる演奏でした。
この感覚、前にもあったっけなぁ?
もしかしたら既にあって、過去にもブログで書いたかも?やけど…
同じ旋律がでてきたから、じゃなくて
なんかなんて言えばいいのかわからんけど
ストン、って あ、戻ったってのが体感的にわかって
聴いていてとても気持ちよかった。
形式を聴けたというか。
やっぱ楽曲分析って大事やなって、しょうもないことが頭をかすめた←
お客さんを説得する一つの材料に、ちゃんとなるんやな。
二楽章はいつか書いた通り私のお葬式でかけてくださぁぁぁいの曲なんやけど
今日もやっぱりかけてほしいと思ったし
三楽章の素朴な感じもツボでした。
多分、これの前に聴いたブラ1は、夏頃聴いたラ◯ル指揮のベ◯リンフィルなんやけど
ぜんっぜん違ったわ←
ブラームスに余計なギラギラはいらない!
これまた新しい感覚やったのが
四楽章に入って、アルペンホルンがでてくるまでの序奏?が
すっごく長く聞こえた。
悪い意味の長さではなくて、スケールの大きさを聴けた感じ。
時間の感覚がゆっくりになった感じ。
でももう〜〜〜〜
最後の
ドッシド ドッシド が始まってからは
お願いやから終わらないで……ずっとこの時間が続いて………!!!!
って本気で思ったよ……。
音楽は時間さえも操るのね………。
こぉんなに腰の低い、普通のちっちゃいおじいちゃんやのにね(;ω;)!!!!!←
単なるフェチでニヤニヤしちゃう、大好きな
オケが指揮者を讃えて
立て!って言ってるのにオケが言うこと聞かずに立たないっていう
世界共通の茶番(笑)
マエストロ「ほらっ!」
コンマス「いやまだまだ」
マエストロ「もうっ!立ってよ!(笑)」
コンマス「しゃーねーなー(笑)」
はぁ、ニヤニヤ(*´꒳`*)←
あまりの名残惜しさに←
楽団員が引っ込むところまで見てたんやけど
マエストロは舞台袖に立って団員全員と握手して
舞台袖で自分が最後の一人になってから、ようやく楽屋へ帰ったよ!?!?!?!?!?!?(;ω;)✨
指揮者はみんなやるもんなんかは知らんけど
ブロさんは別にせんでもええやろう!!!
二時間ずっと立ってたのはあなただけですよ!!!休んでください!!!
なんてあったかいお方なの…………
私もあなたのような、人と音楽を愛せる91歳になりたいよ………………
いい演奏とか上手い演奏とかそういう次元じゃなくて
いいコンサートに出会えたなぁ。幸せだぁ。
来て良かった!
本当に来て良かった!!!!!
胸がいっぱいになって、ガスタイクをあとにしました。
あぁ……………もうだんだん息切れしてきたけど最後まで頑張って書くぜい………………
演奏会後はSバーンも復活していて
旧市街へ一瞬で戻れて、ほんとに腹立った←
こんな近かったのかよ!
帰りのバスは23:55発。
バス停に着く時間逆算して、店にいれる時間はわずかでしたが
やっぱり食べないと帰れないミュンヘンのあれ、リベンジ!!!
Karlsplatz のAugustiner へ23時前到着。
「白ビールと白ソーセージください!」
「白ソーセージはもう終わっちゃったよ」
( ゚д゚)
「ええええええほんとに!?( ;∀;)」
「ソーセージがいいなら、このウィーン風ならすぐでるけど?」
「ん……でも私、ウィーンから来たねんな……」
「…………。………よぉしわかった!きいてあげよう!」
そして5分後………
「ほらよ!!!!( ^ω^ )」
(*゚∀゚*)
なんかよくわからんけど、ゴネたらでてきた!!!!
なんだよ、あるんかよ!!!やったぜ!!!!!!
最高に美味でした\(^o^)/
ビールの味も昼よりこっちの方が好きで
美味しかったぁ!!!!
そして翌朝5時には無事にウィーンに着き
大満足のひとり旅でした♡♡♡
好きな町って言えるところがまた一つ増えて
すごく嬉しい!
また来たいな。ミュンヘン。
【ミュン編、完。】
※エピローグ※ ←
あ〜〜〜〜〜なげぇ〜〜〜〜〜!
お読みくださった方、ありがとうございました。。。
ブログに書けてない良かった演奏会もたくさんあるし(もしかしたら書いてない方が多いかも)
どんな有名人のでも正直微妙やなって思う演奏会もたくさんある←
だから、とことんいいやつはとことん書き残したい!
というわけで、今たまってる暑苦しいシリーズ、今後の予定は
ソコロフのリサイタルと
ペトレンコのウィーンフィル
です!
乞うご期待!(?)