滞在許可証を手に入れるまでの道のり 最終回
ビザ記事、ようやく最終回です!
しかし筆者はここからが本当〜〜に大変だった……(T_T)
私が前回の記事までに書いた全ての準備物を揃えてMA35へ申請に行ったのは1月下旬でした。
そしたら
金額の増えたKontoauszug
大家さん名義の住居契約書
を、2月中旬までに持って来てね
との紙を渡されます。
しかし、私は2月まるまる一ヶ月は大学が休みだったため、日本へ帰ることになっており
2月中旬までに来ることはできません。
その旨を伝えると
「じゃあ、3月にウィーンへ戻って来たら、出入国のスタンプのページを写真で撮って、メールで送って!その後また指示だすから(^^)」
と言われたのです。
よかった〜ちゃんと手続きは引き続きしてくれるのね〜 と安心し、2月は日本で過ごしました。
そして言われた通り、3月の頭にパスポートの写真をメールしました。
しかし返信は
前に言われた追加書類と
さらにまた追加で、3月からの新学期の在籍証明書を持って来い!
だけ………予定とか無し……
しかも、新学期の在籍証明書は、授業料振り込んだあと一週間はしないと手に入らないから今すぐ行けないし………(´・_・`)
そして↑の事をメールしたけど返事なし………。
仕方ないので、追加の書類を全部揃い終えて再びMA35へ出向いたのは、3月中旬になってしまいました。
前回と同じように番号を取り、窓口で次の番号をもらい
個室へ入り、またパスポート見せたり書類見せたりしていると…………………
「あなたもうオーストリアにいれる期間終わりよ。
明日、この国から出て行って。」
はぁぁぁぁああああああああ!?!?!?∑(゚Д゚)
「なんで?だって私先月ウィーンにおらんかったし」
「そんなん関係ない。お前9月からいる。9、10、11、12、1、2、はい6ヶ月〜!」
なんじゃこのババァーーーーーーー!!!!(荒)
だいたいスタンプ送ったのはなんやったんや!!!!!
しかし、真っ当な抗議ができるほどのドイツ語能力はないので
「うん…えぇ…?…でも…はい………」(dim. )
と言うしかありませんでした(;o;)
だいたい、明日出て行けば話が済むというのなら
2月に出て行ってる時点で話は済むはずじゃないか。
矛盾している!!!!!!!!
(でも言えない)
MA35を後にし、一応日本大使館へ電話し
「出て行けって言われたんですけど(;o;)」と訴えてみるも
「こちらではなんとも言えません」の一点張りで、役所がそう言うならそうしてください、と(;o;)
で、オーストリアの外務省警察???と言うんでしょうか
ビザ関係のことを取り締まっている警察のホットラインの番号を教えてくれたので、詳しいことはそこで聞け、と……。
その番号はドイツ語しか通じないし、私じゃ埒があかないので
ウィーンに来たての時にお世話になっていた宿泊先の日本人のオーナーさんに連絡、事情を話し
そのホットラインへ電話してもらいました(;o;)(;o;)(;o;)(;o;)
やはりこういう時に頼れるのは現地の日本人…………(;o;)(;o;)(;o;)
その間に私は一応シェンゲン圏に入っていないヨーロッパの国を調べ、どこならすぐ行けるかを探す………こんなに気の乗らない旅行先探し、後にも先にもないわ(笑)
オーナーさんから折り返し連絡があり、ホットラインの警察と話していただけたようなのですが
その警察の人
「え?それはMA35がおかしいよ!!日本人はビザ無しで6ヶ月いれるだろ?彼女は今月来たなら8月までにビザをとればいいんだよ!」
と言ったというではないか!!!!!!!!
ですよねー!!!!!???????
明日は私はどの国にいるのやら………(O_O)
となっていた私に一筋の希望の光が……(T-T)✨
その日はもうMA35の営業時間終わっていたので(13時に閉まる。もっと仕事しろよ←)
とにかく明日朝イチでもう一度抗議しに行くことに。
オーナーさんは、大丈夫だよと言ってくれた担当者の名前もしっかりきいてくれていたし、本当に心強かったです。
翌日、もう一度番号をとるところからスタート。
「〇〇さん(昨日出て行けって言った人)と話がしたいんですけど。」
と窓口で言うと、番号をくれ
もう3回目になる上の階へ。(笑)
一回目も前日も、その後ずーーーっと待たされたのに
この日は下の窓口から連絡がいったのか
上の階ついた瞬間に呼ばれました。なんやねん!!!!!!
