ソコロフを聴いた
お久しぶりです〜 🐥
あっという間にクリスマスが終わってしまった(>_<)
最近はというと、ドイツに留学中の大好きな友達がウィーンに来てくれ(;ω;)♡
二人でハンガリーへ旅行し♡
(↑また書くよ)
クリスマスイブにウィーンへ帰ってきて
夜は日本の大学時代の仲間たち集合でパーティー!
豆腐、えのき、油揚げ入り、しめはおうどん
という、大☆贅☆沢 な、ちゃんとした日本のお鍋 に
オバラーのチョコムーストルテをホールで(//∇//)♡
あとは、ビールやらワインやらマッコリやら焼酎やらリキュールやらで夜中まで……🍾
でしたっ🎄🎁🎅🎂⭐️
さて!時は12月初旬に遡りまして
今更ながらグリゴリーソコロフのリサイタル@コンツェルトハウス の感想をば。
私、あんまりピアノソロを聴きにいかないので
有名なピアニストの名前も絶望的に知らないのがコンプレックスで……。
なので、お恥ずかしながら、最近までソコロフさんのお名前も知らなかったわけです。
YouTubeで一曲をとにかくいろんな人のを聴き比べする時に知って、何曲か聴いてみたけど
テンポ設定とかが実はあんまり好みじゃなかったし……←
しかしまぁ、私の周りの方たち
それはそれはも〜〜〜〜〜あちこちで、老若男女問わずみんなが口を揃えて
ソコロフソコロフ言うわけ!!!(°_°)
ウィーンにいる人だけじゃなく、他の国の留学生とか、SNSとか
なんかとにかく、みんなソコロフが大好きらしい。
アンスネスの時もそうやったけど
やっぱりこんなにもみんなが口で好き好き言う演奏家は
一度生で聴いておきたい。
有名なピアニストやから聴く、よりも
クチコミの方が断然信憑性があるというか…!
と思って、コンツェルトハウスに行ってきました。
Großersaal やし、当日券でええやろ〜と思ってカッサに行ったら
まさかの
Ausverkauf!!! (売り切れ)
さ、早速、ソコロフ人気を目の当たりにしてしまったぞ………。
でも、そんなに人気なのなら、より一層聴きたくなったではないか…!
諦めきれん!!!!!!
こうなったら、ホール前をうろうろして、チケット持ってる人から個人的に買うことに。
あまりにも高いいい席(70ユーロとか)やとさすがに予算外やし
安い!買う!(°▽°)……と思ったら秒の差で他の人の「買います!」に負けたり……
結局、「3人で座るはずやったけど、1人風邪ひいて来れないのよ」っていうマダムから
元々42ユーロの席を35ユーロで譲ってもらえた(*^ω^*)
ラッキーでしたーーー!
とは言ってもそれでウィーンフィル立ち見7回聴けるーーーー😭←貧乏性
こんな席!照明もこれ。暗い。
舞台上にも椅子出しまくってるし、これで満席とかほんまにすごいなソコロフ……。
プログラムはこんな。
し…シブい………( ̄(工) ̄)
このプログラム見ただけで
「きっとすごい世界が繰り広げられて、わけわからんところへ連れていかれるんやろうな………しんどいな←」
とびびってたのですが
実際の演奏は、人間のあったかさがいっぱい詰まったような世界の音でした……(T ^ T)
いや、すごい世界ではあるし、天国的な瞬間もたくさんあったんやんけど
遠い天国・大げさな天国ではなくて
私たちのすぐそばにあるような天国というか……。
交感神経
ではなく
副交感神経を刺激される
興奮!!釘付け!!!!一音も聞き逃さまい!!!!!!
ではなく
あぁ〜このまま寝たいなぁ〜☺️
と、こういう形の感動もあるのか!
と新しい発見でした。
個人的に一番良かったのは、二曲目のバガテル!!!
