すったもんだ日記帳 Yuriko Hara’s Blog

Pianist 原 由莉子 のmusikalischな日々

ショパンピアノ協奏曲第一番 曲目解説

またまたプロモーション記事です。

 

他に書くことないんか!?ってね。

ないんです!!!すみません!!!

 

 

 

というのも、あともう少しなんやもん(´;ω;`)

ショパン協奏曲を演奏させていただく神戸フィルさんの定期演奏会が、いよいよ今週の土曜日となっております!

 

 

 

 

これまでのPR記事はこちら

 

ワルシャワ旅行

 

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兵庫でショパン

 

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今日は、自分が演奏する曲については毎回、お客様にアツクルシク喋るoderアツクルシク書かないと気が済まない私の独断と偏見による、コンチェルトのプログラムノートを綴りたいと思います。

もはや弾くことより書くことの方に熱が入っている!?

 

皆様どうぞお付き合いくださいませ。

 

 

 

まず、作曲家ショパンとこのコンチェルトの基本情報☆

 

ポーランドワルシャワで生まれ育ち、パリへと移ってピアニスト・作曲家としての名声を得たショパン

ポーランドを出た後は死ぬまで一度も祖国に戻ることはありませんでしたが、作品に散りばめられたポーランドの民謡や民族舞踊のエッセンスからは、ショパンの並々ならぬ祖国愛を感じます。

 

ピアノ協奏曲第1番は、ショパンポーランドを旅立つ直前(20歳!)に書かれた作品。

一楽章のピアノソロが入る前の4分近くあるオケの序奏は、ポーランドを背負って国を発とうとするショパンの勇姿、また祖国を離れる名残惜しさと重なります。

 

 

ロマンスと名付けられた二楽章は、まるでうっとりするようなノクターン

ショパンが友人に送った手紙によるとこの楽章は

「静かで、憂いがちな、それでいて懐かしいさまざまな思い出を呼び起こすようなある場所を、心を込めてじっと見つめているようなイメージ。美しい春の夜の、月光を浴びながら瞑想するようなものでもある。」

そうです。

 

ちょうどそのころショパンは燃えるような初恋中で

先に書かれた2番のコンチェルトの二楽章は彼女のことを想って書いたものだし

1番の二楽章もそういう性格のものといっていいと思います。

 

三楽章は、ポーランドの民族舞踊、クラコヴィアク!

二拍子の踊りです。

 

実はショパンは二曲のピアノ協奏曲の前に、「演奏会用ロンド『クラコヴィアク』」っていうピアノと管弦楽のための作品を書いてて、、、

全然演奏される機会がないから(なんで?)私もこの度初めてYouTubeで聴いてみたんやけど

それがもう、1番の三楽章に激似なのである。

 

YouTube

 

 

 

この冒頭のヨナ抜き音階の旋律、三楽章のアレコレやってひと段落するあそことまるで一緒\(^o^)/

 

ちなみに、アレコレやってひと段落するあそこのことを、私は「『男はつらいよ』のとこ」と呼んでるんやけど(笑)

日本人の魂に沁み渡るメロディーですよね〜(*´∀`)♪

 

とまぁそんなわけで、この時のショパンはクラコヴィアクが好きやったわけで

ショパンの気持ちを代弁するようにウキウキ弾きたい♡

 

 

 

 

・・・・・というのが最低限お伝えしておきたい解説の土台

 

 

 

それに加えて!私が今回意識するのは

この曲の中の、ショパンらしさ、というより

ウィーンらしさ(・∀・)

ここぞとばかり、ウィーン帰りを推す(笑)

 

 

ショパンワルシャワを出るまで、ユセフ・エルスナーという先生から作曲の手ほどきを受けていたのだけど

この人はもともとドイツ人の血筋で、ウィーン派に属する音楽家

 

 

さらに、ショパンが18歳の時、ワルシャワ

当時のウィーン音楽界の大スター、フンメルがやってきます。

演奏にも作曲にも大感銘を受けたショパンは、進んでフンメルと面識を持ちました。

 

この頃の音楽界は、古典派の時代が終わり、代わりにツェルニーやフンメルによる、今までよりももっと演奏の技巧を華やかに発揮させるようなスタイルが流行中。

 

内面的な表現を深める作品というよりは

外面的でピアニスティック・ヴィルトゥオーゾなきらびやかなものをアピールする音楽が聴衆にウケておりました。

 

そんな時代に、19歳のショパンは演奏旅行でウィーンへ行き

ピアニストとして華やかにデビュー。演奏旅行は大成功。

 

そして一度ワルシャワに戻ってからこのコンチェルトを書き

完成直後、音楽家としての成功を夢見て

20歳のショパンはウィーンへ旅立つのです!