個室へ入ると、昨日のオバさん。
「なんでアンタここにいるの?早く日本へ帰りなさ〜い。」
感じわっるっっっっ!!!!!!!!!!!!
と思ったけど、ひるまず
「やっぱり、私は出て行く必要ありません。ビザの手続きしてください。」
と言いました。
が、もう聞く耳を持ってくれません。出て行けとしか言われません。
「だって警察が…っ」
「出て行け!今すぐ!!!」
みたいな状態です(T_T)
この時、ほんとに心の底から
あぁ、ドイツ語せめて英語がもっとちゃんと喋れたらなぁ………
と思った(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)
どうしようもないので、私はその場で昨日の日本人オーナーさんに電話をかけ、オバさんと話してもらうことにしました。
その時も
「私はアンタとしか話さない。ここは電話禁止よ!電話かけるなら出て行きなさい!」
と言われ続けていた。
電話の向こうではオーナーさんが、耳を貸さないオバさんに向かってドイツ語でまくし立ててくれていた。
今思えばすごい状況だな……笑
すると、我々のそれこそすったもんだを聞きつけた、ボスみたいなおねぇさんが
奥の部屋から登場してきました。
「うるさいわねぇ、何事?」
「あ、アネキ!この小娘と電話の向こうの日本人が言うこと聞かないのよ」
「ワタシハデテイカナイ〜!!!!!!」←私
そして、やはりえらい人はフトコロがでかい。
「私が話すわ」
とボスアネキが電話をとってくれました。
あとはオーナーさんの独壇場。まくし立てるドイツ語がケータイから漏れまくる。笑
しかし話を聞きながら、ボスアネキの顔色がみるみると変わっていくではないか(°_°)
一通り話が済むと
「OK. 」
え?(°_°)
いいの?
「いいわよ。アンタ、この子の手続きしてあげて。」
「アイアイサー。」
え
え
ん
か
い
!!!!!!!!!!!!!!
あっさり!!!!!!!!!!
あまりの事態の裏返りように
(°_°)(°_°)(°_°)(°_°)(°_°)
ってなってる私に、オバさんも
「よかったわねぇ」
とか言ってくる始末。
さっきまでの出て行けはどこへ!!!!!!!
何はともあれ、最後は結局日本人オーナーさんのおかげで
私はオーストリアから出て行かずに済みました。
もう何とお礼の言葉を申し上げていいやら……………(T_T)✨✨✨✨✨
しかしまず、6ヶ月しばりのうやむやさが問題よね。
意味がわからないまま容赦ないことされるので
本当に嫌な気持ちになります。
なので、嫌な気持ちにならないために!
滞在許可証関係のことは!
出来るだけ早く行動しましょう!!!
私もなんでも後回し後回しにするタイプなのでしんどいけど
さっさと行動するのは本当に大事だと思います。
さて、この日はその後無事に帰れ、オーナーさんに改めてお礼の電話をし
後日、〇日以降に受け取りに来てねの郵便が届き
さすがにその当日に受け取りに行きました(笑)
その時はいつもの待合室の奥にある部屋へ通され
また上の階のKASSAでお金を払い(55ユーロだった。前も100払ったのに(-_-))
ようやく
滞在許可証を受け取れました
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
長すぎだろ(笑)
その時点で4月中旬だった(笑)
程度の差はあれど、滞在許可証取得は 誰にとっても鬼門だと思いますが
何があっても最後はなんやかんやできっと手に入るので、諦めないで!!!
私も書くだけでも疲れた(笑)
でも人生の記録として残せたしいいかな(笑)
2017年は、こんなしんどい思いをすることのないよう
早めに行動するのと、ドイツ語力をあげたいと思います。
いやぁでもまじで長かったな…………