ほんまに素晴らしかった(;o;)✨
ピアノ弾きにとって、ベートーヴェン後期といったら
ソナタ最後三曲(109,110,111)と決めつけがち??やけど
大ソナタを書き上げた後のベートーヴェンが、バガテル(=取るに足らないもの)と名付けて書いた小品集にこそ
彼の本当の人間らしさ、本音がいっぱい詰まってるような気がして
ひとりの人生を見たような演奏やった(;o;)✨
若干縁起が悪いけど
ソコロフさんがピアノを弾いてる姿を見てると
大きなのっぽの古時計🕛の歌を思い出したよ…
ピアノが大好きで、ずっとピアノと寄り添ってきて、ピアノで語ってくれる、そんなピアニストでした。
あと、技術面?具体的なことで言うと
音が全然減衰しない!!!
ピアノといえば、一回鍵盤を叩いたら、あとは音は小さくなっていくだけやのに
ほんまにあれピアノか!?ってぐらい、音が伸びる伸びる!!
一体どうなっているんや…………
アンコールは驚きの6曲!!!!😳
みんな延々と拍手するから
「もー帰らせてあげりーよ😭おじいちゃんしんどいよ😭」
と思いながら拍手していた← のですが
あとでネットで調べたら、ソコロフはアンコールが多くて有名らしい!
そういうところにも、ピアノ愛を感じる……☺️
やっぱりライブで聴かないとわからんことがたくさんあるなーと改めて感じました。
また一つ、新しい貴重な経験が増えて
聴けてよかったです。
ウィーンのクリスマス2018の模様をお届けする件
今年もクリスマスマーケットへ行けました♡
11月中旬にオープンしてたのになかなか時間がとれず、今になってやっと…!
シュテファン♡
まず第一弾は
はじめて行った
Adventmarkt Am Hof
最寄駅はHerrengasse 王宮のあたり🐴
こじんまりながらもにぎわっておりました。
お約束のグリューワインを飲んだ♡
その後、移動して18区の
Weihnachtsmarkt im Türkenschanzpark
Schottentor からでている40Aのバスで
Dänenstraße 下車目の前の公園です。
この日、めっちゃ寒くて
ウィーン中心部でも雪が積もった日やったんやけど
このへんはさらに雪深くて、地面凍っておる!!!☃️
第二弾は、やっぱり行っときたい!ってことで
Art Advent Christmas Market (Karlsplatz)
と
Weihnachtsmarkt im Rathaus
毎年同じっちゃ同じやけど
やっぱり楽しかったし絶対行かねばならない冬の風物詩\(^o^)/
この時期しか飲めない極寒の中のグリューワインは最高\(^o^)/心が踊るわ\(^o^)/
しっかり防寒&スリにはくれぐれもお気をつけて
お楽しみくださいませ♡
アンスネスを聴きに行く!其の三 来て良かった
波乱万丈あって、やっとのことでコンサート開演。
嬉しい!ここに座れているだけで嬉しい!!!
※お詫び※
ご想像に難くないと思いますが今回いつにも増してめっちゃくちゃ暑苦しくなりました
自分でもびっくりするぐらい長い、そしてウザい……
最後にもう一回お店へ行くので
興味ない方は3000字分← 飛ばしてくださいまし🙇♂️
前半はブラームスのピアノコンチェルト1番。
もう、アンスネスとブロムシュテット、並んで出てきただけで泣いた( ;∀;)♡
好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き( ;∀;)♡
最初のブィーン(ドコドコドコドコ) だけで
音…!(°_°)
ってなりました。世界もってかれたー!!!!
ほんでアンスネスのピアノの響きが…!
今まで
ピアノコンチェルトって、ピアノとオケはあくまで別物で
2種類のサウンド とか
ピアノとオケの掛け合い とか
オケの中でピアニストのキラキラした音が鳴っている
ってところが美しくて楽しいものやと思ってたんやけど
この日の演奏は、ピアノがもう一つのオケで
大きいオケが鳴ってるみたいやった。
ピアノが入ることによって、オケそのもののサウンドが豊かになる……!
