シューベルト☃️3つのピアノ曲
3つのピアノ曲D946は
演奏会や試験でよく聴いたとか、 誰々が弾いてたとかでもないにもかかわらず
門下の子が弾いてるのをほぼ初めて聴いた時に
「なんかこの曲めっちゃ知ってる!」「私もこれ弾こ!」って
体にスッと入ってきた曲です。
でも結局弾いてて全然スッとは入ってこなくて苦労😨
なんか、シューベルトは曲の鮮度が高すぎて
今日いい感じに弾けてても、次の日ガッタガタになりやすい……。
その場でどれだけ作れるか、みたいなところがあって怖いです……。
雰囲気にふっとはいれたら弾きやすいんやけどなぁ…。
この曲は、シューベルトの生前は出版されなくて
シューベルトの死後40年経って、ブラームスが遺稿の中から三曲をまとめて出版しました…!!
そゆの聞くと燃える!!!!!!!!!
一曲目の、ドラマ性
(私は勝手に、雪の中とか、あったかい楽園とか
とても温度を感じる)
二曲目の、現世を超えたところから聞こえてくるような歌
三曲目の、疾走感
それぞれにキャラの違いはあれども
ただ美しいだけじゃなく、なんとも言えない不安定さ、孤独な感じ、晩年のシューベルトの真骨頂を引き出したいです。
前半に置くには大きな作品なので
まだこのあとにブラームスひくの!?!?
とよく言われるけど(笑)
舞台の上でも成長できるような、なにかを求めながら弾くような
そんな時間になればいいなと思っています!