 

2回目のウィーンでは上手く音楽活動ができず、政治的なゴタゴタもあって

そのままパリへ行った後、死ぬまで一度もワルシャワには帰れなかったんやけどね。。。

 

 

ウィーンでのショパンのおうちは

この王宮が見えるコールマルクトの通りにあります。

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建物に掲げられた【ショパンが住んでいたよ】プレート

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結局何が言いたいかと言うと、このコンチェルトは

「ウィーン派のドイツ人の先生についていて、フンメルを尊敬していたショパン

ウィーンでの演奏会成功と、次のウィーン行きの間に書いた」

のです。

 

 

ショパン本人にポーランド魂があるのはもちろんやけど

言ってもまだ10代の男の子。 作曲する上での意識はきっと師や当時の流行スタイルの影響も大きいでしょう。

 

 

そしてこの曲に限らず、私が作品を勉強する上で常々意識しているのが、、、

 

現代の私たちは、歴史を未来から見られるけど

作曲家本人はまだ未来のことは知らない

 

ということ。

 

 

 

つまり、このコンチェルトを書いた若者ショパン

 

今でこそいわゆる「ショパンらしい」と言われる、繊細でどこか翳りのあるような作品をまだ作っていない

 

彼の創作人生に大きな影響を与えた彼女・ジョルジュサンドとはまだ出会ってすらいない

 

自分があと20年で死ぬことだってまだ知らないのです。

 

 

だから、勝手に私たちが「ショパンらしい」と決めたイメージをこの頃の作品に塗りつけず

 

ウィーン・ドイツ系の形式美や骨太さ

 

そして、ショパンがウィーンでの大成功で得た自信、これから世界へ羽ばたいていくのだという野心が溢れる、瑞々しくってイキイキした方向で作りたい。

 

 

………と言いつつ、でも、やっぱりショパンショパンやし

ノクターンとかはすでに書き始めてるから

ただ技巧的なことを見せつけるだけでは、残念ながらショパンにはならない。

 

 

そのへんのバランスをいい感じにとれたらいいなぁと思っています(*^_^*)

 

きちんと楽譜通りに弾けば、いい塩梅になるように書かれてると思うし!

 

 

 

本番振っていただく朝比奈さん・オケとのリハーサルもして、ますます本番が楽しみになってきました♫

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私はショパンのことばっかり宣伝してますが

オープニングのエグモント、メインのドヴォ8も

皆さん気合いのリハーサルをなさっております!!!

 

 

 

神戸フィルハーモニック 第79回定期演奏会

2019年11月30日(土) 14:00開演

神戸文化ホール 大ホール

 

ベートーヴェン: エグモント序曲 作品84

ショパン: ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11

ドヴォルザーク:交響曲 第8番 ト長調 作品88

 

入場料

一般:3,000円 (前売り2,500円)

大学生以下:1,000円

 

 

まだまだお席ございますので

皆様お誘い合わせの上、是非是非お越しください(^ ^)

 

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ショパン展 @兵庫県立美術館

先日のワルシャワ記事にて、絶対いくー!と豪語していた、ショパンー200年の肖像ー展

行ってまいりましたー♫

 

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会場は兵庫県立美術館

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めっちゃ行きにくかった←

 

JR で行ったんやけど、まず最寄りのJR灘駅が各駅しか停まらんし

灘駅からもなかなかええ運動になったヽ(;▽;)ノ

 

とどうしようもないことに文句をたれつつも

感想を!

 

 

 

入場するとまずずらっと並ぶ版画。

ポーランドの画家、ヴワディスワフ・ヤールさんによる【14のオリジナルエッチング連作版画集】で

それぞれの作品はショパンの楽曲からインスピレーションを得て作られています。

 

 

写真撮影禁止なのでご紹介できないのがすごくざんねん……

 

バラ4とか幻想曲とか、ピアコン一番を表現した絵もあって

ほぉ〜!(*⁰▿⁰*)  ってなったんやけど

この作品、ネットで調べても全然情報出てこないのよ。なんで?