ピアノがソロで弾いてるところも
「ん?ここってチェロバス弾いてる??」って本気で思うとこが何箇所もあるぐらい
低音?倍音?の響きがすごくて(´;ω;`)✨
ピアノとオケがあまりにも溶け合っている、混ざり合っている。
その満足感たるや!!!
私のピアノコンチェルトの概念が変わりました。
でもブラームスはこの響きが頭の中で鳴っていて、それを目指して書いてたんやろうなぁ。
まるでピアノ入りの交響曲。
だから、どうしてもマイナスイメージな言い方になってしまうけど
アンスネスの、いわゆるピアニストとしての存在感が、全然無いの。
(もちろんある箇所もあるよ!そのバランスもまた見事!)
アンスネスのピアノ
ではなく
ブラームスの音
が客席に届く。
これってものすごいことじゃない?
私はそういう演奏が大好きです。
奏者が見えなくなる演奏が好き。
ほんであとは純粋にアンスネスのピアノの音がでかい。
それも、曲が後にいけばいくほど、でかい。
三楽章に入ったら
まだそんなに大きい音残ってたの!?
ってびっくり仰天。
この点はさすがにピアニストとしての存在感。
ブロムシュテットさんも何もしないのに究極に美しいし
オケのみんながマエストロを大好きなことも伝わって、それがまた感動を誘う………
あそこには、あの舞台の上には
今、神様が3人いる……
なんて尊い時間なんやろう…
なんて神聖な舞台なんやろう……
私もあっち側へ行きたい……
いやそんなおこがましいことは言えない……
行きたいとは言わない、少しでもいいから近づきたい……………
三楽章のコーダのくっっっっそキレイなホルン(ファラレファラー↑ファ ソーファミミーラー)
(今思い出してもき、きれいすぎるーーーーーーーなんでこんなきれいなのこの曲ーーーーーーーーーーーー意味わからんぐらいきれいすぎるーーーーーーーーーーーーーー)
のあたりから↑みたいなことが頭を巡って
涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙
この音楽を聴けてる幸せと
曲そのものの美しさと
大好きな人たちの輝かしさと
彼らと自分との大きすぎるギャップの違いの悲しさとで
感情ぐっちゃぐちゃ( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)
一つだけ言えるのは
本当にこの演奏を聴けてよかった!
神様たちがおててをつないでいる!!!♡
はいアリガトウ!!!!!!!!!!
もうピアコンだけで放心・飽和状態やったから
これまともに聴けんのかな、って思ってたけど
そんな心配、何処吹く風、安定の
涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙
でした。
ブロムシュテットさんは、すごい。
出てくる音に愛がある。
一楽章提示部でリピートしたことがはっきりわかる演奏でした。
この感覚、前にもあったっけなぁ?
もしかしたら既にあって、過去にもブログで書いたかも?やけど…
同じ旋律がでてきたから、じゃなくて
なんかなんて言えばいいのかわからんけど
ストン、って あ、戻ったってのが体感的にわかって
聴いていてとても気持ちよかった。
形式を聴けたというか。
やっぱ楽曲分析って大事やなって、しょうもないことが頭をかすめた←
お客さんを説得する一つの材料に、ちゃんとなるんやな。
二楽章はいつか書いた通り私のお葬式でかけてくださぁぁぁいの曲なんやけど
今日もやっぱりかけてほしいと思ったし
三楽章の素朴な感じもツボでした。
多分、これの前に聴いたブラ1は、夏頃聴いたラ◯ル指揮のベ◯リンフィルなんやけど
ぜんっぜん違ったわ←
ブラームスに余計なギラギラはいらない!
これまた新しい感覚やったのが
四楽章に入って、アルペンホルンがでてくるまでの序奏?が
すっごく長く聞こえた。
悪い意味の長さではなくて、スケールの大きさを聴けた感じ。
時間の感覚がゆっくりになった感じ。
でももう〜〜〜〜
最後の
ドッシド ドッシド が始まってからは
お願いやから終わらないで……ずっとこの時間が続いて………!!!!
