卒論すったもんだ 其の二
というわけで、私の個人的なただの日記後半。
今回まじで個人的すぎて、皆さんにはいつにも増してなんの得もない記事になると思われますのでご了承ください(笑)
夏休みは日本での演奏会でバタバタしていて
論文は三行ぐらいしか進まず←
それに、ドイツ語の一切ない環境でドイツ語の文を書くというのは、やる気を出すのがなかなか難しいのよねえ……_(:3 」∠)_…(めちゃくちゃな言い訳)
私の提出の締め切りは10月20日やったんやけど
この締め切りというのは【印刷して製本し、CD等と共に現物として提出する締め切り日】であり
印刷する前のステップとして
出来上がった論文のデータをオンライン上にアップロードして、盗作してないか審査を受け
そこできちんと論文として承認されてから、やっと印刷段階に進めるってのがあるんですね。
(めんどくせえええぇぇえぇええぇぇぇえ)
で、その盗作審査に、最大2週間かかる、と。
つまり、10月20日の遅くとも2週間前には書き上げてないといけない、と。
こんな大事なことがね、
大学のホームページの中の全然たどり着けないのページにちっちゃーい字で一文ちょろっと書いてるだけってどゆこと?(ToT)
でもこれに関しては、これまでに論文を提出してきた友達全員がお経のように口を揃えて
「2週間前、2週間前」と教えてくれていたので助かりました( ;∀;)✨
友達の中国人の子はこの2週間前ルール知らなくて
盗作審査せず、のこのこと締め切り日に出しに行ったら教務が受け取ってくれず、卒業を1ゼメ延ばしたという……(>_<)
となると、私の場合は9月中には完成しておきたかったわけなんやが
9月下旬の時点で、アナリーゼ章、ひとつも書いてなくて…😇
9月最後の十日間は、一音もピアノを弾かず、朝から晩まで、ひたすら論文論文論文の地獄の日々でした………😇
これぞまさに8月31日の夏休みの宿題状態!!!!!!
おわーらない!おわーらない!ぜーんぜんぜんぜんおわーらない!!!!
(by.ももいろクローバーZ / ワニとシャンプー)
ピアノ始めて20数年経ちますが
いやはや、いくら不真面目な私でも、こんなに長期間弾かなかったことはないね。
かといって、「午前中論文、午後は練習」とか無理なの!
書くなら書くで、今は書くだけ!!!ってしないとどっち付かずになるというか。。。
精神的に追い詰められすぎて、気が狂いそうになったけど
ノートに書いた手書きの文をパソコンに打ち込みしてもらったり
表紙や目次を作成してもらったり
譜例のためにスキャナーをお借りしに行ったり
ここでも友人達には本当に助けてもらった(ToT)✨✨✨✨✨
感謝にたえません!!!!!
あと、助けてもらったといえば
友達に教えてもらったこちらのアプリ。
Hello Talk
一種のSNSなんですけど
自分のアカウントを作成するときに
母国語と学びたい言語をそれぞれ選択します。
私の場合は、母国語→日本語、学びたい言語→ドイツ語 に設定。
すると
母国語→ドイツ語、学びたい言語→日本語
を設定してる友人とつながることができる、というシステム!
記事を投稿したり
ダイレクトメッセージのやりとりも。
どちらにも、簡単に間違いを正せる機能がついているので
わかりやすい\(^o^)/!
私はこのアプリを使って、史実の章と、前書き、後書きは
音楽やってすらいないであろう見ず知らずの人に
文法を直してもらった!!!!!!!(爆)
(アナリーゼの章はさすがに先生に直してもらったけど)
初対面(いや対面すらしてない) の奴が
コルンゴルト?ヴィトゲンシュタイン?は??
みたいな文を突然送りつけてきてkorrigieren してくれ!!だなんて
失礼極まりないし頭おかしいと思われそうやけど
皆さん本当に優しく直してくれました(ToT)(ToT)(ToT)
ありがとう…心からありがとう………今度はMANGAとANIMEの話をしようね…………
そんな必っっっっっっ死の頑張りとみなさんのお力により
ひとまず私が自力で書けるところまでは
10月2日に完成!!!!
ピアノ弾いてない手は、筋肉がなくなってしょわしょわだった(ToT)(ToT)自分の手じゃないみたいでした(ToT)(ToT)
もうあんな状態には一生なりたくない!!!!!!(ToT)(ToT)(ToT)
がしかし結果的に
私の提出の締め切りは10月ではなくて、12月1日でいいと教務が言い出し
(この締め切りどっちやねん騒動もほんっとに大変で、一悶着どころか五悶着ぐらいあったんやけど、あまりにどうでもいいから割愛)
お直しをしてもらえる時間は一ヶ月以上確保できたのでした。
とは言え
先生が動き出してくれたのまたしても本当のしめきり3日前やけどな!!!!!←
でも言語にすらなってない酷すぎる状態のドイツ語の訂正をめちゃめちゃ丁寧に時間とってやってくださったので
クリストファー先生には本当に感謝しています(T_T)✨
あんなん教授の先生のやる仕事じゃないわ、優しすぎ(T_T)✨
ちょっととりかかるのが遅すぎるけど(T_T)(T_T)←
終わったときに(あまりの達成感からか)電話かけてきてくれたんやけど
「ユリコ……終わったで………」
の声が今まで聞いたことないぐらい疲れてたwwwww
しかしそのあとアップロードするのにも手間取って
結局PDFアップロード完了したのは締め切り十日前ぐらいになってて
「わ〜wwwwほんまに最大の二週間かかったらアウトだぁ〜/(^o^)\wwwwww」(←色々ありすぎて半ば諦めて笑ってる )ってぐらいまで詰んでたけど
盗作審査が意外に5日ぐらいで終わってくれ←←←
印刷→教務へ無事提出できましたヽ(;▽;)ノ
印刷は、早く安くやってもらえるところ……!と思ってネットで探したところ
Schottentorのウィーン大学の中の、購買部的なショップの中でDiplomarbeit の印刷サービスをやっていて、ここがなんと
全て24時間以内に完成してくれるとな!!!!
他に、Die Kopieっていうチェーンコピー屋の値段表も見てみたけど
普通に注文すると完成まで2営業日かかり
エクスプレスっていう、なんと3時間!で完成してくれるサービスもあったけど
それは通常の1.5倍の値段を払わないといけないらしいです。
ほんっっっとに急ぎの時はありがたいサービスやけどね。
しかも、ウィーン大の方がDie Kopieより
A4白黒 一枚あたりの値段が5セント(笑)安かった!
有名なコピー屋のREPAも、Diplomarbeit サービスやってるみたいやけど
いくらでできるのかはネットでは見つけられず……。
とまぁそんなこんなで
15回ぐらい三途の川を渡りかけたけど
無事に大仕事を終えることができました。
感無量ヽ(;▽;)ノ✨✨✨
私の留学生活の1番の鬼門になることは間違いなかったから
なんとか終えれて本当に嬉しい!!!
もうあとはピアノを弾くだけ!!!!!
レポートに毛の生えた程度の内容なので全然しょぼいし、提出するまであまりにもすったもんだすぎて恥ずかしいけど
とりあえず「ドイツ語で論文を書いた!」っていう経験は
留学生活の、また、人生の大きな宝物になりました\(^o^)/✨✨✨