こんなに純粋にショパンを表した画集があるってことも今まで全く知らんかったし。

 

演奏するときのイメージの作り方のヒントになりそうやから、もっかい見たーい!!!(ToT)

 

ショパン本人は、自分の曲にストーリー性を持たせたり、交響詩みたいにタイトルをつけることを嫌ったらしいけど

やっぱりショパンの曲は何かしらのドラマや情景を思い浮かべさせてくれるよな。

 

そのせいか、作品も絵本の挿絵のようなファンタジーな世界🌈

 

 

他にも、24の前奏曲の各曲を題材にしたローベルト・シュピースの版画集など

後世の画家がショパンをリスペクトして創作した作品がいっぱい展示されておりました。

 

有名な、ドラクロワによる、ショパンと恋人ジョルジュサンドの肖像画のコピーも。

 

私は、確か…マヤという人が描いた、水彩漫画タッチのショパンとサンドの絵が

すごーく可愛くて気に入ったヽ(〃v〃)ノ

 

 

 

 

次は、当時のワルシャワとパリの様子や、ショパンを取り巻く人達の絵などの展示。

 

今回の展覧会のメイン、アリ・シェフェールショパンの肖像も日本初公開でした。

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サロンに出入りするショパンのいつメン(笑)が描いた肖像画なので

友達やからこそショパンの性格や雰囲気が滲み出る作品になってるのではないかと!

 

てか、ショパン、友達多そうよね。

 

ベートーヴェンとかモーツァルトを筆頭に、クラシック作曲家はだいたい変人エピソードばっかり語られるけど

ショパンはコミュニケーション能力が高くて

基本的に、ずっと仲間たちに囲まれていて生きた人じゃないかなぁっていう印象をすごく受けました(^ ^)

 

 

 

日本でどうやってショパンが広まっていったかなどの展示をはさみ………←面白かった

 

 

そのあとは、お待ちかねの!!!!!

 

ショパンの自筆の手紙と楽譜!!!!(;o;)✨✨✨

 

 

エチュード10-8の楽譜でした。

 

 

今まで、自筆譜を見た時に感じることって、例えば

 

「わーこれがショパンの字かー!!!」

「見やすい楽譜!キレイー!!!」

「ここ書き直したんやー!!!」

 

みたいなことやったんやけど

 

今はショパンとかなりまじめに向き合ってるからかな、

 

印刷された楽譜では見逃してしまうようなことも「ちゃんとショパンはこだわって書いてるんや( ˙-˙ )」ってところにすごく目がいった。

 

ペダルの指示、アクセントを書く位置、アクセントの長さ、などなど…

 

ひとつひとつの指示があまりにも生々しく、ショパンの確固たる意志として目に飛び込んでくるのでその意味の大きさがわかる。

 

あぁ…もっともっともっとちゃんと楽譜を見てあげよう……(´-`).。oO

 

 

最後に、ショパンコンクールについての展示とピアノの森コーナーがあっておしまい!

 

か〜なりゆっくり見たので、まる2時間もかかった!!!

でも、私の知ってる「ショパンの世界」がずいぶん広がった気がします(*^ω^*)

 

 

 

 

個人的に感激した点

 

ワルシャワ→パリというイメージのショパン

でも実は一時ウィーンに住んだこともあるのです!

ウィーンのショパンが住んでた家にもちゃんと行ってきたわよ\(^o^)/

 

そして手紙によると、ショパンはウィーンのことをなかなか気に入っていたらしいことをこの度知り嬉しい(*^^*)

 

このことは、近日中に別記事に書きまーす

 

 

 

 

ショパン国際ピアノコンクールに日本人で初めて出場したピアニストの名がさん。(笑)

これも地味にかなり嬉しい。

原智恵子さんというピアニストです。

 

 

 

 

お客さんがいっぱいいた。

 

これが他の何よりも今回の展覧会で私が一番感動したことよ!!

 

平日のお昼に行ったにもかかわらず

「絶対オンダイセイ(^-^)」

っていう子はもちろんのこと

「絶対音大生じゃない」って子もいたし

年配のご夫婦、若者カップル、おじさんお一人、お友達同士マダムなど

とにかく大盛況やった!!!!!!

 

 

こんなにたくさんの老若男女が今この場所でショパンについて考えている……!!!!!

 

ってことが感動よ(ToT)✨✨✨!!

 

斜陽産業と謳われてるクラシックもまだまだ捨てたもんじゃない!!!

 

皆さん、こんなにもショパンが好きでショパンに興味があって

ショパンのために (こんなに来にくい←)美術館にわざわざ来てるじゃない!!!!

 

 

嗚呼!!!!

 

 

ここにいる全ての人に、11/30のショパンのコンチェルトのチラシを配りたい!!!!!!