って本気で思ったよ……。
音楽は時間さえも操るのね………。
こぉんなに腰の低い、普通のちっちゃいおじいちゃんやのにね(;ω;)!!!!!←
単なるフェチでニヤニヤしちゃう、大好きな
オケが指揮者を讃えて
立て!って言ってるのにオケが言うこと聞かずに立たないっていう
世界共通の茶番(笑)
マエストロ「ほらっ!」
コンマス「いやまだまだ」
マエストロ「もうっ!立ってよ!(笑)」
コンマス「しゃーねーなー(笑)」
はぁ、ニヤニヤ(*´꒳`*)←
あまりの名残惜しさに←
楽団員が引っ込むところまで見てたんやけど
マエストロは舞台袖に立って団員全員と握手して
舞台袖で自分が最後の一人になってから、ようやく楽屋へ帰ったよ!?!?!?!?!?!?(;ω;)✨
指揮者はみんなやるもんなんかは知らんけど
ブロさんは別にせんでもええやろう!!!
二時間ずっと立ってたのはあなただけですよ!!!休んでください!!!
なんてあったかいお方なの…………
私もあなたのような、人と音楽を愛せる91歳になりたいよ………………
いい演奏とか上手い演奏とかそういう次元じゃなくて
いいコンサートに出会えたなぁ。幸せだぁ。
来て良かった!
本当に来て良かった!!!!!
胸がいっぱいになって、ガスタイクをあとにしました。
あぁ……………もうだんだん息切れしてきたけど最後まで頑張って書くぜい………………
演奏会後はSバーンも復活していて
旧市街へ一瞬で戻れて、ほんとに腹立った←
こんな近かったのかよ!
帰りのバスは23:55発。
バス停に着く時間逆算して、店にいれる時間はわずかでしたが
やっぱり食べないと帰れないミュンヘンのあれ、リベンジ!!!
Karlsplatz のAugustiner へ23時前到着。
「白ビールと白ソーセージください!」
「白ソーセージはもう終わっちゃったよ」
( ゚д゚)
「ええええええほんとに!?( ;∀;)」
「ソーセージがいいなら、このウィーン風ならすぐでるけど?」
「ん……でも私、ウィーンから来たねんな……」
「…………。………よぉしわかった!きいてあげよう!」
そして5分後………
「ほらよ!!!!( ^ω^ )」
(*゚∀゚*)
なんかよくわからんけど、ゴネたらでてきた!!!!
なんだよ、あるんかよ!!!やったぜ!!!!!!
最高に美味でした\(^o^)/
ビールの味も昼よりこっちの方が好きで
美味しかったぁ!!!!
そして翌朝5時には無事にウィーンに着き
大満足のひとり旅でした♡♡♡
好きな町って言えるところがまた一つ増えて
すごく嬉しい!
また来たいな。ミュンヘン。
【ミュン編、完。】
※エピローグ※ ←
あ〜〜〜〜〜なげぇ〜〜〜〜〜!
お読みくださった方、ありがとうございました。。。
ブログに書けてない良かった演奏会もたくさんあるし(もしかしたら書いてない方が多いかも)
どんな有名人のでも正直微妙やなって思う演奏会もたくさんある←
だから、とことんいいやつはとことん書き残したい!
というわけで、今たまってる暑苦しいシリーズ、今後の予定は
ソコロフのリサイタルと
ペトレンコのウィーンフィル
です!
乞うご期待!(?)
アンスネスを聴きに行く!其の二 ミュンヘン観光
というわけで、ミュン編!!(言っちゃった・・・)
コンサートが20時開始なので
お昼は観光〜!\(^o^)/
旧市街をぶらぶらします!
ノイハウザー通り
を歩いて行くと、マリエン広場の新市庁舎
ペータース教会
ペータース教会の塔に登りたかったけど、
時刻は15:30をまわっていたので、空腹がもう限界で昼食!
