イタリアでコンクール 其の四 コンクールを終えて……
音楽コンクールの翌朝、ピアノコンクールの本選でした。
さすがに本番続きと異国ホテル暮らしでの疲れが溜まってきてたけど
気持ち的には前の2回の本番よりも断然前向き(^O^)⭐️
カジュアルな緊張感を持って、手的にも精神的にもコントロールして弾けたと思います。
40分のリサイタル審査やったけど
あっという間の楽しい時間やった!!!
ただ、演奏順は前から2番目やし
もちろん他のみんなも上手いし………
ここまで自分を高めて弾けたただけでも充分かな😊😊😊うんうん😊😊😊
…………と思いながらも
結果発表に出かける前に
部屋の荷物を片付け始めてたんやけど
壁にかけてあるドレスをしまおうとして
「……いや、今このドレスを畳んでトランクにいれてしまったら、もう週末のガラコンサートで着ることは絶対になくなる気がする……
まだ着る……私はまだもう一度ドレスを着るぞぅ…………」
と、願掛けで吊るしたままにしておいたりするぐらいには
入賞に執着したりもしてました……。
もーーーー!ほんまに心が疲弊するーーーーーー( ;∀;)!!!
こんなにメンタルが荒れるしんどいことを、よく自ら好き好んでやってるなと
今書きながら思い出して呆れた←
そして結果発表………
1位なしの
第3位!!!
をいただくことができましたヽ(;▽;)ノ✨
思い返せば、子供の頃からずっとずっとずーーーっと
コンクールに向けてはそれなりに頑張りはするものの
いつも心のどこかで
「私が頑張ったところで優勝するわけがない。」
と思っていたので
運良くファイナル等に残ることができた時でも
「まさか予選通ると思ってなかったから、次の曲、全っっ然練習してない……」
とか
「もう予選通れただけでも充分うれしー!\(^o^)/」
と浮かれて演奏に身が入らないとか
まさに!まさしく!
ショートプログラム好発進でも、フリープログラムで大コケ
のパターンがとても多い人間でした。
そしてその結果を受けてさらに負のループ。
自己肯定がめちゃくちゃ下手くそなまま、大人になってしまいました。
でも今回は
もういい加減やめよう!!
本選の曲までまじめに練習しよう!!!!
と強く心に決め、3週間、自分なりに本当に集中して準備しました。
本選の曲を練習しながら
「でも予選で落ちたらこの曲は弾くことがない……この努力と時間は全部無駄……あぁ、予選の曲したい…………」
と思ったこと、数億回(ToT)(ToT)(ToT)
そういう邪念が消えて純粋に音楽づくりだけに集中できている時間は、すごく楽しくて充実していたから
悪いことばっかりというわけじゃなかったけど
す〜ぐ邪念沸き戻ってきては発狂してた(ToT)(ToT)(ToT)
まぁそんなんで、私の中では結構覚悟して取り組んだ今回のコンクールだったので
この結果でピアニストとして食っていけるわけでもなければ
情熱大陸に出れるわけでもなく
まずそもそもピアノコンクール1位とれてないけど←
どうやらこんな私でも死に物狂いで頑張れば
少しは認めてもらえることもあるらしい……!
と思えたので
20余年陥っていた負のループから、もしかしたら少しだけ抜け出せるかもしれない兆しが見えたことが
自分的には何よりも良かったです(*'ω'*)
この気持ちをプラスにして、また次のステップへ進めたらいいなと思います。
長々とアツクルシク語ってしまった……(´ω`)💦
で、週末は入賞者ガラコンサートで
念願叶ってもう一度ドレスを着ることができましたヽ(〃v〃)ノ
もうはっきり言って一刻も早く帰りたかったし
「まだ弾くんかよーーー別の譜読みせなやばいねんけどーーーーーー」って感じやったし
実際練習室借りて譜読みしてたし(笑)
今度こそ本番へ向けてテンションを上げるのが大変やった😂(そしてあんま上がらんかった)
でも、今回出会ったほかの日本人お2人と私が、揃いも揃って関西出身❤️
会場の楽屋で
ぎゃはははははははwwwwwwww
ぎょえーーーーーwwwwwwwwww
ひぃーーーーーーーーーwwwwwwwwwwwwwwww
と騒ぎまくり
あの、さんざん「イタリア人うるせぇなーーー(-_-)(-_-)」と文句を言っていた、煩いイタリア人という人種に
「うるせぇ!!!(-_-)(-_-)(-_-)」
と3回ぐらい叱られたのが、とてもいい思い出(//∇//)
関西人は地球基準で見てもうるさいらしい(笑)
コンサート前のえっらい早い時間に呼び出されて撮られた写真←
演奏中
受賞中
この審査員の先生の見た目が好きでした
ピアノへの気持ち・姿勢がまた一つ変化した経験でした!
これからもまだまだ頑張りますので
皆様、今後とも応援よろしくお願いいたします(*^o^*)♫