 

 

 

 

…………………

 

 

 

 

という衝動に駆られたけど、さすがにそれは我慢しまして(爆)

 

 

でも、間違いなく、今この場所が日本で一番、ショパン欲が高い。←?

 

 

 

 

…というわけで。

 

 

 

原「あのすみません…来週、神戸でショパンのコンチェルトをやる演奏会がございまして……」

 

美術館の人「は、はぁ…」

 

原「チラシを置かせていただくことってできますでしょうか……!」

 

と無茶振りなお願いをしてみた!ヽ(;▽;)ノ

 

ら!!!!

 

美「主宰者に確認しますので、許可がでましたらどうぞ送ってください(^ ^)」

 

と優しすぎるお返事をいただきました(´;ω;`)💓

 

そして翌日さっそくOKのメールをいただいたので

 

 

兵庫県立美術館ショパン展会場に

こちらのチラシを設置していただきます\(^o^)/

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ショパン展が24日(日)までなので、最後の週末となるこの数日はきっとさらにお客さんも多いはず!

 

たくさんの方の目にとまって

「わぁ、来週ショパンやるやん✨しかも神戸✨行こう✨」ってなるといいなぁ(*^_^*)

 

もしお出かけになる方がいらっしゃいましたら

チラシも探してみてください😘

私はもう見られへんけど_(:3 」∠)_

 

 

そして来週土曜日は、神戸文化ホールへどうぞお運びください!!!!!

 

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先日、指揮の朝比奈千足さんとの打ち合わせも行い

もうすぐ始まるオケ合わせが楽しみで仕方がない今日この頃(((o(*゚▽゚*)o)))

 

この、「あー早く弾きたい」の気持ちをあと一週間保つことが、今最大の課題です(笑)

まじでやばい(笑)

 

 

Kunsthaus Wien

ウィーンに住んで四年、まだ一度も行ったことのなかった

Kunsthaus Wien に行ってきました。

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Landstraße からだと、プラーター行きの0番のトラムで三駅、Radetzkyplatz下車、徒歩4分です。

Hundertwasser Hausを経由しながら歩いていくこともできる!

 

 

 

以前に何度か行った、Hundertwasser Haus。

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とはまた別の建物のKunsthaus Wien 。


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Kunsthaus もHundertwasser 設計だし、この2つは近くに建ってるのでごっちゃになってたんやけど

Hundertwasser Hausは外から建物を見るだけと、向かいのお土産通りを観光できるだけなのに対し

Kunsthaus は美術館なので中にはいれるし

こんなステキなカフェテラスも✨

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まさに自然大好きフンデルトヴァッサーデザイン🌳

 

入場しますと

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水が流れる癒し空間✨
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フンデルトヴァッサーコレクションが2フロア、特別展用の部屋がたしかひと部屋ありました。

 

 

残念ながら撮影禁止なので写真がないけど

私はなかなか楽しめた!\( 'ω')/

 

かなり奇天烈な絵画ばっかり………

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なので、どうしても好き嫌いはあると思う⊂*1

 

 

 

各々の作品のタイトルは結構しっかりしてるので

「何を言いたかったんやろう…」と考えて鑑賞するもよし、

 

はたまた、考えることを放棄してボケーっと原色の世界に浸るもよし。

 

 

 

わけもわからず見てるうちに、「あ、なんかこれは好きかも」という作品に出会えてきたのも面白かったです(^ ^)

 

 

 

それから、Hundertwasser さん、日本でも大々的に展示会をしてたらしく

そのための作品には全て漢字でタイトルが描かれているのもびっくり😳

急に「日本人の絵か!?」ってなります。

サインもHundert とWasserで、和訳して【百水】と書いてある。

 

日本愛を感じられて嬉しい!!

 

 

ウィーン、他に優先して見なあかんものが多すぎるから(笑)、旅行プランにはなかなか組み込めないスポットかもしれないけど

ウィーン芸術の幅広さを感じる美術館としてめっちゃオススメやし

個人的には「わざわざ来たのにめっちゃしょぼいやん…」てことは……おそらくない!なかなか充実のコレクションやと思うので!

 

興味ある方は是非行ってみてください❤️

 

 

 

ちなみに私はこないだ、大阪にあるHundertwasser 設計のゴミ焼却場の前を通った\(^o^)/

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高速道路の出口を間違えたおかげで、初めて目の前を通れた怪我の功名でした\(^o^)/

*1:・⊥・

ショパンに想いを馳せて……🇵🇱ワルシャワ其の二

11月30日のコンチェルトのプロモーション企画←、ワルシャワ旅行編です!