パウラナーイムタル PAULANER IM TAL
ミュンヘンといえば絶対に絶対にはずせないのが
白ビール\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
キャー\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
白ビールと白ソーセージを食べないとミュンヘンに来たとは言えないけど
あまりにお腹すきすぎてて、ソーセージなんかじゃ物足りんわと迷走してしまい
このにくにくしい肉をとってしまった…。
たしか、ミュンヘン風Schweinebraten (焼き豚)とかだったような……
美味しかったけど、一枚食べたところで後悔←
でかい!濃い!ビールには合うけど。。。
ぷにぷに食感のじゃがいもだんご(Kartoffelknödel)も独特でおいしいけど
おなかが苦しかったです。。。
はっ、そういえばお会計でビールが勝手に2杯にされてて
単なる間違いだったんか、ぼったくられかけたんか真相は不明ですが
気付けてよかったものの、結構嫌な思いをしました(´・_・`)
気を取り直して、フラウエン教会
ミヒャエル教会
そうこうしてるとあたりはすっかり夜に!
夜の市庁舎
少し歩いて、バイエルン州立劇場
と、レジデンツ
レジデンツ、行きたかったのに
17時に閉館で入場できず(´;Д;`)
かなりショックでした………調べとけばよかった……………
てわけで、やることがなくなり
かといってもう一杯ビール飲んだら、コンサート寝てしまいそうなので店にも入れず
デパートとかディズニーストアとか見たりして
1時間半ほど何もせずに時間潰し/(^o^)\
マリエンプラッツからコンサート会場のガスタイクまでは電車で数分だったけど
早めに行ってわくわくしよ〜、高いチケット代払てんねんから、長いこと椅子に座ってらな損!!!(?)と
19時すぎに駅に行った
のですが!!!!!!!!!
…………電車が止まっている(T_T)
地下に潜った時から、構内のパニック感は感じとれたんやけどね………
どれに乗ってもいい8本もあるSバーンの路線
全部止まっていました……………
ので、なんとか調べて、代わりに地下鉄に乗り
トラムでホールへ行こうとするも
地下鉄降りたら、
乗りたい路線、工事中(ToT)(ToT)(ToT)
なんかさ、私、運悪すぎないかい?
特に旅先での運、悪すぎないかい???
寒空の下で神に問うたよ……。
あんなに教会ばっか行ったのに何故←
その時すでに19:30だったので
もうこれはタクシーしかない、とタクシー乗り場へ走る!!!
が、乗り場には3組並んでる…。
グーグルマップでは車で9分と出てるけど
時間的に車めっちゃ多いし、一刻も早く乗りたいところなのに
やっと次は私の番!という状態になって全然来ず……
もう気が気じゃなくて、地団駄を踏み出し、顔は歪み
後ろに並んでる親子連れに
「ガスタイクでコンサートが20:00始まりなの(;_;)」
と訴えたりしてたら
一台のタクシーがこちら側へ!!!( ;∀;)✨
ハァ~イ(^o^)/
………と思ったら
私の10メートル手前で停まり
そこにいたおばあちゃんがのそのそと乗り込もうとしている………!!
なんで!?!?(;o;)
後ろのパパの「いけいけ!!!!」の声に押され、走る私。
私「ちょっと!!!私待ってたんやけど!?」
婆「私も待ってたよ?」
私「乗り場はあっちよ?」
婆「ここも乗り場よ?」
私「は!?ちょっと!あっちが乗り場よねぇ!?」
運「?いや別にどこでも?」
ハァァァァァ!?!?!?!?!?
