すったもんだ日記帳@Wien

ウィーンでのmusikalischな日々

ベートーヴェン🍓森の乙女の主題による12の変奏曲

日本へ帰ってきました🌟

 

 

 

ウィーンを発つ前に、中央墓地へ行き
ベートーヴェンシューベルトブラームスのお墓まいりへ。
2月2日の演奏会がうまくいきますようにとお祈りしてきました。

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この3人、こんなに近くに眠ってるんですよー!

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さて、そんな京都でのリサイタルですが
演奏者が【パスポートなくした奴】のままではあまりにも聞こえが悪いので

今日から演奏する曲についての想いを
ちょっとずつ書いていきたいと思います\(^o^)/

 

第一回目の今日は、ベートーヴェン作曲の森の乙女の主題による変奏曲!

 


一言で言うと、ぶっちゃけめちゃくちゃ無名な曲です(´⊙ω⊙`)


私もウィーンに来てから知ったし
別にウィーンででもみんな弾いてるわけではないし(笑)

 

コンクールを受けるときに、ベートーヴェンのバリエーションから一曲選ばなくちゃいけなくて
どれがいいか先生に相談したところ

うちの【知られざるレパートリー開拓大好きな】先生の

「あぁ!Waldmädchen あるやん!めっちゃいいよ!!好きやねん!!これにし!!!」の一言で知ったのが、弾くことになったきっかけ。

先生以外に、この曲知ってた人には
今の所出会ったことない。(笑)

 

でもブレンデルやマリア・ユディーナも録音してて
もっと普通に弾かれても不思議じゃないのに〜って思うけどな。

 


ベートーヴェンがウィーンにでてきたばかりの頃の若い頃に書かれた作品で
「ウィーンでいっちょやったるで!」な心意気を感じます。


テーマはパウル・ヴラニツキーという作曲家兼指揮者が書いたバレエの中の曲で
当時ウィーンで流行ってたものらしい。

ベートーヴェンはそれを変奏曲にして、サロンで気に入られようとしてたのかな?

 

ちなみに、森の乙女の原曲とどんなストーリーだったのかは探しだせず(>_<)(でも間違いなく悲劇ではないでしょ!)

 


ベートーヴェンのバリエーションというと
32のバリエーションやディアベリのバリエーションなんかの
ゴッツイ感じをイメージしがちやけど

森の乙女はほんとに小品って感じの可愛らしい曲♡


イ長調で書かれていて、とっても乙女感が強いです。
とにかくカワイイ!メルヘン!


ぜひ、森の情景やおはなしを想像しながらお聴きいただきたいです(*^o^*)

 

でも、スケールや跳躍なんかは
当時のピアノが発展して広がった音域を、ベートーヴェンがいっぱい使いたかったんやろなーって感じがするし


彼のトレードマーク的な、subito p (大きな音から急に小さな音になる)もたくさんでてきたり


一聴すると、これがベートーヴェンなんだ!?とさえ思ってしまう曲調のなかに

後期の作品にも通ずる「これぞベートーヴェン!」な部分を探してお聴きいただくのも
ツウなお楽しみ方かな♫

 


それから、元々バレエ曲ってこともあるのかもやけど
すごく立体的に書かれていて
このピアノの楽譜をそのままオケの人に渡して演奏してもらっても
簡単にオーケストレーションが成り立ちそう!

意外に声部が多くて弾きわけは難しいけど
いろんな音を出せるピアノの可能性に迫りたいです。

 

とにかく、この森の乙女のバリエーションについては

珍しい曲だから取り上げた、というところで終わらず

あ〜やっぱベートーヴェンってすごい作曲家だよなって思っていただけるような演奏にしたい!


私も改めてそう思えるように
フレッシュな気持ちで演奏します(((o(*゚▽゚*)o)))

 

次回はシューベルト!👓

 

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