 

ついにワルシャワショパン博物館へ✨

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公式サイトから事前に時間予約ができました。

んで、この入り口の下にあるオフィスでチケット代を払い、カードをもらってから入館!

 

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まずは、比較的若い頃のショパンの様子を辿る展示。

 

タッチパネルで選択した曲を聴けるブース

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誰かがコンチェルト一番を流す度にビクッとして気が気でなかったわ(爆)

 

 

 

さっそく自筆譜の展示も!

 

これはなんと、革命の楽譜……!震
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すっっっっごい綺麗(OvO)これ見て弾けそう!

 

 

一番活動していた時のフロアには

 

ショパンが弾いていたピアノ…❤️

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女性関係含め、他の文化人との交流の展示が主で

ここはめちゃくちゃテンションが上がった(^ω^)

 

サロンに出入りしてた人達の似顔絵

ショパンの恋人・ジョルジュサンド作!
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いろんな人が書いたショパンの似顔絵
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これもサンドが描いたショパンの似顔絵

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絵の展示が多いのは、サンド含め「ささっとスケッチなら嗜む程度に^ ^」というような ブルジョワな人達が

ショパンといっぱい交流してたからでしょうね。

 

 

ショパンがクララに宛てた手紙
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とか

 

左はベルリオーズからの手紙、右はリストからの手紙
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など、ロマン派の音楽家さんたちもいっぱい登場してきて感動モノ(´;ω;`)❤️❤️❤️

 

 

エチュード10-4の楽譜も!!!!!!

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下手したら、受験のエチュードとしか思えなくなってしまいがちな10-4やけど

こうしてショパンの筆跡で見ると、「あぁ、作品や…」って思えた(T ^ T)✨

いつも自分に言い聞かせてることやけど、曲は教材じゃなくて作品ってことを忘れないようにしないとな…!

 

 

晩年コーナーでは

 

ショパンの死に際のベッドの脇のドライフラワー🥀

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この、サンドが描いたショパン

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すごく美しい………(´-`).。oO

 

 

他にも、ショパンの旅先ごとの展示や、主要作品の自筆譜(普通にピアノ科してたら出会う曲はほぼ全てある!)

地下フロアでは、作品ジャンルごとに分けられた機械が何台もあり、ヘッドフォンで音楽を聴けたりと

大充実の博物館でしたっ!!!!

 

ウィーンにあるどの作曲家博物館と比べても段違いにすごい←

 

一時間ぐらいで見られるかなと思ってたけど、予想以上に興奮する展示が多くて全然時間足らず

後の待ち合わせ時間を遅らせてもらったぐらいヽ(;▽;)ノスミマセン

でもせっかくワルシャワまで来たから心ゆくまで見られて良かった!!!

 

すごくショパンを身近に感じられるようになった、本当にいい経験でした(^ ^)❤️

フリデリック・ショパンという人間の存在を認識できた…✨

 

 

 

 

その後は、博物館近くの巨大オブジェの横を通って
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友達と合流🌼し

 

ショパン国際ピアノコンクールの会場、国立ワルシャワフィルハーモニーを見に行くヽ(〃v〃)ノ
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2020年はショパコン開催年🌟

ここでまた新たなスターが誕生すると思うと胸が踊る♫

 

 

 

有名?な鍵盤の横断歩道♫を見に行ったり
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可愛い可愛いポーランド食器のお店に連れてってもらったり
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一泊とは思えない充実のワルシャワ旅でございました\(^o^)/

楽しかった〜〜〜❣️

 

コンチェルトに取り組むこのタイミングで、ショパンゆかりの地、ワルシャワに(パリもやな!)縁があって行けたこと、本当に運命って思った\(^o^)/

 

 

 

 

そんな、気合十分❤️愛情十分❤️で演奏させていただく

神戸フィルハーモニック 第79回定期演奏会👇

 

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2019年11月30日 14時開演

神戸文化ホール 大ホール

チケット: 一般前売り2,500円 大学生以下1,000円

 

私は、ショパン作曲 ピアノ協奏曲第1番ホ短調 作品11 をソリストとして演奏します。

どうそ皆さまお誘い合わせの上、ご来場ください!!

 

 

 

ちなみに☆

 

現在、兵庫県立美術館では

ショパンー200年の肖像 展が開催されてます😳

https://chopin-exhibition.jp

 

今回紹介したワルシャワショパン博物館にある絵や自筆譜や手紙が、なんと今なら兵庫で見られるよ😭✨✨

なんなん!神戸近郊でショパンがアツいな!!!!