で、私にしたら、かなーり粘ってブチギレたけど
結局聞き入れてもらえず、諦めて元の列に戻りました……
パパに、ごめんね…と言われた(;_;)いやいやパパは悪くないのだよ(;_;)
ほんで、19:46!!!(←忘れない)
今度こそやっとタクシーつかまる!!!!(´;Д;`)
私「ガスタイク!!!もうめっちゃ急いで!!!!20:00までについて!!!!」
運「20:00!?(笑)
いやぁ〜この時間混んでるからキツイで(笑)」
…………
せっかくこんなところまで来たのに
これでコンサート聴けなかったら
私ほんまに何してるんやろ…………
なんでこんなに全てが上手くいかんのやろ……………
この失敗だけは、どんなにお金を払っても、誰かに助けを求めても、
もう絶対に絶対に取り返しつかへんのに・・・・・
……(;_;)(;_;)
と、助手席で泣き出すアジア人女←
「だ、だいじょうぶ!間に合うよ!ギリギリやけど・・・」
と慰めてくれる、外人すぎてドイツ語わかりにくすぎる運転手←
ほんと絶望的すぎて悔しくて悔しくて震えてると
運転手の「ほらあれだよガスタイク!あと1分!!」
の声!
救済~~~~~~~~~✨✨✨✨✨
そして・・・
19:57(←忘れない)、ガスタイク到着!!!!!!!!!!
爆走でコートを預け
チケットを専用機械でバーコードから発券し(これほんまEチケットを印刷してきといてよかった)
一番安い席やから一番上まで階段を登り
間に合いましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(感涙)
あぁ、ほんっと生きた心地がせんかった。
あんなにウゥウゥゥゥゥウウウってなったのは人生初レベル。ほんまに体が勝手に揺れた。無意識にこぶしが ♪=240で膝を打ち続けたよ。
この世で一番尊いものは、時間であると悟ったわ・・・。
でももう間に合ってしまえばこっちのものやからな!
とにかくドキドキの心臓を落ち着かせることだけに集中!
大好きな音楽家の演奏を聴ける喜びもひとしお!←
ようやく念願のブラームスが始まります!
アンスネスを聴きに行く!其の一 ミュンヘン到着
ことのはじまりは先月
私の記憶の奥底の扉をこじ開けた、このfacebookの記事だった……
シュターツカペレドレスデンとブラームス1番でドイツツアーなう
以前書いたこの記事のやつ↓
最初に公演を知った時、そらもちろん聴きに行きたいっっっと思ったものの
やはりお金がかかる………
というか
ウィーン楽友協会で立ち見5〜6ユーロに慣れてる身からしたら
1コンサート一番安い席で44ユーロは清水の舞台から飛び降りる覚悟の値段である。
もちろん交通費もかかるし………。
ウィーンに来ないということは、縁がないということや、諦めよう。。。
と、そのまま無理やり忘れることにしておりました。
でも思い出してしまったらね………
やっぱり聴きた〜い( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)
どうしよう〜〜〜〜〜( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)
と悩みに悩みまくってるうちに迫りくる公演日。
そんななかレッスンで、まだシューマンのFaschingsschwank aus Wien をみてもらっていていた時のこと……
ヒ「この一楽章はとにかく長いから、出だしからよっぽど楽しく弾かんと死ぬほどつまらん。」
ユ「wwww」
ヒ「もう10年ぐらい前になるかなー、ルプーがコンツェルトハウスでリサイタルをやったんやけど、その時の前半のプログラムが
モーツァルトのa-mollのロンドk.511
ベルクのソナタ
ほんで、シューマンのこれやったんやけど」
ユ「お〜 めっちゃウィーナーリッシュ」
ヒ「うん(笑)そのときの演奏の、最初二曲の暗さとシューマンのコントラストがもう最高でさぁ〜(*^▽^*)」
ユ「……( * ˙-˙ * )💘ズキューン」
なんか素敵!!!!!!!!
私もそれ将来言いたい!!!!!!!!!!
(?????)
先生の話は特に遠征した話でもなんでもないし
とにかくもっとアグレッシブに弾けやい、ってだけなんやけども
全然関係ない私の琴線に触れてしまった次第。
10年経っても「あの演奏会は良かった」と思える演奏会に出会うためには
演奏会に行かなくてはならない!!!!!
