すったもんだ日記帳@Wien

ウィーンでのmusikalischな日々

嵐のMステウルトラFES出演回の視聴から考察する、コンサートにおいてのプログラミングの重要性について

突然ですが、

みなさん、MステウルトラFES観ましたか?

 

全員と言っても過言じゃない数の日本のメジャーなアーティストをゲストに

10時間生放送で送る、Mステのスペシャルです。

 

 

それの、嵐のパフォーマンスが素晴らしかったので、是が非でも書いておきたい。

 

 

ちなみに私は元々嵐さんの大ファンで

花より男子の1よりも前、シングルで言うとサクラ咲ケぐらいから好きで

ファンクラブも入ってたし、コンサートも行くし、シングルもアルバムも買うし、新曲は振り完コピ、出演番組は全て録画って感じでした。

 

 

大学生になってからテレビのない部屋で一人暮らしを始めたために自然と接触が減ってしまったのと、クラシックが趣味としても好きになったし、あとももクロちゃんとか(笑)にも時間を割いてたため

私の体内にある「好きなものにかけるパワー」のうち、嵐さんにかける割合が徐々に減ってしまって、今はもうまったくもってジャニヲタではなくなってしまったんですが

割合やかけるお金が減っただけであって、「好き」の密度は変わってないので

今でも大好きなことに変わりはないです😘

 

(………書いてて恥ずかしくなってきた)

 

 

で、ウルトラFESでのパフォーマンスがほんまに素晴らしかったんやけど

なにがよかったんやろ…って考察した結果

選曲がパフォーマンス成功の8割を占めてたんちゃうかと思いました。

 

 

嵐 SPメドレー

 

1.Monster

2.ファイトソング

3.GUTS!

 

 

あまりに良すぎて、数日間、一日10回ずつリピートして観てたんやけど←

 

そんだけしたからには何か実りを……と思って

このプログラミングにみる私なりの見解を述べてみようかと。

 

 

 

 

まず、Monster 。

【みんな大好き、定番の名曲】というポジションの曲ですね。

 

嵐が特に好きでない人も「Monster は好き。あ、あれ嵐の曲やったんや。」って人たくさんいると思いますし、かなり人気が高いシングルやと思います。怪物くんの主題歌で、耳にする機会も多かったし。

 

 この【みんな大好き、定番の名曲】というカテゴリー、クラシックのピアノ曲にあてはめてみると

 

・悲愴、月光、エリーゼのために / ベートーヴェン

・子犬のワルツ、幻想即興曲、別れの曲、英雄ポロネーズ / ショパン

愛の夢 / リスト

・月の光 / ドビュッシー

 

とかになってくるかと思います。

【名曲コンサート】と銘打たれたコンサートで弾かれるやつな。

 

 

この枠で大事なのは

 

「タイトルは見たことある」

もしくは

「タイトル知らんかったけど、めーちゃめちゃ聴いたことある」

 

と、クラシック全然興味ない人にも

「あ!これは私でもわかるで!(((o(*゚▽゚*)o)))」と思ってもらうこと!

 

 

これらの曲をコンサートのチラシに載せる、もしくは一曲目やコンサートがだれてきた頃にはさむことによって

一方通行のコンサートではなく、どんなお客さんも、みんなこちらの世界に巻き込むことができます。

 

Monsterも一曲目に置くことによって

「あ、これ知ってる。好き。見よ(聴こ)。」

と視聴者の興味を惹きつける、ものすごい起爆剤になったわけです。つかみはオッケー。

 

 

 

二曲めは、ファイトソング。

 

これは、シングル「Love so sweet」(花男リターンズのあれ)  の初回限定盤のカップリングにしか入っていないという

おそろしくレアな曲です。

 

そのかわり、ライブでは毎回のようにやるので

ファンにとってはみーーーーーーんな知ってるど定番曲!

なんなら地味なシングル曲なんかよりもずっとずっと接する機会の多い曲!!!

 

また、嵐がまだ売れてない頃←、めちゃめちゃ体を張った深夜番組をやってたんですが(嵐の宿題くんなんかよりもっとずっと前!)
その頃にイメージソングとして使われていた曲で

 

しかも

 

作曲:二宮和也、作詞:嵐

 

という、古株のファンにはたまらない、というか

好きとか嫌いとか超えてるところにある大切な曲で

ファンからしたら「え!ファイトソング、テレビでやるんや!」という気持ち💕

 

 

つまりこの曲は

 

ファンか、ファンじゃないかで

知名度と思い入れに差がありすぎる

 

というのが欠点。

 

 

んじゃその欠点をどう解消するか。

 

 

まず、MCの時にタモさんと、二宮先生作曲についてしっかり話してた(いじられていた)のと

 

Monsterのあと、イントロ部分で潤くんが

 