 

 

展覧会は11月24日(日)までなのでご注意!

 

この展覧会に行ってショパンを身近に感じていただき、ショパン愛を深めていただくと

30日(土)はあなたもきっとコンチェルトが聴きたくなる!!(?)

 

私も神戸ショパン展はまだ行けてないので、必ず行く!

 

 

 

露骨な宣伝になっておりますが😅

もしご興味持っていただけた方がいらっしゃったら幸いです……💓会場でたくさんの方にお会いしたい💓

どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

ショパンに想いを馳せて……🇵🇱ワルシャワ其の一

以前よりお知らせしておりました、ショパン のピアノ協奏曲 第1番

の公演まで、残り2週間と少しとなりました(・∀・)

 

 

 

楽譜を読み込むごとに新しい発見があって

ショパンすごいわ…!」って感嘆の声を上げずにはいられん毎日。

 

書かれてる指示があまりにも細かく丁寧な分だけあって、ちゃんと守って弾くとキレイに色がつく(°_°)

 

 

あとさらにすごいのが、人間の手にとって弾いていて無理がない!!!

なるほど、これが、ピアニストがショパンを好む理由なんやなってめっちゃ思いました(°_°)

 

ここ数年、無理ありまくり、無茶させまくりのベートーヴェンや、ブラームス・リスト(はまだ練習すれば弾けるように書かれてるけど) を重点的に弾いてたから

久々のショパンの音形に手が喜んでいる(笑)

 

逆に言えば、弾けないってことはそこを弾くために必要なテクニックが欠落してるってことが丸裸になってしまう……!

 

いやーそりゃショパンエチュードやらされるはずやわ。

 

受け売りとしてというか、一般的に言われることやけど

自分の実体験としてこんなに感じられたのは初めてで感動!

 

 

そういう視点でショパンの作品を見るの👀が初めてで

とにかく私にとって、ショパンを見る目が変わった作品です!!!

 

 

本当にたっくさんの方に聴いていただきたいコンチェルトです!早くオケと弾きたくてうずうず!

 

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チケットのご入用は

hara.ticket@gmail.com

まで

お名前、枚数(一般or学生 それぞれ)、送付先のご住所

をお知らせください。

折り返し、代金の振込先情報などを送らせていただきます。

♡皆様のお越しをお待ちしております♡

 

 

 

 

さて!!!!そんなショパンに想いを馳せるために!!!

 

ワルシャワへ行ってきました💖💖💖

 

 

 

今、思い出をたどりながら自分自身のショパンへの気持ちをより高めつつ

読者の皆様にも「ショパン聴きたい♡」って興味を持ってもらおうという

プロモーション作戦なのだ!(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎ふぇーい

 

 

ちょうど2ヶ月前のことですが!いきます!

 

 

 

一日目は旧市街周辺を散策

 

さっそくショパンの心臓が置いてある、聖十字架教会⛪️へ。

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39歳の若さで生涯を閉じたあと、亡骸はパリの墓地に、心臓は姉に連れられてこの教会へ……


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20歳で祖国を離れてから、一度もポーランドへ戻ることはなかったショパンやけれども

彼の音楽はポーランドへの愛情と敬意に満ちている(´-`).。oO

 

 

粛々としたムード漂う、良い教会やった!
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粛々としてない写真
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旧市街の道にある、このベンチ。

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は、名物のショパンの作品が流れるベンチ(*^▽^*)

右下のボタンを押すと、それぞれ決まったピアノ曲が流れてくるので

全脚(曲)制覇も楽しいかも!

 

それにしてもワルシャワショパン推しすぎ。

まず空港の名前からして、ワルシャワショパン空港やもんね……すごいわ………

 

 

教会前の道をまーっすぐ行くと、旧王宮前の広場へ到着!

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こう見ると町の色合いが民族色強いし

ブロックを並べたみたいでかわいい💕

 

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旧市街広場のシンボル、人魚像🧜‍♀️
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さらに歴史地区を歩いて行くと、城壁 バルバカンへ

 

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ワルシャワの歴史地区、一度戦争でボロボロに破壊されてしまったのに

戦後、市民が一丸となって復興に精を出し、壊滅前の姿をめちゃくちゃ忠実に再現したってところに価値があって、今は世界遺産だそうです。

 

新しい建物って言われてもピンとこないぐらい、町並みも城壁の重厚さも、普通に歴史の重みを感じるように見えるもん(°_°)

 

 

けど

銃を持った少年の像
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なんかもあり、一度戦争でなくなった町だということを思い出させてくれます……

 

 

お洒落な時計💖
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お待ちかねの晩ご飯は、新市街地の方へ移動し

バルでパエリア〜〜〜🦐🐚🦑❤️
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のあと、倉庫?を改造して作られたイケてる夜遊びスポット……!
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そんなんあるんだワルシャワ!!!