演奏会に行かなかったら出会えない!!!!!!
決めた!!行く!!!行くぞ私は!!!!
待ってろミュンヘン!!!!!!!!!!
……………と、こんな感じで
普段激重フットワークのタガが外れて
フリックスバスとコンサートチケットをネットでおさえ
弾丸日帰りミュンヘン旅を計画したのでありました。
時すでに演奏会三日前やったけど(笑)
でもよくよく考えたら
アンスネスさんの演奏は今後も聴けるけど
アンスネスさんとブロムシュテットさんの大好きゴールデンコンビの演奏はもう聴けないかもしれない。
もっと言えば、アンスネスさんとブロムシュテットさんのゴールデンコンビの演奏は聴けるかもしれないけど
アンスネスさんとブロムシュテットさんとブラームス1番!のゴールデントリオの演奏は
まず間違いなくもう聴けないであろう…………!!!!!
って考えたら、やっぱり行かなあかんやつやったわ!!!!!
そして2018年11月17日(土)8:00
ウィーン Erdberg の国際バスターミナルから
ミュンヘンへ向けていざ出発。
長距離バスって、高速道路をあんまり走らず
たいがい信じられないような田舎道を走行するんやけど
窓から見るドイツのど田舎風景が大好きでご機嫌でした。
やっぱり、イタリアよりドイツが断然好き!!!!!!!←
って改めて思った。なんなんでしょーね。
さらにさらに!
ミュンヘンの街に入ってからは
おぉ、私この街めちゃくちゃ好きやわ……!(((o(*゚▽゚*)o)))
っていう素晴らしい第一印象!
バスを降りる前の時点ですでにすっごく気に入っていて
早く街歩きしたくてうずうず( ^ω^ )
何もしてないのに、見た目と雰囲気だけでここまでわくわくする街は
今まで他になかったかもしれないです。
うん、ミュンヘン、とても好き。
そして14:00すぎ
ついにミュンヘンのバスターミナルZOBへ到着〜❤️
さっそく歩いて旧市街観光へと向かいます\(^o^)/
続く!
2019.02.23 大阪リサイタルのお知らせ
2月に一時帰国し、ヤマハミュージック 大阪なんば さん主催で
リサイタルをさせていただきます。
2019年 02月 23日 (土) 14:00 開演
ヤマハミュージック 大阪なんば店2Fサロン
チケット: 学生/ヤマハ会員 2000円
一般 2500円
曲目:
モーツァルト ピアノソナタイ長調 K.331 「トルコ行進曲付き」
シューマン ウィーンの謝肉祭の道化 op.26
シューマン=リスト 献呈
リスト 巡礼の年第2年イタリアより ダンテを読んで ………他
2月といえば、ヨーロッパは謝肉祭!カーニバル!
なのでシーズンぴったり🌟のシューマンをお届け!
op.9の謝肉祭ではなく、ウィーンの謝肉祭の方やけど!
そして
ウィーンの謝肉祭の道化のサブタイトルである「幻想的絵画」(Fantasiebilder)をコンサートのサブタイトルにしてみました✨
この、曲目の中からコンサートのタイトルつけるっての
むかーしっからずっと憧れでやりたかったやつ!!!!(((o(*゚▽゚*)o)))
ダンテにソナタ風幻想曲 という
素晴らしい副題がついてくれていてよかったよ(;ω;)❤️
もちろん!単純にタイトルしばりをしたわけでは決してなくて!
私なりに、時代や作曲家、曲の相性を考えた上でのお気に入りプログラミングのつもりです。
だって、プログラム提出した 後に
シューマンにこんなステキなサブタイトルがついてることを知って
「これは!使わない手はない!」と
慌ててコンサートのタイトルを付け直してヤマハさんにメールしたのである(笑)
で、かなりまとまったプログラムになったんやけど
王道すぎてこっ恥ずかしい←ので
チラシには載せてない曲は、クラヲタさんにとってもちょっとマイナー路線の曲も弾いて
ハズそうかなぁとたくらんでいますう( ˘ω˘ )
でもトルコ行進曲とか献呈とか?、皆さん聴き慣れてるであろう曲もあるし
私のカタイ頭で考えたわりにはバランスがいいんではないでしょうか…!