「元気の出る曲ということで〜、ファイトソングいきたいと思いまっす!」

 

と言っていた。

(今回のウルトラFESのテーマが「元気が出るウルトラソングだった) 

 

 

つまり

【プログラム企画意図】 

を説明してくれた、ということになります。

 

これで、ファンじゃない人にも

「なんでこの人は今日これを演奏するのか、私たちは何を聴けばいいのか」

 

がわかる。

 

それにファイトソングは、歌を聴かせたりダンスを魅せたりする曲ではなく

ひたすらお客さんもみんなで「ファイ!ファイ!ファイッファイッファイッ!!!」とコールする曲で、ライブではほとんど誰も歌詞を歌わんこともしばしば。

放送でも、Monsterやってたスタジオから、ファンがひしめくスタジオに移動して

普段のライブの雰囲気でやってくれました。

 

とにかく「曲は知らんけどなんか楽しい!」と思える曲!

 

 

ほんで、たとえばファイトソングが一曲目やったとしたら

嵐のファンじゃない人は「あーこんな曲知らんし、ヲタクは勝手にやってくれー」って、めっちゃ置いてきぼりになったと思うのね。

 

でもMonsterのおかげで、すでに幅広い層を味方につけてる。

「へーMonsterと違って、ライブではこんな曲もあるんやー!楽しそう…!」

となった人も獲得できたのではないかと…!!!

嵐さん、もう完全に自分たちのペースに巻き込んでいます。

 

 

つまり

 

プログラム企画意図やエピソードがしっかりとしていて

それをどんな方法でもお客さんに伝えることができるのなら

 

わりとマニアックな曲でも「新しいジャンルの曲」として

お客さんに届くのではないか!

 

と思いました。

 

 

 

・新曲初演やド現代曲

 

…はまぁ極端な例としても

 

ピアノソナタ/バーバー

ピアノソナタ/ デュティユー

 

など

 

「なんかようわからんけどかっこいい!」

 

と思わせられる曲や

 

普段からピアノ畑の人にとっては「あーはいはいよく知ってます」の曲でも

普通に日本に生活してたら街で聴くことはまずないような曲もこのカテゴリーかも…………ってことは

 

ピアノリサイタルで演奏されるほとんどの曲がこのカテゴリーかもしれんな(笑)

 

 

とにかく

いかに、自分の得意で好きな世界をたくさんのお客さんと共有できるか

がポイントになってくるカテゴリー( ̄^ ̄)

 

そのためにはやっぱりパフォーマンスそのもののクオリティも高くないといけないと思うし………難しい…………

 

 

 

 

そして最後のGUTS!

 

この曲はもう

ひたすらにキャッチー\(^o^)/⭐️⭐️⭐️

1にキャッチー、2にキャッチー、34がなくて5にキャッチー⭐️⭐️⭐️

 

 

歌詞、

「ななーーなななななななーなーなーな♪」

ってそんなJPOP、この2017年に他にある!?

 

サビ、

「イチニのサンでさぁ前を向け♪」

「きみはーひーとりじゃないさ♪」

 

ってそんなJPOP、このにせんじゅうな(以下略)

 

 

誰がきいても一回で覚えちゃうメロディー

すぐ真似して一緒に踊りたくなるダンス という

 

まさに国民的アイドル嵐にしか歌えないような曲です。

 

 

ドラマ主題歌やったから、そこそこ知名度も高いというおまけつき。

 

 

 

てことで、ここはもう、ファンでもファンじゃなくても、知ってても知らなくても、老若男女問わず

 

わぁ〜いい曲やね〜😊ピアニストってすごいね〜😊

 

ってなる曲カテゴリーかなと思います。

 

・熱情/ベートーヴェン

・バラード1番/ショパン

ハンガリー狂詩曲 /リスト

ソナタ2番/ラフマニノフ (ピアコン2とかも)

・スカルボ/ラヴェル 

 

みたいな!

 

「あ〜いいもの聴いたね」「すごいもの聴いたね」ってなれる枠じゃないですか?✨

 

 

嵐もGUTSでしめてくれて

「あ〜やっぱり嵐っていいよな〜✨」って

視聴者全員なったと思うの!!!

 

とにかくよかった!!

パフォーマーとして尊敬に値する時間だった!!!(しつこい)

 

 

ファンのハートをつかめるかどうか

プログラミングって大事やな〜〜〜〜〜ってめちゃめちゃ思いました。

 

残念ながらクラシックはファンが多いとは言えないから余計に(´-ω-`)

 

自分の弾きたい曲と、お客さんが聴きたい曲のバランスと

自分の弾きたい曲を聴いてもらえる工夫が大切ですな。

 

 

とまぁ真面目っぽい話にもなりましたが

嵐さんにたくさん元気をもらったので

わたしは……そ……卒論を……頑張ります…………( ;∀;)!!!

 

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