 

 

友達の家にお邪魔して深夜までしこたま飲みまして🍾(ほんとに邪魔だったと思うわ😭爆)

 

ワルシャワナイトを満喫いたしました🌙

 

……全然全く1ミリも、ノクターンな夜ではないな(爆)

 

 

 

翌朝はお洒落なカフェで朝ごはんから✨

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実際は二日酔いを無理やり醒ますのに必死やったけど😵

 

 

お昼はお待ちかねの………

🇵🇱ポーランド料理🇵🇱

 

モダンさとレトロさをミックスさせた、めっちゃかわいいお店に連れてってもらった❤️

 

酸味のアクセントが特徴的な

ジュレックスープ
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東欧版餃子

ピエロギ
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ポーランド料理、素朴な味でヘルシーでとても美味しかった(((o(*゚▽゚*)o)))

 

肉肉しかったり、チーズチーズしかったり、芋芋しかったりしないヨーロッパの郷土料理、良き。

 

 

 

お次はいよいよ今回の旅のメイン

ショパン博物館です!!!

ブラームスファンの聖地 ペルチャッハへ

突然ですが!というかもう何度も書いていますが!

私はブラームスが大好きです\(^o^)/

一番好きな作曲家は誰ですか?と訊かれたら、とりあえずブラームスと答えています。

 

 

ブラームスファンなら、必ず一度は耳にするペルチャッハという地名。

ウィーンの南西に位置する、ヴェルター湖という湖に面した町で

ここでブラームスは、ヴァイオリン協奏曲やシンフォニー2番を書きました。

 

ちなみにマーラーヴェルター湖のほとりに作曲小屋を建て、シンフォニー5〜8番や歌曲を書いたという………

 

 

 

いや、ね、

 

なんつーパワースポット!!!

名曲生まれすぎやろ!!!!!

 

もー日本にいる時から、ブラームスヴァイオリン協奏曲・2番と来たら

ニ長調】で【ペルチャッハ】で【湖のほとり】で【夏の休暇】で…ってのが曲目解説の定番中の定番やから

その単語達はもう幾度となく目にしてきたわけ。

他に解説のネタ無いんかい!!!(いや無いか。やっぱ避けては通れないか。)

 

そんなわけで、ペルチャッハというと私の中では

もうヴァルハラ(ワーグナーニーベルングの指環の城)みたいな存在になっていて

 

ペルチャッハってほんまにあるん? ないやろ。ないない。

 

という感覚にさえなっていた。(爆)

 

 

しかし、オーストリアブラームスの名を冠したコンクールがあり

その開催地がなんとペルチャッハではないか!!!

 

え?ペルチャッハ行けるの?

あの!伝説の地!ペルチャッハに行けるの!?!?!?

行くう!!!!!!\(//∇//)\

 

 

……と、また毎度のごとくコンクールにかこつけて、聖地ペルチャッハへ行ってきました✨✨✨

 

 

ウィーンから電車で4〜5時間ぐらい。

ブラームスもウィーンからこの道を通ってペルチャッハへ向かってたんかなぁとか思うと

胸が踊りました…!

 

町自体はほんとに小さくてこじんまりとしてたけど

のんびり休暇を過ごすために来てる人はたくさんいた!

 

ひとりで湖を眺めながら聴いたクライバーのブラ2は忘れられない・・・♡

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ダブル虹も出てたし
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コンクール終了後にコンテスタント達で丘の上の教会で見た満天の星空も

とってもステキな思い出です✨

流れ星がビュンビュン飛ぶの!(*´꒳`*)

 

 

肝心のコンクールの方は、自分にプレッシャーを与えすぎてしまい、思うような結果が出せなくてそれはそれはもうすごく悲しかったけど

生まれて初めて、本気で自分を見つめ直すいい機会になりました。

ほんとにどうしようかなというぐらい落ち込んで悩んだけど

今はもう幸せな気持ちでピアノに向かえています(*^ω^*)

 

 

パリもそうやったけど

何かしら新しい感情が生まれたり

アイデンティティを見つめ直したり

曲がったり歪んだりしていた気持ちを真っ直ぐに戻すことができたり

 

と、どこかに行って、気持ちの整理をする時間ってめっちゃいいね!