すみません、プログラムフェチなので、くどくどとプログラミングのことばかり書いたけど
そんなことよりまずは演奏やな。演奏演奏。
まだまだ準備に取りかかれていないけど
これからどんな約90分に仕上げていくか、自分でも楽しみ❤️
チケットのご予約は
(株)ヤマハミュージックリテイリング 大阪なんば店
TEL 06-6531-8155
か
本ブログのコメント欄でもお取り扱いいたします!
皆さまどうぞお誘い合わせの上、お越しくださいませ…!
今日のウィーンは気温が12度もあって
なんとあったかい(´;ω;`)ありがとうありがとう(´;ω;`)
毎日これぐらいにして(´;ω;`)
もう先週の雪とマイナスの日々には戻らないで(´;ω;`)
(とはいえ普通に寒いけど)
と思っていたら
日本は25度とかニュースになってて絶句でした。
年末らしくない年末ですが
2018年残り1ヶ月、頑張っていきましょー!٩( ᐛ )و
祝♡ご結婚
あああ〜書きたいことは山ほどあるのに
やらなあかんことが全然処理できてない!!!!!
というのも、今週のウィーンは
最高気温1、2度、最低マイナス6度とかで
雪は順調につもるわ、一日中薄暗いわ
ものすごく活力を削られている(;ω;)
・・・という、はい、言い訳(T_T)
ほんまに寒いのが苦手なので
これからの季節は身体的にも精神的にもしんどすぎます・・・
しか〜し!!
そんな寒さと暗さとつらさを吹っ飛ばす
アツいニュース!!!
中谷美紀さんと、ウィーンフィルヴィオラ奏者ティロ・フェヒナーさんが
ご結婚されました\(^o^)/\(^o^)/
これは話題がホットなうちに取り上げなければいけないー!
そういえば過去にこんなことが↓
懐かしい。
ほんまに、お顔の半分ぐらいがお目目やったよ・・・
そして私、今回のニュースは、まず母からのラインで知ったんやけど
「中谷美紀が、フィルハーモニクスのヴィオラの人と結婚したねーーーーー」
・・・・・え
いや、噂の彼がウィーンフィルやということは知っていた。
けど
その人、フィルハーモニクスやったのーーーーーーー!?!?!?!?
知らんかったんですけどーーーーーーーーー!!!!
かよーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
彼はいつも赤いスーツっていうキャラ設定 笑
ほんでちょうどその日、フィルハーモニクスのピアニスト、クリストフとレッスンやったので
「きみの仲間のヴィオラ、日本の女優さんと結婚したねー!」
とほっかほかの話題を振ってみたら
「そやねん!!!!!それさ!!!!!!!
ついいま!!フェイスブックで知ってんけど!!!!!!!!!」
とか言ってて
アンジャッシュ渡部の結婚・第一子誕生について
児嶋「またネットで知ったぞ!」
みたいで非常にウケました。
いいぞークリストフ!
そんな話題沸騰中のフィルハーモニクスは
12月14,15,16日と
ツアーで関東公演ですよ!(宣伝)
しかし、日本の民放の芸能ニュースでこんなに「ウィーン」という単語が連呼されることは
きっと後にも先にもあんまないやろし、個人的にはめちゃ嬉しいんやけど
ティロさんがベルリン出身なため
またウィーンがドイツやと勘違いされてしまいそうなのが心配である。
「ウィーンに留学しています」
「へぇ~ドイツ!」
「いや、オーストリア・・・」
「オーストラリア?」
っていう、もはや定型文やりとりがまた増える・・・
これを機に
ウィーンはオーストリア(※ヨーロッパ)の首都です!
ということを広める活動にも
より一層力をいれていきます。