 

 

ブラームスゆかりの地で自分ととことん向き合えた、すごく大事な思い出になりました。

コンクールもまた頑張る……!

パリ🇫🇷はらゆりカンタービレ🇫🇷終楽章

シテ島に到着♫

 

シテ島シテ島言われても、パリIQ3の私からしたら

島?パリにしまがあるの???船で行くの???

って感じ(まじ)やったんですが😂

 

たしかに形としてはセーヌ川に浮かぶ島やけど

パリの中のそういう地区って感じね。

 

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決してリゾートではない。リゾートやと思っていた。

 

 

 

ゆかこ氏オススメの、サントシャペルへ。

 

 

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入ると思ったよりエキゾチックな空間。

キレイはキレイやけど、なんでここがそんなに有名なの???

 

………と思いつつ階段を上ると………

 

 

 

くー「え、ヤバイ。」

 

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内壁一面のステンドグラス……🥺✨✨✨

 


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ゆかこ「絶対ここは2人に見て欲しかったの😊」

 

いやほんまにこれて良かった😭❤️

 

凱旋門エッフェル塔よりも、ここのステンドグラスの方がフランス音楽っぽいと思った(^ ^)

 

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教会を後にし、向かったのはノートルダム聖堂。

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燃える前は、真ん中に塔があった(;_;)

 

先日は首里城も燃えてしまったり、諸行無常ですね。。。

 

いつか元の姿のノートルダムを見られますように!

 

 

で、もうこのあたりで疲れがピークすぎてげっそりしてきたのでアイスで休憩したのち

 

最後に気合いで向かうは

 

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ルーブル美術館
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外から見ただけでも広大なのがわかる!!!

今回は残念ながら中に入る時間はとてもじゃないけどなかったので……また来たい。

 

大好きな大好きな、ダヴィッドのナポレオンの戴冠式を見なければいけない!!!

 

といっても次いつ来られるかなんかわからないので

やらなあかんやつは出来るうちにやっておく

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これにてパリ観光は終了\(^o^)/

 

じっくりではないけど、パリのだいたいは全部見た感じ\(^o^)/

 

この後はスーパーでお土産の買い物をしたり、くーちゃんを夜行バスに乗せたり(バス乗り場に迷って大変なことになったり 笑)し、

 

今日も泊まらせてもらうおうちへ。

急な一泊延長やったのに快く泊めてくれてありがたかった🙇‍♀️

翌朝は4時頃起きまして(T_T)、無事ウィーンへと帰れたのでしたっ!!!!!

 

 

あー本当に来られて良かったパリ旅だった。

 

 

ピアノ関係ない完全プライベートの旅行は珍しいので

とにかく気持ちがリラックスできたし(身体はハードスケジュールでむっちゃ疲れたけど 笑)

とてもとても前向きになれた時間だった。

 

 

私たちの年頃は、人によって環境がどんどん変わる時期で

結婚したい子・する子もいれば、もう子育てしてる子もいるし

はたまた仕事に忙殺されてる子もいて

 

そんな中私たちといえば・・・・

ようやく学生終わるか終わらんか、なんならまだ学生するか?というような段階で

学生を終わったとしても安定した仕事が待ってるわけでもなく

未だに「暗譜ができない」とか「リサイタルのプログラムが」とか「舞台で緊張したら弾けなくなった」みたいなことで、まじで吐くほど真剣に悩んでいる・・・・笑

 

 

結婚のプレッシャーもないわけではないけど

今は全然考えてる暇もなくて

むしろ考えてないことに焦っている・・・・・

 

 

 

という、若干世間一般の枠から外れている人達なんだけど

 

音楽・仕事・恋愛、どんな話をしても、結局は

「ま、人それぞれいろんな形があるよな!!」

という、非常にヨーロッパナイズな答えにたどり着けるのがとても安心でした。

みんな同じ気持ちで生きているのがわかっただけでもすごく嬉しかった☺️

 

しなやかでたくましくて優しい2人といっぱい深い話ができて

キラキラを身につけることができたパリ旅でございました。

ピアノを続ける以上は、出来るだけキラキラして夢を持って生きていたい!!!

 

 

 

パリはいつか絶対もう一回来よう。

今はがむしゃら早足旅やったけど

次に来た時はもうちょっとゆっくり歩けるようになってるといいなぁ。

その時に、今回のことを思い出したい(*^_^*)

 

 

 

長いパリ編、最後までお付き合いいただき

ありがとうございました🇫🇷❤️